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2018年5月の日記4 台湾映画をよく観て、引っ越す準備

5月某日
『藍色夏恋』をスクリーンで観た。よかった! 時代的に
「これだよ! わたしの青春!」
っていう感じがして、こっぱずかしくって懐かしくってどきどきした。好きな人が飲んでたジュースの空き缶、家にもって帰ったり、してた!

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5月某日
弾丸で関西に帰省。おばあちゃんとお喋りしまくる。おばあちゃん、残り物のワインで胡瓜の漬物をつくりはじめる。
「おばあちゃんのアイディア料理よ」

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5月某日
『ヤンヤン 夏の思い出』を観る。前にDVDで観たことはあるんだけど、やっぱりスクリーンで観た方が楽しい。エドワード・ヤンの映画って、映画を観る悦びに満ちてて、大好き。

5月某日
引っ越しをしなければならないので、朝一番で内見へ。
古いアパート、内装をリノベーションしていて、快適そうだし狭くないし、私は悪くないと思ったんだけど、どうしてもパートナーの顔が暗い。聞くと「隣り、やばそうじゃない?」
とのこと。どんな人が住んでるか、そこまではわからないので......と不動産屋さんも困り顔。早く決めないといけないんだよな~とそこで悶々し始めたら、不動産屋さんがパソコンを出して、その場でバンバン検索してくれて、急遽明日も内見に行くことに。物事のころがるスピードの速さったら。


5月某日
内見。初めて降りる駅だけど、なんとなくいい感じ。もしかしたらこの街に住むかも! という気分が高まる。
なぜなら前日、バレエのレッスンで先生や仲間たちに
「明日、●●に内見にいく」
といったら
「え? 前に住んでたけど、めっちゃいいよ!」
「近くに住んでるけど、めっちゃいいっすよ!」
とおすすめされまくり、すっかりその気になったから。
2軒みせてもらい、二者択一~って感じで、一旦保留にし、新宿へ向う。
ライター神田くんpresenntsの山中湖・ホトリニテ合宿に行くのです。

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*追記*2022.5.11

藍色夏恋、いい映画。ヤンヤン夏の思い出も大好きです。

最初にいった物件は下北沢。ミスドの近くの路地を進んでいった住宅街にある古ーいアパートでした。内装リノベ済みで、家賃のわりに広々してて、なにより下北沢だし〜って私は思ったのでした。ただ、世捨て人が隣に住んでいる気配がムンムン……家にいる時間が長いのは家族のほうなので、断固とした反対にあいました。
このときの担当さんがいい人で、険悪になった私たちをフォローするかのように上町の物件を提案してくれました。
「かみまち?ドコ……?」

豪徳寺にも近い、と聞いて、友だちがそのへんに住んでいたこともあり心の敷居down and down。

ちなみに、このときは、もともと実家にほとんどの荷物を置き、練馬の親持ち物件にパラサイトして2拠点ライフをしてたのですが、色々あって「練馬の物件はなくなります!」と親から勧告されたたため、早急に都内の拠点をつくらなければならなかったのです。

大掛かりな引っ越しをするつもりもなく、キャンプのように暮らしていこう、とりあえず仮で! というテンションだったので、広さは重視せず、立地や面白さで選んだ物件……まじtiny。このときはまだ『おうち生活』がやってくるなんて夢にも思ってませんでした。
朝に出掛けて夜帰る生活。寝られればいいサ……。そして選んだ新築ワンルーム・ロフト付き。4年経って、引っ越した今は成人ふたりが暮らす部屋じゃなかったな……と思いますが、当時は「振り切ったほうがおもしろいだろう!」と自分を納得させていました。

街に対する愛と工夫で乗り切りました。上町ほんとうにいいところでした。


日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。