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[3DP]3Dプリンタの紹介

私が使用している3Dプリンタを紹介したいと思います。2台とも熱融解積層方式(FDM/FFF)のプリンタです。

1. FLASHFORGE社 Adventurer3

私が初めて購入・使用した3Dプリンタで、幅150mm x 奥行150mm x 高さ150mm までの印刷が可能です。メイン機体として使用しています。

金管楽器用のマウスピースを自作したいと考えたのが購入のきっかけ。積層痕があるので印刷後の仕上げは必要ですが、実用レベルのものが出力できます。

ノズル温度は240℃まで上がるので、PLA・ABS・PETG等の一般的な材料は印刷できます。wifiでのファイル転送にも対応しており、印刷サイズが問題なければ非常に使いやすい機種です。

2020年末に1万円値下げして、58,000円(税別)になりました。印刷精度が高く、メーカーサポートも非常に優秀なので大変おすすめです。購入後2年保証。Amazonからも買えますが、保証のためにも公式ショップから買うことをお勧めします。

その他、詳しいスペックはメーカーHPを参照。

2. Creality社 Ender-3 pro

これはAdventurer3を購入してから4か月程度経ってから購入した機種です。

理由は、(1)より大きなサイズの印刷をするため と、(2)安価な機種の評価のため です。

Adventurer3よりも一回り大きい、幅220mm x 奥行220mm x 高さ250mm までの造形が可能。ノズル温度は255℃まで上がるので、PLA・ABS・PETGなどは問題なく使用できます。データはMicroSD経由で転送。

また、価格もお手頃で、Amazonで32,900円(2021/3/2時点で10%OFFクーポンあり)。私はセールで購入したので25,000円程度でした。

しばらく使ってみた感じ、造形精度もそこそこ良いので、品質をとことん追求するわけでなければ十分かと思っています。

ただ、安いなりの悪さもあります。

・製品品質:購入時点でマザーボードが壊れており、ヒートベッドが動作しませんでした。出品者へ連絡したところ代替品の基板を送ってもらえたので解決済み。

・組み立て:自分で組み立てが必要です。YouTubeに組み立て動画があるので、1時間~2時間程度で組み立て可能。

・印刷品質:Adventurer3と違い本体回りの囲いがないので、室温の影響をもろに受けます。寒い部屋で出力する場合や室温の変動が大きい場合には、印刷品質が悪くなりやすいです。

・保証・サポート:ありません。

デメリットを受け入れられるのであれば、コスパが非常に高く十分におすすめできます。

オープンソースで改造の自由度も高いので、自分でカスタマイズしていく楽しみもありますね。この辺りは別記事で紹介したいと思います。

まとめ

Adventurer3:全体的に高い水準でまとまっており、予算が許すのであれば非常におすすめできる機種

Ender-3 pro:コスパが高いが、製品品質・サポートに難あり。トラブルは自分で調べて解決するから問題ない、と言える人向け。自分でカスタマイズする楽しみあり。

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