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8月の現状

先月、バンドのYouTubeチャンネルにドラムを叩く自分の動画がアップされた。

おー、noteにURL貼るとこうなるのか。初めてだったもので。すごいな。あ、で、まぁ、自分のドラムの腕といえばおよそ他人に誇れるものではなく、プロやちゃんと勉強してる人からしたら「なってない!」って怒られるレベルのそれである。ちゃんと勉強もしてないし、楽譜も読めない、リズム感もない。ほんとだったら外に出すのが恥ずかしいレベルだとは思うんですがそれはそれ。僕自身はやっててものすごく楽しいし、下手は下手なりに輝くものがあるかもしれないし(おまいう)、何より人前に晒すことで上手くなるきっかけにしていこうという魂胆です。

頭の中で鳴ってる音を実際に出すにはまだまだ技術が追い付かないのでやはり勉強しなきゃなと公開されてみて改めて思いました。

話は変わって今月16日、4年ぶりに書いた脚本が上演される機会に恵まれました。

プロの声優さんによる朗読劇、そのうちの1作品を手がけました。原作をモチーフにした怪談で10ページ弱の短編。それだったら俺にも書けるんじゃないか? いや、そんな脚本家という仕事をナメた感じでは決してありませんが、ちょうど落語や講談に触れていた時期だったので自分も何か物語を紡ぎたいという気持ちが首をもたげたのです。

意を決して手を挙げ、正式にやることにしたものの、脚本を書くのも久しぶり、朗読劇なんて12年前にやはり声優さんたちに書き下ろして以来。というか朗読劇自体多少観たことはあるけどどんな感じだったっけ? てか俺もやったことあるじゃん。でも脚本の書き方は? まぁとりあえず書いてみるか。えっと原作は…みたいな感じで書き始めて、なんとか〆切前に完成稿を提出するにいたった。

無理はしなかった。出来ることをした。プロでもなければ脚本を書くための筋トレを普段からしているわけでもない。これまで書いてきた経験や即興芝居で学んだ物語の発展の方法をフルに活かした。

そう。無理をしなかった。ここで先述のドラムの話と繋がります。頭の中のイメージを実際の表現という形にすることは難しいです。イメージの豊かさとは別の、外に出す技術も必要になってきます。だから、慣れていないことに関しては無理をしない。範囲を決めたらその中を充実させることに努める。手を伸ばすのは大事なことだけど、引っ込められないところまで伸ばさない。今回の脚本の件でいえば、変に枝葉を伸ばさず、無理のないところで収めた。ありきたりかもしれないし、言葉足らずかもしれない。でも想像の余地はある。言葉で説明しすぎる表現へのカウンターの気持ちは多少、ある。
ドラムで言えば、なんだろ、もっと基本の8ビートで叩いてもよかったのかもしれない。曲が曲だからって変にそれに寄りすぎないというか。でもまぁドラムは背伸びしてもいいのかもな。実験要素の強い自主企画だし。またやります。脚本ももっと普段から筋トレしたい。トイレに行きたくなったので今日はこの辺で。

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