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航空業界のSDGsに関連した各種取り組みに注目してみた

入国規制の緩和に伴い、街中には外国人旅行者が増え始め、以前と比較しても海外旅行がしやすくなっていますよね。
行動制限が緩和されている今、休日に旅行をされるという方、特に飛行機を使っての旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍で大きな影響のあった航空業界ですが、行動制限や入国規制の緩和によって利用者も増え始めています。
今回は、ここ数年さまざまな変化があった航空業界(ANA・JAL)におけるSDGs達成に向けた取り組みに注目していこうと思います。

食の多様性に対応する取り組み

海外と日本をつなぐ航空業界において、ベジタリアン食など食の多様化への対応は以前から取り組まれていました。最近は、国際線の利用が本格的に再開されたり、環境に配慮する目的で機内食でもさまざまな工夫がなされています。

ANAでは、ヴィーガンやベジタリアンなどを対象にした機内食メニューが刷新され、大豆ミート(代替肉)や豆腐を使ったラザニアなど、動物由来の食品を使わず、国産食材にもこだわったものが提供されています。


JALでは、一部路線においてワカメ由来の「ツナ」を使用したラップサンドの提供が2022年11月1日から2023年2月28日の期間限定で開始しています。ワカメ由来の「ツナ」は水産資源の代替として注目されており、さらに、ラップサンドに使用されている調味料は動物由来の製品を一切使用していないため、ベジタリアンやヴィーガンの方でも楽しめるメニューとなっているそうです。

プラスチックの削減を目指して

ANA、JALでは、プラスチックごみを削減に向け、これまで機内食で使用していた容器やトレーマットが紙製品に置き換えられています。

具体的な取り組みは以下の通りです。

<ANA>(プレミアムクラス
・使い捨てプラスチック容器を、再生紙を使った紙製容器へ変更
・プラスチック製カップや容器の中の仕切り、おかずカップなども紙製品に変更
・使い捨てプラスチックを使用していたスープボウルやお椀も、繰り返し使用可能なリユース品へと変更
削減プラスチック量:年間約158トン
※参考:https://www.ana.co.jp/ja/jp/brand/ana-future-promise/resource-recycling/2022-11-15-01/

<JAL>
・主菜用の容器と蓋、トレーマットを紙製品に変更
削減プラスチック量:主菜用の容器と蓋で約150トン、トレーマットで約25トン
・小鉢の蓋とアルコール飲料用のプラスチックカップを再生プラスチック製品に変更
削減プラスチック量:年間311トン
※参考:https://press.jal.co.jp/ja/release/202211/007033.html

おわりに

今回ご紹介したものはほんの一部になっています。
これ以外にも航空会社各社では、SDGsに向けてさまざまな取り組みを行っています。
久しぶりに飛行機での旅行を計画されている方は、こうしたさまざまな変化にも注目しながら旅行を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

以上、ゆいまーる広報部でした!

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