伝える。

言葉にできていないことにより、伝えることが疎かになっていたことに気づいた。話をして伝えることが「ド下手」なんだと言っていた自分は、ただ「言葉にすること」を怠っていただけだと気づいた。当たり前なことだった。音声コミュニケーションで発することができるのはまず「言葉」なのだから「言葉になっていないもの」を伝えるのはどんなに上手くても難しいものだ。これまではそんな状態のものを発していて、一体どうやって伝えていたんだろう。きっと声のトーンや勢い、姿勢や何かでなんとなくの雰囲気を伝えていたんだろう。もちろんそこも大切だ。何かは伝わるだろう。でも、そこに本当に伝えたいものが込められていたかというと、とても曖昧な状態なものだったんだろう。私は言葉にすることをもっと大切にしなければならない。言葉にすることを怠っていては、伝わることはいつまでも曖昧だ。