見出し画像

「経営企画って何してるの?」 SmartHRから発信する新しい管理部門の形

やまさきゆうじ

はじめまして、SmartHRで経営企画をしています山崎です。「経営企画」というと、どちらかというと大企業の職種というイメージがあり、スタートアップからの発信もあまり多くないのではないかと思います。ここでは、そんなSmartHRにおける経営企画の課題と取り組みについて書いてみたいと思います。

自己紹介

まずは少しだけ自己紹介をさせてください。私は新卒でコンサルティングファームに入社し、経営戦略やM&Aなどに関わった後、外資系メディア・消費財企業にて財務企画を経験し、その後起業を経て2019年11月にSmartHRの一人目の経営企画として入社しました。

これまで、全世界で数十万人の社員を抱えるグローバル企業(の日本法人の末端)から、数人のスタートアップまで、様々な規模・業種の経営に関わる機会を得ました。また起業を機にWebマーケの運用やPythonを使ったデータ分析、LPのコーディングなどをするようになり、テクノロジーの面白みにも気づきました。

このnoteを書いたきっかけ

2020年4月現在、SmartHRに入社して約半年になります。この半年間、様々な課題にぶつかりながら解決策を模索する中で、

「スタートアップで、テクノロジーを活かしながらイケてる管理体制をゼロから作っていくの、めちゃくちゃおもしろいのでは?」

と思ったのがきっかけです。以前の私のように、大企業で経営企画をやっていたり、コンサルタントとして経営に関わっている人たちの中から、スタートアップの経営企画に興味を持つ人がもっと増えると良いなと思っています。

そもそも経営企画のお仕事とは?

現在、私が担っているミッションは、

1. KPI管理・予算計画の策定(管理会計)

2. 内部統制の構築

3. 資金調達などコーポレートアクション全般

の3つが中心です。これだけ見ると、ごく一般的な経営企画の仕事という感じがしますよね(笑)。SmartHRでこれらに取り組む中で、どんな大変さと面白さがあるのでしょうか?

1. SmartHRの管理会計の大変さと面白さ

大変さ
そもそもSmartHRは、SaaSと呼ばれるクラウドサービスをサブスクリプション型で提供する企業です。集客のメインは展示会やWebなどのためマーケティングの費用対効果が分析がしやすく、またサブスクリプションモデルのため売上も予測しやすいのが特徴です。
裏を返せば(以前働いていたメディアや消費財のビジネスと比べて)精緻な管理会計が求められるのです。
一方で、スタートアップの常として、予実分析や管理会計の仕組みがまだ未整備であり、KPIも事業に合わせて変わりうるという難しさがあります。

面白さ
精密な予実管理やKPI管理を行うために、裁量をもってSaaSやBIツールを導入できる環境です。
例として、BIとデータ分析のツールであるLookerが挙げられます。SmartHRでは全社的に多数のSaaSを活用してビジネスを行っており、従来それぞれのSaaSの中にバラバラに存在していたデータを、データベースであるBigQueryに集約し、そこからLookerを用いて分析する試みが部署の垣根を超えて進んでいます(CSの下地さんが書いた記事に詳しいです)。通常あまり管理部門では使われないSaaSらしいのですが、経営企画ではKPI管理にLookerを導入していきたいと思っています。

画像1

(プロダクトチームと同じSaaSで経営もモニタリングしていきたい)

このように、今までの管理部門の既成概念を超えて、テクノロジーの活用にチャレンジできるのは、SmartHRの経営企画の面白みでしょう。

2. SmartHRの内部統制の大変さと面白さ

大変さ
代表の宮田さんのブログにもあるように、SmartHRは事業成長のための選択肢の一つとして海外投資家に向けたオファリングができるような管理体制を構築しようとしています。一方で、スタートアップとしてのスピード感を重視してきたため、それらの整備はまだ始まったばかりというのが実情です。私の今までの職場は、上場済みで仕組みが整っている企業か、上場をしないもしくは当面できない企業しかなく、管理体制の構築はゼロからの勉強となっています。
また、ただガチガチに管理すればいいというわけでなく、SmartHRの事業成長を支える良さでもある「自律駆動」や「早いほうがカッコイイ」という価値観を損なわないようにもしないといけません。

