見出し画像

中望遠スナップに苦戦しています

こんにちは、平井です。

note書き初めで「中望遠レンズをメインにします」と宣言してから、3日間試しに散歩しながら700カットくらい撮りました。X100Vと比較するとかなり近いので、撮りたいと思った風景に遭遇してもなかなかファインダーの中に収まってくれません。限界まで後ろに下がっても駄目。「撮りたい」をアップデートする必要があるようです。この考えはX100Vだけで撮っていては気付けなかったので、早速56mmをメインにして良いことがありました。

以降は、ボクのメモです。このnoteで伝えたいことは、中望遠スナップに苦戦していることと、「普段使っていない焦点距離を意識して使うと良いことがあるかも」ということの2つです。お正月で皆様お忙しい中、noteを読んでいただきありがとうございました! とても嬉しいので明日も時間を見つけて撮ってきます。最後にボクが狭い道で苦戦しながら撮った写真を載せます。

画像2

なぜ苦戦しているのか?

ソール・ライターの写真集を見て、こんな写真が撮りたいと思い、どうやって撮ったんだろうと想像し、何故こう切り取ったのか考え、街へ出て写真を撮り、上手く撮れないことに気付く。何故撮れないかを考えて、どうしてこう切り取りたいのか自問自答する。

この3日間はこの繰り返しで写真を撮っていました。ソール・ライターといえば、雨や雪の日にガラス越しに撮影した写真や、隙間や空間に綺麗に人を配置した写真をイメージする人が多いと思います。Early Colorの表紙にもなっている、板の間から人々が生活している様子を覗いているように撮影された写真はいつか撮ってみたいと思っていました。実際、街を歩いていて気付いたのですが、まず板と板の隙間が見つかりません。お正月ということもあり、工事屋さんもお休みやし、そもそも板を運んでいるトラックに遭遇した機会なんてこれまでを振り返ってもほとんどなかったんです。そもそもソール・ライターが見つけた板がトラックに乗ってた板かも不明ですが。大阪と60年前のニューヨークの違いを新年早々突きつけられました。しかし、ここは2022年の大阪。60年前のニューヨークには存在しない「隙間」は絶対にあるはず。遠近法を利用したり、目に入ったもの全てに隙間がないか色んな角度から見たりして歩いていました。こうして文字にすると、自分のことやけどちょっと引く。結局、納得できる写真は撮れていません。2022年はまだ始まったばかり。夏頃には3枚くらい納得できる隙間に出会えてたらいいな。最後にとりあえず見つけた隙間で撮った写真を載せておきます。供養です。

画像3

これからどうする?

1月はとにかくソール・ライターは写真をどんな風に撮っていたのか、写真を真似しながら追いかけます。毎日写真集を見て、街を歩いているときに似たような場面に遭遇すると、写真が鮮明に思い浮かぶくらいに読み込みます。掲載写真がどう撮られたか撮影の様子を想像しながら。真似するときの基本ですね。ソール・ライターのドキュメンタリー映画「急がない人生で見つけた13のこと」の中で、撮影当時のソール・ライターが撮影している様子は見れるのですが、晴天の日に近くの公園で撮っている風景でした。雨や雪の日にガラス越しに撮っている様子も見たかったな。でも、見れないなら自分で経験すれば良いので、雨が降った日にガラス越しで撮れる場所探しは必須ですね。

最後に

長いメモになりました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。中望遠スナップに苦戦していると書いてますが、思うように撮れなくても写真撮ってて楽しいです。もし、なんでも想像したようにすぐ撮れてしまったら、絶対写真撮ってても面白くないと思うんですよね。これはどのジャンルにも言えると思います。ほんま写真っておもしろい!

写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!