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今がいちばん若い。そう思って小さく小さく進んできた2019年の振り返り。(と、2020年の野望)

タイムラインに流れてくるいろんな人の年末振り返りnoteを読みながら、あぁすごいな、みんな頑張ってるんだな、私はこんなに有益な振り返りができるだろうか、いやできないな……(反語)と、ついついほかの人と比べていじけてしまうのは私の悪いクセだ。

でも、やっぱり今年のことを言葉に残しておきたいかも。そう思ったら、いてもたってもいられなくなって、紅白を横目に慌ててキーボードを叩いています。なんて計画性のなさ。今まで、心が強く動いたとき、「伝えたい!」と思ったタイミングでぶわーっと書くスタイルでしたが、今日のnoteはとりわけつらつらと誰得な自分語りをしてしまうことをお許しください。

(余裕ぶっこいて年越しそばとか食べてたら、やっぱり日づけ越えちゃいました。明けましておめでとうございます! なんとも間抜けなタイミングでの振り返りnoteとなりますが、重ねてお許しください!)

「言葉」で交流するおもしろさに改めて気づいた

自分の考えや思いを言葉にすることで、深めていく。他の人との違いに気づく。そして、共有することで色々な人とつながっていく。(中略)今年はそういう年にしていきたいなと思ってます!

初めて投稿したnoteの一文。まさに、今年を振り返るとこの言葉に尽きるな。実行できたし、体現できた1年にできたんじゃないかな。

『スキ活サロン』というコミュニティに入って、自分の思いを言語化したり、メンバーの違う価値観や意見に触れたりすることの楽しさに目覚めたのが2019年のはじまり。

「パートナーが好き」という気持ちは同じだけど、みんなそれぞれの境遇や考え方があって、相手があって、誰ひとり同じ人はいない。だから、「パートナーを大切にする」と言っても、その方法はカップルの数だけある。そんな当たり前のことに、改めて気づかされた。

社会人10年目が終わる。「で、自分ってなにができるんだっけ?」

2019年1月は、新卒で入った会社で社会人10年目の終わりを迎えようとしているタイミングでもあった。ふと浮かんだこの問いがきっかけで、私の人生が少しずつ動いていくことになる。

自分で言うのもなんだけど、愛想のよさとフラットな対応で割とどんな人ともうまくやれて、普通にこなしていれば平均点以上は取れるタイプの私。語弊があるかもしれないけど、やり慣れた仕事の中でぬるま湯に浸かってしまっていた。このままでいいんだろうか? でも、社外で通用するスキルってあるんだろうか? などと悶々とする時間が増えてくる。

まずは本業を頑張るべき、という意見があるのも痛いほどにわかっている。だけど、とにかく自分に自信が持てなくて、「なにか、夢中で頑張ってやり抜けるものを手に入れたい」と思ったとき、自分の中に浮かんできたのが「言葉を書くこと」でした。

そして受講してみたのが、SHElikesのライターコース。

それまでも「書く人」に憧れを持ったことは何度もあって。だけど、まさに選ばれし業界人! ってイメージを持っていて全くなれる気がしなかったし、ここまでゆるっと全く違う業界での会社員を10年続けてきてしまった今、ここからチャレンジするのは難しいだろうな……と感じていた。(今思うと、別に方法はいくらでもあるのだけどね)

だから、あわよくばスキルがつけばよいけど、無理だと打ちのめされたら諦めればいいや、と曖昧な気持ちのまま、だけど祈るように飛び込んだことを今でも覚えている。

受講を終えて思ったことは、難しい。だけど、楽しい。ただただそれだけ。

どういう組み立て方をしたらより伝わるのか、文章をブラッシュアップするために考える時間はいつもあっという間に過ぎていったし、仕事との両立はしんどさもあったけど夢中で取り組めた。恥ずかしながら、社会人になってからこんなにがむしゃらに学びたい!  もっともっとうまくなりたい! と思えたのは初めて。そんな自分に出会えたことも嬉しかった。

