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子どもたちと初めてのお花見が楽しみすぎて20時に寝た話

こんにちは、平井 @yuji87 です。

お昼休みに妻から明日のお花見に関する業務連絡が届いた。その中にレジャーシートの記載があったが我が家にレジャーシートは存在しないので、購入よろしくということだ。どんなレジャーシートを買おうか、午後からの仕事をしながら想像は膨らむ。赤、青、黄、緑などたくさんの色で構成されたものや、定番のブルーシート、せっかくだからキャラクターものもあったら選択しても面白そうだ。決定権はボクにあるので選びたい放題。あとはコーナン次第である。

定時後、すぐに電車に飛び乗ったボクは、寝過ごすこともなく最寄駅で降りた。塩谷舞さんの著書「ここじゃない世界に行きたかった」を読んでいると、降りれなくなりそうだったから6つ前の駅で本を閉じて正解だった。車窓の向こう側には桜の定番スポット。夜桜を楽しむ人たちを迎えるために提灯は今年も無かった。1年経っても人は目に見えない存在の恐怖から逃れられなかった。来年は桜見ながら宴会だ!とか言ってた自分が情けない。それでも、状況はかなり良くなっているように感じる。もし雪が降っても何も気にすることなく、桜と雪の共演を写真に収められる。

コーナンに向かう途中に100均がある。ふと目をやると、シーズンと書かれた看板が掲げられていて、レジャーシートの気配を感じたボクはお店に引き寄せられていた。陳列棚には新学期を迎える人たちをお祝いするかのように手提げ袋がたくさん並んでいた。子どもが見てもあまりときめかなそうだったけど、最近の小学生はキャラクターものには興味はないのかもしれないと妙に納得した。レジャーシートがないことを確認したボクは閉店20分前のコーナンに入店した。入ってすぐに迎えてくれたレジの女性が素敵だった。他のお客さんと話をしていたので、売り場を尋ねることは諦めてしばしの探索を楽しむことにした。エスカレーターを登ると、すぐに行楽用品コーナーがあった。探索を楽しみたかったボクは見なかったことにして店内を1周した。1週間前くらいにも買い物に来ていたからほとんど変化は無かったけど、お菓子コーナーのかっぱえびせんが他のお菓子より圧倒的に減っており、気付いたときにはカゴの中に2つ放り込まれていた。明日の花見が楽しみだとそのままレジに向かいそうになった。よくあることだ。今日はちゃんと思い出せたので、行楽用品売り場へ再び向かう。

紙コップ、割り箸、紙皿、ストロー。それらを見ているだけでなぜかワクワクした。レジャーシートは端っこにぶら下がっていた。定番のレジャーシートはなく、アンパンマン、パンダ、赤白の縞々、サーカスのキャラクター小さく描かれたものがあった。ほとんどが一人用で、サーカスのキャラクターが描かれたものだけが唯一2人〜3人用の記載があり、ボクはほとんど悩むことなくGREEN JAMBOREEと書かれたレジャーシートを持ってレジに向かった。2階のレジの女性も素敵だった。買い物袋を忘れたボクは3円の透明な袋にレジャーシートと、かっぱえびせんを2袋入れた。家は駅の反対側なので再び駅の横を通ったのだが、陽気な袋をぶら下げている自分が妙に恥ずかしくなり、袋が自分の正面に来るようにもち早足で帰った。

子どもたちはすでに寝ていた。ボクも晩御飯を食べて20時に寝た。目が覚めると外で電車の音が聞こえた。外はまだ暗かったので始発が動き出したかと思い、お花見の準備をするためにトイレに向かった。0時だった。眠気が全くなく気分爽快だったボクはなんだか得した気分になり、明日の朝する予定だった仕事をして、写真を見て、このnoteを書いた。子どもたちと初めてするお花見。晴天に恵まれそうで何よりだ。心配なのは親の体力くらいだ。最近ますます活発になった子どもたちにそろそろ負けてしまいそうだが、かっぱえびせんを一緒に食べながらゆっくり桜を楽しみたい。

写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!