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<ラグビー>南アフリカA対ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ、結果

意外な結果となったが、その背景を知るためにも、はじめにメンバーをご紹介する。

ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ:
ウィン・ジョーンズ、ケン・オウウェンス、カイル・シンクラー、マロ・イトジェ、イアイン・ヘンダーソン、ジョシュ・ナヴィディ、トム・カリー、タウルペ・ファレタウ、コナー・マリー(キャプテン代行)、オウウェン・ファレル、アンソニー・ワトソン、バンディー・アーキ、クリス・ハリス、ルイーズ・リーザミット、リアム・ウィリアムス
(リザーブ)
ルーク・カウワンディキー、マコ・ヴニポラ、ザンダー・ファガーソン、アダム・ベアード、タディグ・バーニー、サム・シモンズ、ガレス・デイヴィス、エリオット・デイリー
(注)当初発表されたメンバーから、SOダンビガー、WTBジョシュ・アダムスがそれぞれ除外されている。

南アフリカA(ほぼ南アフリカ代表):
スティーヴン・キッショフ、ジョセフ・ドゥウェバ、トレヴァー・ニャカネ、エベン・エツベス、フランコ・モスタート、マルコ・ファンスタッデン、ピータースティフ・デュトイ、ジャスパー・ウィーゼ、ファフ・デクラーク、モルネ・ステイン、シブ・ヌコシ、ダミアン・デアレンデ、ルッカンヨ・アーム、チェスリン・コルベ、ウィリー・ルルー
(リザーブ)
マルコム・マルクス、コーニー・ウーストハイゼン、ヴィンセント・コッホ、ニコラアス・ヤンファンレンズブルグ、ラインハルド・エルスタッド、ハースケル・ヤンチース、じぇっしー・クリエル、ダミアン・ウィルムゼ

得点経過等

6分、南アフリカA10番SOモルネ・ステインがPG、3-0。
12分、南アフリカA11番WTBスブ・ヌコシがトライ。ステインのコンバージョン成功で、10-0。
27分、ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ10番SOオウウェン・ファレルがPG、10-3。
32分、南アフリカA13番CTBルッカンヨ・アームがトライ。ステインのコンバージョン成功で、17-3。
38分、南アフリカA9番SHファフ・デクラークがシンビン。
39分、南アフリカA6番FLマルコ・ファンスタッデンがシンビン。

前半、南アフリカA17(2T2C1P)-ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ3(1P)。

43分、ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ1番PRウィン・ジョーンズがトライ。ファレルのコンバージョン成功で、17-10。
51分、ファレルがPG、17-13。

後半、南アフリカA0-ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ10(1T1C1P)。
合計、南アフリカA17(2T2C1P)-ブリティッシュアンドアイリッシュ・ライオンズ13(1T1C2P)。

南アフリカAが、2009年にケープタウンで13-13のスコアで引き分けて以来の、歴史的な勝利。ただし、実質南アフリカ代表と同じメンバーなので、来週からのテストマッチが楽しみになってきた。このままであれば、南アフリカ優勢と見られる。

そして、ここでシリーズ勝ち越しとなれば、ザ・ラグビーチャンピオンシップで南アフリカは有利な立場に立てそうだ。しかし、このゲームでもそうだったが、2019年RWC優勝チーム同様に、FWとキックによるまったく面白くないラグビーをメインにしているため、ラグビー界の発展には寄与しないのではないか。やはり、オールブラックスを頂点とする、エンターテイメントなラグビーを志向してもらいたい。

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