オブシディアン - シャドゥバスター -

闇を覗きこむ宝玉

映画スターウォーズに、
「 Fear is the path to the dark side. Fear leads to anger. Anger leads to hate.」 - 恐れはダークサイドに通じる。恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛へ。
というマスターヨーダの名言がある。

この言葉に準じ、Fear:恐れがダークサイドへの入り口で、つぎに恐れが怒りになったり憎しみになるのであれば、全ての初期段階、つまり、”恐れ”の段階でその波動自体を解決・解消してしまえば、あとにやってくるはずの怒りも憎しみも苦痛も、そのどれをも感じることすらもなくなるはず。

そして、恐れを消すには、恐れをいだかせる原因、
恐させてくる何かをはっきりと理解すること。
”怖いものをただ闇雲に恐れる”のではなく、
しっかりと原因、因子を見つめると、そこに光が生まれ、闇・恐れはきえていくはずなのだ。

シャドウバスター・オブシディアン

この漆黒に輝く石、オブシディアンは和名を”黒曜石”という。
古くから呪術、戦い(刃物等に使われていた)、占い等に使われていたので、聞いたことがある人も多いのではないだろうか。
オブシディアンは昔から人類と近しいところにあった石ではあるが、この石の特性はきっと”武器”ではなく、波動を調整する際に最も発揮されてきたのではと思う。
なぜなら、この石は、人が生きているとどうしても生じがちな黒い部分(ダークサイド)、それをきれいに吸い取ってくれる石であり、また浮世・人の間にうごめく世俗の欲に負けず、なんならそれらを弾きかえすバリアをはってくれるガーディアンストーンであるからだ。


人類の歴史は闘争の歴史だ。
領土の奪い合いや宗教的な対立を繰り返し、戦がなかったことなどないのでではというほどに人の歴史には戦がつきものである。
とはいえ、人々が”好き好んで侵略・戦争”をした、というのははたして何回あるだろうか。過去には好戦的な民族もいたかもしれないが、戦乱のほとんどは民族同士の思想等の対立、政治のもつれ、また、飢饉や圧政に対しての反乱・革命といったところに端を発するのではないかと思う。

理想論であり、夢物語に過ぎないが、この石、オブシディアンを世界のリダーたちがもったならば、つまり、各地域の首脳・首長がアクセサリとしてでもいいから身につけたならば、”我欲”や”ダークな想い”というのが軽減、処理されて、戦いの火種のいくつかは生まれることすらなかったのではないか。

オブシディアンは不思議な石だ。
薄らグレー味を帯びたそのボディはお守りとしての効果を持ちながらも、深く持ち主の”恐れの源泉”とか”ダークサイドへの入り口”、つまり、シャドウの部分に優しく働きかけて、心中で荒れるシャドウを手なずけてしまう。
”自分が〜!”という主張が強めのエゴの部分。
それを手なずけさせたら、この石の右に出るものはいない。

この石はシャドウを完璧に説き伏せるパワーストーン。
この石を持つものには、エゴの暴走が人生から消え、
魂のレールから外れるということもきっと無縁となるに違いない。


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