すぐに「なりたい自分」になれなくても、グラデーションのように少しずつ変化していくことはできる

自分の中にある「好き」に気づいてしまうと、正直、今の状況がすごくもどかしく思えてきてしまった。

転職活動をひっそり始めるも、「30代未経験」の壁は厚い。正攻法で、書く職業に就こうとするのは私にとってやっぱり難しかった。

10代20代の人たちが死ぬほどうらやましい、戻れるものなら戻りたい。

何度も思ったけど、なにも考えずにゆるゆると30代を迎えてしまったのは自分のせいだ。

この先どんなに自分の行動を後悔したって、どの未来よりも今の自分がいちばん若い。それならば、今の自分なりにできることを小さくやってみよう。

気持ちを切り替えて、いろいろと試行錯誤をしたのが2019年中盤。

・オンライン、オフライン問わず「ライターになりたい!」と口に出す
・Twitterやnoteなどのツールで発信頻度を増やす
・興味があるbosyu案件や、会ってみたい人にはダメ元でも連絡してみる

Twitterやnoteとか、知らない人からすると遊びか? と思われそうだけど、発信することで初めて周りの人に理解してもらえたり、認知してもらえたりする。小さなことながら意外と効果はあって、お知り合いのライターさんに「手伝って!」と声をかけてもらえて、まずはライターのアシスタントのお仕事をもらえることに。

そして、そんな発信の積み重ねのおかげか、古巣のSHElikesで表彰・取材してもらえることに! 

私なんかが……と恐れ多かったけど、アワード当日は、ライターを目指す等身大の道のりについてお話させてもらったところ、「勇気をもらえた」「共感した」とたくさんのお声を頂くことができた。

自分のやってきたことが、だれかの勇気や学びになり得る。こんな、「遅すぎる」私でも人の役に立てることがまだまだあるのかもしれない、ということがなによりも私自身の励みになったなぁ。貴重な機会を頂けたSHElikesには、本当に本当に感謝……!

「好き」を仕事に、のスタート地点に立てた

11月からは、ライターアシスタントとしてではなく、自分が書くインタビュー記事やイベントレポのお仕事も頂けるように。と言っても、紹介や古くの友人から声をかけてもらってなので、本当にありがたいことです。(ちゃんとポートフォリオ、まとめなければ……)ここから次のお仕事につながるかは、自分次第なので頑張らないと。

▼TVメディアでも取り上げられた「昼スナック」の常連さんインタビュー

▼パートナーシップについてのイベントレポート

そして、12月にはスキ活サロンのメンバー有志で立ち上げたメディア「すきだよ」をローンチ。ライターとしては新米も新米、その上編集は全くの未経験。ライター・編集経験があるメンバーにもたくさん協力してもらって、かたちにすることができました。(すきだよウラ話は、いつかまとめて書きたいな……!)

最後に、2020年の野望・目標

気づいたら、ただの会社員が編集長になった1年。(会社員は引き続きやってますが)

全然進めていないかも……とめそめそ泣いてた時期もたくさんあったけど、小さくても一歩一歩を積み重ねたからここまで来れたのかな。

とはいえ、まだまだ挑戦したいことも、課題もたくさん!

①メディア「すきだよ」をもっともっと多くの人に届ける!
②好きなメディアでインタビュー記事を書く
③すべてのお仕事に万全の体制で臨むため、体力をつける
④noteのプロフィール・仕事依頼記事を投稿→そこからお仕事を頂く!

もっともっとあるんですが、「書く」ことにフォーカスしたものは大きくこの4つかな。(③はちょっと違うか……w)

去年の今頃、自分がこんなふうになっているなんて想像がつかなかった。たくさんの人との出会いやご協力のおかげで、ここまで来られました。本当にありがとうございます! 2021年を迎えるときには、さらに想像を超えてワクワクできる自分に会うことを楽しみに。2020年もコツコツと頑張っていきます。

みなさま、今年もよろしくお願いします!

ここまでお読み頂きありがとうございます。もし、ちょっといいじゃんと思ってもらえたら、スキやシェアをして下さると泣いて喜びます!