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RiseUp with ServiceNow: すべての人にデジタルスキルの機会を提供する方法

下記ブログの翻訳です。日本のライザップ(RIZAP)は3ヶ月でダイエットして、体質改善をすることで人生を変えると言われますが、ServiceNowのライザップ(RiseUp)はデジタルの世界へと人々を誘います。
(2022.11.17版)

https://www.servicenow.com/uk/blogs/2022/riseup-servicenow-digital-skills.html

現代社会では、あらゆる企業がテクノロジー企業でになっています。  銀行、製造業、小売業など、どの業界においても、オンラインシステム、モバイルアプリ、自動化されたプロセスを目にすることができます。工場では、生産性を高めるために自動化された製品ラインを使用しています。消費者はボタンをクリックするだけで、商品やサービスを注文します。ほとんどすべてのものが、大量のデータに依存しているのです。  

これは良いことですが、デジタルビジネスへの移行に伴い、新たな課題も発生しています。  このデジタル化の恩恵を受け続けるためには、デジタル化を理解する人財、つまり製品ラインのプログラミングやデータの分析・解釈ができる人財がもっと必要です。そのような人財の需要に応えられていないのが現状です。  

ServiceNowでは、技術職を希望する人には、経歴や経験に関係なく、必要なサポート、リソース、トレーニングを提供したいと考えています。   

技術系の大企業として、私たちはこれを実現する唯一無二(ユニーク)な立場にあるのです。  このプログラムは、2024年までに世界中で100万人がNow Platformを利用してスキルアップできるようにRiseUp with ServiveNowは設計されています。 

デジタル技術のスキルギャップを理解する   

 スキル不足に対処することは、ServiceNowの全員が非常に熱意をもって取り組んでいます。Digital Economy and Society Indexによると、ヨーロッパでは70%以上の企業が適切なデジタルスキルを持つスタッフを欠いています。また、この状況は全世界でほぼ同じです。

IDCによると、2025年までに90%の組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)関連のITスキル不足を経験することになります(1)。これは企業の前進を妨げるだけでなく、「"製品リリースの遅延"、"顧客満足度の低下"、"ビジネスの損失により"、2025年までに世界で6兆5千億米ドル(訳者注 約1,000兆円;2021年の日本の国家予算の10倍)以上のコストがかかる可能性があります」とIDCは付け加えています。 

英国および欧州におけるスキル格差への対応 

 社会経済的な理由で正式な教育を受けることができない、または利用できる仕事に気づいていないなどの理由で、技術産業の潜在的な人材プールのかなりの部分が未開発のままになっています。 

EMEA (Europe and Middle East, Africa)では、我々がデジタルエコノミーに参加し、新しいキャリアの可能性を模索するのを支援することを使命としています。RiseUp with ServiceNowの一環として、さまざまな取り組みが用意されています。  

当社のパートナー・プレースメント・プログラムは、お客様やパートナーの皆様がオンデマンドで利用できる、信頼性と持続性のある人財のパイプラインを提供します。すでにFDM Groupを含むいくつかのパートナーが署名しています。 

また、NextGenプログラム(訳者注 リンク先は日本サイトへと変更)もヨーロッパ全域で展開し、成功を収めています。このプログラムは、技術的な教育をほとんど受けていない人々が、業界で役割を確保できるよう支援することを目的としています。 

参加者であったWaled Bajukhaifは、このプログラムの利点について次のように語っています。  「特に素晴らしいのは、理論的な作業と実践的な経験のバランスがとれていることです」と彼は言います。

「コースを通じて、自動化、モバイルアプリケーションの設計、サービスポータルの構築方法などのスキルを学ぶことができました。知識だけでなく、実際の経験を積んだ上で "現実の世界 "に向かうことができるので、実践的な要素は本当に大きな違いです。」  

Bajukhaifは、プログラム参加後すぐにServiceNowのパートナーであるUP3社に就職し、技術業界で成功するキャリアを築いています。  

ドイツでのNextGenプログラムは今年で5年目を迎え、ミュンヘン工科大学(TUM)と連携して実施されました。TUMのティーチングアシスタントであるMartin Kauschinger氏は、参加者がこのプログラムに期待することを次のようにまとめています。  

「状況が様々に異なる企業の実情を教えます。企業の規則や厳しい納期に従って働いてもらい、現実の世界で雇用主が行うのと同じように、実際の責任を負わせています」。  

さらに、英国のノースイースタン大学との提携など、大学と教育・実社会の連携が進んでいる。実際、英国政府の教育省は最近、ServiceNowとノースイースタン大学に、政府の生涯技能保証の一環であるSkills Bootcampを通じて、さらに250人の参加者の技能向上を図る契約を締結しました。 

RiseUpとServiceNowの未来 

 RiseUpとそれに付随する取り組みにより、技術業界で成功するために必要な、重要な業界知識、実践的なデジタルスキル、実地体験が候補者に提供されることになります。また、社内アカデミー、非営利団体や政府機関とのパートナーシップ、世界初の実習制度など、その他のメリットも提供しています。  

また、このプログラムでは、さまざまなバックグラウンドや経験を持つ候補者を歓迎し、賞賛しています。これによって、多様な人材を業界に配置し、最終的にはスキルギャップをすべての人のチャンスに変えるという、より大きな役割を果たすことができると信じています。  

RiseUp with ServiceNowプログラムの詳細については、こちらをご覧ください。

(1) IDC FutureScape: Worldwide Future of Work 2022 Predictions, Doc # US47290521, October 2021より

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