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<ラグビー>ブレディスローカップ及びザ・ラグビーチャンピオンシップ用オールブラックスのスコッド発表

8月7日から始まる、オーストラリア・ワラビーズとのブレディスローカップ及び8月14日から始まる、ワラビーズ、南アフリカ・スプリングボクス・アルゼンチンとのザ・ラグビーチャンピオンシップに備えた、36人のスコッドを、オールブラックス監督イアン・フォスター、アシスタントコーチのジョン・プラムトリー、セレクターのグラント・フォックスが、19日発表した。

オールブラックス:( )内はキャップ数。
HO:アサフォ・アウムア(2),ダン・コールズ(76),コーディ・テイラー(30)
PR:ネポ・ラウララ(31),タイレル・ローマックス(8),ジョー・ムーディ(50)、アンガス・タアアヴォ(16),カール・ツイヌクアフェ(18)、オファ・トゥンガファシ(39)
LO:スコット・バレット(42),ブロディー・レタリック(83),パトリック・ツイプロツ(38),ツポウ・ヴァアイ(4),サムエル・ホワイトロック(125,キャプテン代行)
FW3列:イーサン・ブラカッダー(2),シャノン・フリッゼル(14),アキラ・イオアネ(4),ルーク・ジェイコブソン(5),ダルトン・パパリイ(5),アーディ・サヴェア(50),ホスキンス・ソツツ(6)
SH:アーロン・スミス(99),ブラッド・ウェバー(9),TJ・ペレナラ(29)
SO:ボーデン・バレット(91),リッチー・モウンガ(24)
CTB:ブライドン・エンノー(1),デイヴィット・ハヴィリ(5),リエコ・イオアネ(37),アントン・リエナートブラウン(50),クイン・ツパエア(1)
WTB/FB:ジョルディ・バレット(25),ジョージ・ブリッジ(12),ウィル・ジョーダン(5),ダミアン・マッケンジー(30),セヴ・リース(10)

トンガ及びフィジーとの2連戦のスコッドからは、HOサミソニ・タウケイアホ、PRジョージ・ボウワーとイーサン・デグルート、SHフィンレイ・クリスティーが外れた。代わりに、PRジョー・ムーディ、オファ・トゥンガファシ、SHのTJ・ペレナラが入った。

一方、怪我で出場機会が未定となっているのは、PRジョー・ムーディ、LOツポウ・ヴァアイ、CTBブライドン・エンノーとなっている。キャプテンのFLサム・ケーン、CTBジャック・グッドヒューは、復帰予定の目処が立っていない。

オールブラックスは、来週クライストチャーチで短期キャンプを行い、8月7日のオークランドで行われるブレディスローカップ第1戦に備える。

8月7日以降の、ザ・ラグビーチャンピオンシップを含む試合日程は、以下のとおり。

8月 7日 オールブラックス対オーストラリア イーデンパーク、オークランド
  14日 南アフリカ対アルゼンチン 南アフリカ
  21日 オーストラリア対オールブラックス オプタススタジアム、パース
      アルゼンチン対南アフリカ、南アフリカ
  28日 オールブラックス対オーストラリア スカイスタジアム、ウェリントン
9月11日 オールブラックス対アルゼンチン イーデンパーク、オークランド
  12日 南アフリカ対オーストラリア シドニークリケットグランド、シドニー
  18日 オーストラリア対南アフリカ サンコープスタジアム、ブリスベン
      アルゼンチン対オールブラックス スカイスタジアム、ウェリントン
  25日 オールブラックス対南アフリカ フォーサイスバースタジアム、ダニーデン
      オーストラリア対アルゼンチン マクドナルドジョーンズスタジアム、ニューキャッスル
10月2日 南アフリカ対オールブラックス イーデンパーク、オークランド
      アルゼンチン対オーストラリア GIOスタジアム、キャンベラ

【個人的見解】
私が選ぶ、オールブラックスの23人は、以下のとおりです。

カール・ツイヌクアフェ、コーディ・テイラー、ネポ・ラウララ、ブロディー・レタリック、サムエル・ホワイトロック、アキラ・イオアネ、アーディ・サヴェア、ルーク・ジェイコブソン、アーロン・スミス、リッチー・モウンガ、セヴ・リース、デイヴィット・ハヴィリ、アントン・リエナートブラウン、ウィル・ジョーダン、ジョルディ・バレット
(リザーブ)
ダン・コールズ、オファ・トゥンガファシ、アンガス・タアアヴォ、スコット・バレット、ホスキンス・ソツツ、TJ・ペレナラ、ボーデン・バレット、ダミアン・マッケンジー

もしジョー・ムーディが戻ってきたら、ツイヌクアフェと交代。ペレナラが間に合わない場合は、ブラッド・ウェバー。ジョーダンもハムストリングスが心配なので、もしだめならジョージ・ブリッジか怪我から戻っていればブライドン・エンノー。

FBは、マッケンジーかジョルディかで迷ったが、フィジカルの強さを長距離キックができるジョルディを優先。マッケンジーは、その特徴であるアジリティーからも、リザーブからのプレーが有効と思う。

オープンサイドFLとしては、ダルトン・パパリイが有望だが、サヴェアとジェイコブソンで対応できるので、フィジカル・スピード・マルチスキルのあるソツツをリザーブに入れたい。BKのリザーブは、リエコ・イオアネは13番CTBとWTBができるものの、やはり信頼感が低いと思う。トライゲッターだけになんとももったいないし、他のチームなら、先発確定も選手でしょうから、ここはオールブラックスの層の厚さから苦悩の選択です。

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