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読書と学び①「とりあえずビール。」で、不登校を解決する

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
このシリーズは、私の趣味である読書から感じたことや学びについて書いていきます。

仕切り(黄緑葉っぱ)

今回読んだ本はこちら

「とりあえずビール」で不登校を解決する
著者 蓑田雅之 氏/発行 びーんずネット

お父さんの、お父さんによる、お父さんのための本です。

著者の蓑田さんの息子さんは地元の中学校に籍を置きつつサドベリースクールに通っていらっしゃいました。
在籍している中学校には通っていないので、制度上は「不登校」です。

蓑田さんの息子さんはその日の予定を自分で決めて、日中でも楽しそうに出かけている。
一方、不登校で苦しんでいる子どもたちは、外に出るということに高いハードルを感じている。

この違いは、その子の状況を周りの大人が承認しているかどうかなのではないかと考えたそうです。
そして、子どもが不登校になったとき親がそれをど捉えるかで、その後の経過が大きく変わるのではないかと考え、お子さんが不登校になる前、未就学児の保護者の方を対象に「おはなしワクチン」という講演をなさっています。

このほか「保護者サポーター」として不登校の保護者の方が集まる場で様々な活動を進めるなかでひとつ、気になることがありました。
それは、男親の参加とてもが少ない上に「夫が不登校に反対している」と悩んでいる母親が多いということでした。

そこで、よりとっつきやすい「本」という形態で父親にアプローチしたいと思いこの本を執筆したということでした。

詳細は、私がここに書くよりも実際に読んでいただいた方が100倍伝わると思うので省きますが(じゃあなんで記事にしているんだというツッコミはなしでお願いします)

・わが子の不登校という初めての事態に遭遇したら、新しい仕事に取り組むときと同じように、まずは情報を集めて勉強する

・不登校になっているわが子を責るとその子の自己肯定感が下がる。するとそこからの回復と親子関係の修復にものすごく時間がかかるため、メリットが無い

などなど、ロジカルに物事を考えるタイプの方にとっては腹落ちするアドバイスが満載でした。

なお、今回「父親」「母親」という括りで話しを進めていきますが、性別がどうこうではなく今の日本において比較的多い夫婦の形態に即するとそのような表現になっている、というだけです。

父親を対象にしてはいますが、母親が読んでも、教育に興味のある方が読んでもとても気付きの深い内容だと感じています。

巻末に紹介されているオススメ書籍やオススメ団体も「あぁーわかる、この本(団体)素敵だよね」と頷いてしまうほど素敵なチョイスなので、ここからまた新たな情報に繋がることができると思います。

↓書籍の詳細はこちら↓

ちなみに我が家もご多分に漏れず、不登校についての考え方を夫婦で一致させるまで、エネルギーを使いました。そのあたりのことについても記事にしています。

不登校で夫婦の意見が割れた①一番つらかった時期

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【オンライン講演会のお知らせ】
不登校の保護者の方々が立ち上げて素敵な活動をされている
「未来地図」さんが主催するオンライン講演会でお話をさせていただくことになりました!
前半は私のひとり喋り、後半は皆さんからのご質問にお答えする形で進みます。
学校との距離感に悩む保護者の方、不登校支援関係の方、教育関係の方など、たくさんの方にご参加いただけたら嬉しいです。

『不登校から広がるモノ』~子どもが真ん中の学び~
日時:11月21日(日)13:30~15:30
会場:オンライン(zoom)

↓申込先↓

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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
まとめ 【まずはここから】自己紹介と目次

最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!