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見ているものを言葉だけで誰かに伝えようとすると見え方が変わった話

おはようございます。大好きな映画の続編製作が始まっているのですが、昨日は制作中の脚本を読む機会がありサントラを聴きながら次回作の妄想をしていたプラントサーカスの平井です。胸がドキドキワクワクでしています🌠

ボクの部屋には、メルカリ出品本を入れた箱があります。箱の中の本たちはもう1年くらい買われることなく、次の居場所を待ち続けています。なんとなく背表紙を眺めていたら、「本音で生きる」というホリエモンの本が目に止まりました。メルカリで買って、メルカリで売る。メルカリで買って残っている本は写真集くらいです。本当に欲しいと思った本は、ちゃんと買って著者の人を応援したい。図書館で借りて良かったと思う本も買うし、図書館の順番待ちが時間の無駄に感じたときも「この本は買ってでも読むべき本」と判断して買っています。お陰様で本棚に入りきらない本で机の上に塔が4つも建っています。本棚に片付けるのが面倒だという理由もあるけれど、読みたい本はすぐに読めるようにしておきたいんです。大体3冊くらい並行して読みながら、休憩で左側に積んでいるお気に入りの本たちを適当にページを開いて読む。そして昨日は一番上に積んでいた本の帯のコピーに誘われました。

一日の終わりに訪れる
摩訶不思議な「よる」の世界。

本の表紙は、夜の海に小さなボートに2匹の猫が乗り込み、ロープで捕まえた星の口から小さな金平糖のような星を吐き出させ、猫と同じくらいの瓶に入れている様子が描かれています。星の身長は猫3匹分くらいで、口の中は白色から深緑色へのグラデーション、前歯が2本だけ生えています。猫はじぶんと同じくらいのサイズの瓶を両側から、倒れないように支えています。茶色い猫は眼鏡を掛けていておじいちゃんのような優しい表情をしており、手前側で後ろ姿が描かれている白猫は孫のように見えます。ボートの端にぶら下がって海に浸かっているJ形の棒は、錨かと思ったけどおじいちゃん猫の杖のようでもあります。空には満点の星。水平線の左側には山があり、猫たちはその山から海まで星を捕まえにきたのかと想像させられます。星に巻き付いているロープの長さが猫10匹分くらいなので、この星は流れ星として空から降ってきたところを茶色い猫がタイミングよく捕まえたのか、もしかした海の中にいた大きな黄色く輝くヒトデなのかもしれません🌟

先月の黒木渚の棘を聞いていると、2人で美術館へ行き、1人が目を瞑り、もう1人が目隠しをして美術作品の解説をすると、見るだけでは気付けなかったことに気付けるというアイデアを知りました。さらに先週末に、目が見えない人の生活について、ユーモアをたくさん取り入れて書かれた本を読みました。その影響で実際に、ひとつの絵を言葉で表現したらどうなるか試したくなったので試しました。うまく伝わっていないと思うけど、ボクはいつもより絵を注意深く見れました。

「どう言葉にすれば読んだ人がイメージしやすいだろう?」

普通に絵を見ているときには、これまで考えたことのない問いでした。今回言葉で紹介した表紙を本屋さんで見かけたときに、このnoteと繋がればとても嬉しいです。すでにこの本を持っている方もいるかたは、私ならどう解釈するか想像してみてくださいね。

それでは素敵な火曜日をお過ごしください🌿

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