見出し画像

「価値観が合う」「一緒にいて心地いい」の奥にあるもの

パートナーに求めたいものは、なに?

つい最近、私の参加している『スキ活サロン』内で立ち上がった、こんなアンケート企画。「私はこう思う!」「あーそれわかる!」なんて、お互いの意見を交わすことができて思いのほか盛り上がったのでした。皆の考えを知れて楽しめただけじゃなくて、自分の中で気づきもあったのでnoteに残しておきます。

ちなみに…
『スキ活サロン』とは、パートナーのことが大好きな人同士が集まるオンラインコミュニティです。日ごろののろけや、パートナーシップについての悩みやうまくいく秘訣を共有しあう、なんとも幸せな世界が広がっております…!参加したいメンバー引き続き募集中♡

私は最初、アンケートに対する回答は“価値観が合うこと”かなと思っていた。夫とは、一緒にいて楽しいし、居心地もよくて、笑いのツボも合う。それがなにより尊いし、同じような価値観を持っているからこそ感じられるんじゃないのかな、と。

でも、他のメンバーからのコメントにはっとさせられた。

「私が大事だと思うのは、“きちんと話し合えて、理解し合えること”。パートナーとは価値観が全然違うけど、建設的な話し合いができるので意見のすり合わせができるし、すれ違いやいざこざも2人で解決できる」

なるほど、と私たちについて改めて思い返す。

私→おおざっぱ/ものごとをかっちり決めるの嫌い/好奇心旺盛かつ飽きっぽい/予期せぬこと・未知のものに面白さを感じる
夫→几帳面/決めたルーティンを守りたい/好きなものはずっと好き/平穏かつ平凡な日常を愛する

価値観、全然違うじゃん……!

こんなに違う2人なのに、今のところしっくりきていて、仲良しなのってどうしてだろう。おそらく理由はふたつあるんじゃないかなと思った。

ひとつ目は、会話してお互いの意見を交換できているから。

幸い今までに深刻な問題が降りかかってきたことはないのだけれど、仕事中に疑問に思ったことや納得いかなかったこと、身近な出来事を引き合いに出して「〇〇についてこう思ったんだけど、夫氏はどう思う!?」とプチ議論することがよくある。(セリフの通り、ほぼ私から議題をふっかける)そういうとき、だいたいお互いの意見や見解は異なる。でも、だからって相手の意見を否定したり言い合いになったりはしない。そっちはこういう場合そんな風に考えるんだね~、と新たな発見をして終える。どんなにささいなことでも、お互いの価値観への理解をアップデートできる機会になっている気がする。

ふたつ目は、お互いの得意・苦手なこと/好き・嫌いなことを尊重できているから。

価値観の違う2人だから、それぞれの強みや得意ジャンルももちろん違う。だから、家事分担はきっちり決めなくても、なんとなくお互いができることを率先して着手。それは一方にとって苦手なことでもあるから、いつも感謝の言葉が自然と出てくる。たまたま分担がうまいことハマっただけかもしれない。だけど今のところ、相手の担当について口出しをしたり、自分の担当をもっとやってほしいと主張したりすることもなくやってこれている。

それから、それぞれの趣味には積極的に乗っかるようにしている。付き合ってから、私は10年ぶりに夫の大好きなスノーボードに再チャレンジしたし(当時は木の葉滑り止まりでギブアップしたけど、なんとか滑れるように!)、夫は私の推しチームである『リンク栃木ブレックス』(男子プロバスケットチーム)の大ファンになった。相手の“好き”を共有できるのって、共通の話題も増えて、楽しい。趣味に熱中する相手の姿は、ふだんとはまた違う一面が見えて、それもまたいいんだな。

もともと“価値観が合う”2人じゃなくても、“異なる価値観を受け入れる”ことができるから、一緒にいて心地いいし、自分らしくいられて楽しいんだ。

・お互いの価値観を知るために話し合えること
・自分の価値観を受け入れてくれること

引用させてもらったサロンメンバーの意見とはまたちょっと違うかもしれないけど、私がパートナーに求めたいものってこれだ!と腹落ちできた。

もし、「私たちは価値観が合うから仲良し」ということなら、他の人からは「そんな貴重な運命の人とめぐり会えてよかったね~。めでたしめでたし」と、運の要素が強く映ると思う。

でも、話し合うことと価値観を受け入れることは、よいパートナーシップを維持するために2人が努力できる行為そのもの。運命の人を待たなくても、どんなカップルにも応用できるナレッジになり得るかもしれない。「運命の人と出会えてラッキー」説の場合は、すれ違いがあったときに、努力をする前に「運命の人じゃなかった……」で終わってしまう気がするし。やっぱり、恋人や夫婦と仲良くやっていくには、お互いの努力が必要なんだな。

改めて気づかせてくれるきっかけをくれたサロンの皆様、ありがとう……!!


ここまでお読み頂きありがとうございます。もし、ちょっといいじゃんと思ってもらえたら、スキやシェアをして下さると泣いて喜びます!