見出し画像

中途半端で妥協しない。尽きない物欲がすっかり満たされた理由。

率直に申し上げて、現在の私は「欲しいものは全て手に入れ、逆に欲しいものが欲しい」状態にあって面白いです。

なぜ物欲の塊だった私が満たされたのか?

それは「妥協はやめて、高くても一番欲しいものだけ買うことに決めた」からです。

決めたというのは「実行に移した」という意味です。行動しなければ何の意味もありません。

一番お金を使っていたファッション(主人と共通の趣味)で、まず最初にバッグを買いました。プロフィール写真にもあるモノグラムバッグです。

今でこそ可愛い金額(数十万円)ですが、当時の私にとってはものすごく勇気のいることでした。バッグのブランドが数多ある中で、飛びっきりのお気に入りを「自分のために」買ってあげた。その感動と満足感は今でも覚えています。

ここからが重要です。その後、何が起きたか。

この世で一番欲しかった最高のものを手に入れたら、他のものに全く興味が無くなってしまったのです。本当に、微塵も。

これには驚きました。そんな気持ちになるなんて、少しも予想していなかったのです。

でも、どれだけ大好きな銀座、日本橋、三越、伊勢丹。名だたるブティックに足を運んでも、その気持ちは変わりませんでした。「ある」から。

それを知った私が次に手に入れたのが世界的ジュエラーの2カラットダイヤのネックレス。さらに大きなお買い物。数百万円。これさえあれば満たされ、アクセサリーへの欲は完全に消えました。

お次は靴です。トップブランドの10万円を超えるヒールパンプスをはじめ、本当に欲しいものだけ数足。娘が生まれてからはローヒールの8万円のパンプスを。これは気に入ってもう1足。

こんな風に、自分にとっての最高級品を揃えていけばいくほど、物欲は満たされていきました。そして今に至ります。これってすごいエコですよ。常に満足感が得られて、お金が余るのですから。

日常使いすることも満足感の秘訣です。ハレの日のためではなく、バンバン毎日身につけます。

いつまで経っても買い物欲が満たされないのは、中途半端なもので間に合わせようとしてしまっていたからなんですね。自分をその程度だとしない。そこからの切り替えが大事だったのです。

物欲は生きていく上で重要な活力源。ある程度あった方が健全なので、洋服はシーズン毎に買い替えますが着数は決めてハイエンドを最小限です。

ものを通して自分を丁寧に扱うことで「満たされたからこそ自由になれた」という順序も素晴らしかったなという実感も、お金とより深い信頼関係を築く為の大きな足掛かりとなりました。

あの時の自分の決断と勇気に感謝しています。

ありがとうございます!そのお気持ち、喜んで受け取らせて頂きます。私も沢山の方を応援していきます。