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タイタニック号を何十回も沈没させる日々

最近、作業用BGMとして『タイタニック』をテレビで流している。タイタニックは今年の5月にテレビで放送されたものを録画したもので、CMも含め、前編と後編の合計4時間ある。子どもが、子ども部屋ではなく居間で宿題をしているような感じだろうか。noteを書くとき、仕事で書き物をしているときなどに流している。先月からこの方法にハマっているので、今日でもう何十回目かになっている。

「さて、今日もタイタニック号を沈没させるか。申し訳ないけど。」

という謎の気持ちで再生し、仕事をしている。(どんな心境だ)

私は気に入った動画(テレビ、DVD、Youtubeなど)を何度も繰り返しみるのが好きだ。何十回も見て、セリフも覚えるぐらいになる。そのような動画を作業用BGMにすることが多い。ただ単に好きな動画であれば食いついて見てしまうが、物語の展開も覚えていてセリフも覚えているような動画であれば、興奮せずに聞き流すことができるのでBGMにしやすい。

特に、文章を書くときは日本語のものより英語の会話の方が聞き流しやすい。日本語だとちゃんと聞き取れちゃうので耳に入って残りやすい。『BACK TO THE FUTURE』もセリフを覚えてしまうぐらい好きで、一時期はBGMにしていたのだが、わくわく感が大きすぎて、また、視覚的にもとても楽しいのでつい見てしまう。

タイタニックも名作で楽しめる映画ではあるが、主人公を含め多くの人が亡くなってしまう悲劇の話であり、話の途中でも階級格差や男女格差などが描かれていて、ハッピーだけではない部分が興奮を抑えているのかなと思っている。船が氷山にぶつかった後、船長や設計者が集まり船が沈没することを確信するシーンなども、肝が冷えて集中するには丁度いい(?)

ASMR(例えば『ポテチを食べる音』)については「何が良いんだ?」と理解できずにいたが、私のこの状況も大概かもしれないと最近気付いた。

それにしてもタイタニックは名作ですね。子どものときは理解できなかったことも多くて分かりませんでしたが、大人になって改めて見て、良い作品だなあと思います。丁寧に作られた作品だからこそ、何度も触れていても嫌にならないのかなとも思います。