面白さ
SmartHR自体が管理部門向けのツールを作っているためか、管理部門の業務を技術でハックする(改善して楽にする)意識が全社的にとても強いです(情シスのやましゅうさんのツールには毎度感動させられます)。業務を効率化するようなSaaSの導入にはとても積極的ですし、加えて子会社では秘密兵器となる稟議・ワークフローツールを鋭意開発中です(詳しくは経理の稲毛さんが書いたこちらの記事をご覧ください)。
こちらのツールには、初期の仕様策定からSmartHRへの導入まで関わっています。当初、経営企画といいつつ子会社のPMとしての仕事をすることになり面食らいました。しかし、管理部門にいながらにして自社で得られた知見を子会社のプロダクトの仕様に還元し、それがうまくいくほどSmartHRでの仕事も前に進むというのは学びの多い経験になりました。
想定していなかった成長機会がどんどん降ってくるのは、入社前には想像していなかった面白さです。

3. SmartHRのコーポレートアクションの大変さと面白さ

大変さ
SmartHRは、この規模のスタートアップとしては珍しいくらい、様々なコーポレートアクションに積極的です。多様なスキームの資金調達や、上述した子会社設立、そのほかここでは言えないような様々なコーポレートアクションまで。これらすべてに取り組んでいるスタートアップはあまりないのではないでしょうか?
当然ですが、金融業界で働いたことがない私は、毎回様々な金融スキームや会社法について必死にキャッチアップしています。また、次の一手として検討する新規のビジネスや事業領域に競争力があるのか、ある程度技術についての理解がなければ議論ができません。

面白さ
上記のような大変さは、裏返せば濃密な経験ができる環境です。具体的な取り組み内容は、ここでは書けないことも多いので、興味のある方は是非カジュアル面談にお越しください!

経営管理をアップデートしてSmartHRを支えたい

ここに書いてきた仕事の大変さを、全て楽しみながら仕事ができているのは、ひとえにSmartHRという環境によるところも大きいと思っています。
情報がオープンに共有され、「一語一句に手間ひまかける」「人が欲しいと思うものをつくろう」という価値観に象徴されるように、相手への配慮のある親切で大人なコミュニケーションが行われているので、リスクをとって知らないことにもチャレンジする事ができる心理的安全性が高い環境です。また社内政治なども無く、全社的に意思決定が早いので、日々驚くべきスピードで物事が進んでいきます。

そして何より、一緒に働く人です。素晴らしいプロダクトを作るチームと、プロダクトを世の中に広めていくビジネスチームがそれぞれのミッションに全力で取り組めるように、それを支える経営企画もレベルアップしていく必要があります。
さらに、共に働く経営推進グループ(管理部門)は、みな高度な専門知識を持つ信頼できるチームです。

消防団

(経営推進グループ@新年会。遊ぶときは遊ぶチームです。)

この良い組織・カルチャーを壊さず、オープンでフットワークの軽いEX(Employee Experience)の良い経営企画になるべく努力していく所存です。

最後に

経営企画の上記の取り組みはまだ始まったばかりです。
大変さと面白さに共感してもらえる方からの募集をお待ちしています!
特に、下記のどれかに当てはまる方にとっては非常に魅力的な職場だと思います。

・テクノロジーを活かしてもっと経営管理を高度化したい!
・スタートアップの経営管理体制をゼロから作り上げてみたい!
・多様なコーポレートアクションで企業価値を向上させたい!

おまけ

記事中で触れた、SmartHR子会社が開発中のワークフローツールは事前登録の受付を開始しています!興味を持ってくださった方は以下のフォームよりご登録ください。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!