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りんごを求めて歩いた日に〜寒くないのに猛烈にあったまる、ありあわせの適当スープ

今日のパリは、とても暖かかった。
ニットに革のブルゾンで出かけたら、有働さんもびっくりのかなりの脇汗。

私が火照ってるのかなんなのかはわからないけれども。
更年期にしては早くないか?誰か早いと言ってくれ。

・・・

本日は、朝ふた仕事くらい終えたあと、午前中マルシェの手芸屋で犬服用のお安いミシン糸を購入。なんでも揃う、マルシェ。

午後はどこでもいいからパリ市内にあるリンゴストア🍎に行きたかった。

かれこれ5年以上使って、皆さんご存知のように定期的に心霊写真が撮れてしまう私の瀕死iphone 6S plus

いい加減買い換えようかというムードが自分の中で高まる昨今、先んじて入手した比較レビューやアップル信者の方々の記事を毎日見ては、あーでもないこーでもないと、迷いに迷いまくっている。

まあ、こうやってスペックで迷ったときは、直感に頼るに限る。
proのブルーが美しそうだなあなんて思いながら、現物を見なくては始まらないと。発売前に現物を見比べておきたかったのだ。

ちなみに週末、Fnac(電化製品や書籍やゲームを扱っている大手チェーン)に見に行ったところ、発売前のせいか11しか展示されておらず。これは今週どこかで本家本元を訪れたいと思っていた。

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相棒とともに、メトロで右岸に渡る。
ちょうど欲しいものがあったので、スタートはいつものように、パリの合羽橋。

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美しい紅葉とゴミ箱。パリっぽい


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同い年くらいのグルメ専門本屋。もれなく立ち寄る。


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合羽橋にお目当てのものが見つからず、散歩モードでオペラ方面へ。
これは何かの教会前。


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工事中でもアート心


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ギャラリー・ヴィヴィエンヌの床に同化する相棒

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ギャルソン休憩中

オペラ方面に来たら、大体毎回立ち寄ることにしているパレ・ロワイヤル。

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ボジョレー通り側から入場。ボジョレヌーボー来月か


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紅葉ははじまりかけって感じかな

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優雅に噴水周りで読書とかしたいわよね


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心なしか、前回より人出がかなり多い


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そして今日もしょぼーん

ヘルシー&ビューティー系に造形の深いご近所カフェ友のEちゃん。先日、ロシアンたらこ缶⇄Ogataのレーズンサンド(激うま)の物々交換的朝活を一緒にした際、目下の悩み「不眠」についてアドバイスを乞うたところ、5つくらい素敵情報をさささっと教えてくれた。アンテナがさすがすぎてすご。

こちらEちゃんのコラム↓


その中のひとつ、手軽に試せそうなハーブティーを買いに、パレ・ロワイヤルそばのこちらのお店へ。

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店内にいるだけで健康になれそうな気がするハーブ専門店


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おすすめの不眠にきくやつ、買うた

今こちらを飲みながら書いてるのだが、いい感じにボーッとしてきた。急ごう。

さらにてくてく歩くこと10分ほど。オペラ座近くのアップルストアに到着。

なんだけど。

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いつも人々ガヤってるのに、誰もいやしない。先客のムッシューが、貼り紙の写真を撮っているのみ。

建物をぐるっと回ってみて裏の入り口もみたけど、閉まってる。中に人はいるのに・・・。

張り紙をよくよくみてみたら、あああ。

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コロナだからアポイントとってないと入れません

そもそもいつ並ぶの?って一応調べてみたら、発売前はアップルストアにもないのかしら、この感じだと。

ちゃんと調べてから行けばよかった・・・。
私は5、6年に1度、ガツっとハード系を買い換えるだけなので、この辺の情報に疎い。目的果たせず、がっくりしながら帰宅。

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腕の顎のせにて@メトロ


帰宅したらば、もう夜。
りんごフォンのことで頭がいっぱいで、夕飯のことを一切考えていなかった。困った。

棚を漁ると、チリコンカンのとき使わなかった豆の缶詰。
冷蔵庫には中途半端に余っている野菜たち。
これは簡単にスープでいいや。

あげるつもりもなかったので、写真が完成版しかないけど、適当なわりには美味しくできたのでレシピを備忘録として。

スープの材料:玉ねぎ半分、にんじん小3本、ねぎ白い部分1本分、缶詰の白豆1缶分、チョリソー5cmくらい、トマト1個〜2個くらい、白ワイン適量、茅乃舎の野菜だし1袋、バターひとかけ、ローリエ1、2枚

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友人Yたんが送ってくれた茅乃舎の野菜だし、茅乃舎の中でも一番好き

1、みじん切りにした玉ねぎとチョリソーを鍋でじっくりと炒める
2、白ワインをグラス半分くらい加えて水分とばす
3、トマトとにんじんとネギをいれてさらに炒める。追いワイン歓迎。
4、缶詰の豆投入。野菜だしの袋をやぶって粉をふりまき、水(フランスなのでブリタ水)とローリエを加えて、塩胡椒適当にして、煮込む。
5、味見して、足りないものを入れる。バターいれちゃお。
6、にんじんに火が通るくらいまで煮込んで、完成。30分くらい?

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上には、パルミジャーノの塊を皮剥き器で削って振り撒き、適当に緑をのせる。
バゲットがなかったので、Pain grilléとして売られているOtto氏愛用のカリカリパンを添えてみた。

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食べる時は、このカリカリパンを小さくし、クルトンのようにして浮かべていただく。ボリュームたっぷり。

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そんな寒くない日で、しかも家の中も温かいのに、体の中がさらにあたたまる。

” Cho-Atsu!! ”

と言い放ち、速攻シャワーを浴びに行ったのは紛れもない我がOtto氏である。

また冬が深まったら、作ろう。


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クレモンティーヌ(日本的みかんに近似)を見ると気分は冬@マルシェ

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