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ホームスクールの日常⑥「夢中」から学ぶこと

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

前回、「読書いいのに動画だとモヤモヤする親側の感情」についての記事を投稿しましたが、今回はそれらをしている子どもは一体何を学んでいるのかについて考えてみました。
ちなみに、前回はこちら
ホームスクールの日常⑤読書はいいけど動画はダメなの?

仕切り(黄緑葉っぱ)

私は自身が小4から不登校になり、日中ほぼすべての時間をゲームとマンガに充てていました。

我が家の子どもたちはホームスクーリングを選択し、長男はマインクラフト、長女はお菓子作りが好きですが、兄妹に共通する趣味は動画鑑賞やマンガ、読書です。

親の目線に立つと何の役に立つのかわからない無為な時間の過ごし方に見えるかもしれませんが、ゲームやマンガからは、文字の読み方や様々な言い回し、感情の動き方など様々なことが学べます。
これは、私自身の経験からも「あぁ、教科書以外からも学べることはたくさんあったなぁ」と感じることなのですが、今回はもう少し踏み込んで考えていきましょう。

そもそも、子どもの脳は今まさに発達段階で、思考力や読解力、判断力など暗記科目の点数では測りずらい力を鍛えています。
そして、それらの能力は社会に出て事細かなマニュアルのない仕事に取り組むときに必須とされる能力です。

ではその力はどんな時に鍛えられているのでしょうか?
私は「大好きなことに夢中になって、どんどん吸収しているとき」だと思います。

自主的、主体的に何かに取り組もうとするその熱意や集中力で脳を動かしているとき、脳は「あ、この部分はよく使うんだな」と学習し強化されます(よく使う筋肉が発達するのと同じ)

逆に、「なんでこれをやらなきゃいけないんだろう?」とどこか他人事で取り組む事柄は、どれだけやっても身に付き方のスピードは上がりません。

大人なってからでも、やる気の出ない仕事のよりも、自分の趣味で学ぶことの方がスルッと覚えられるという経験があると思います。

つまり、その子が何をしているかではなくて、どれだけ夢中になっているかが大切で、その経験がどれだけあるかによって、社会に出てから必要とされる「自分で考えて動く力」が変わってくるのではなかと思うのです。

私は心理学や脳科学の専門ではないので、あくまでも個人の体験に基づく考えですが、どなたかのお役に立てれば幸いです。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
まとめ 【まずはここから】自己紹介と目次

最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!