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#夫婦に必要な話し合う力 【イベントレポート】

10月30日に開催された、夫婦オンラインコーチングサービス『tellme』初のトークイベント『夫婦に必要な「話し合う力」 あなたはパートナーと話し合うことができていますか?』に参加してきました。

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結婚生活って、夫婦にとって“選択”と“決断”の連続だよなぁってつくづく思います。

結婚準備、家事分担、働き方、子育て……
考えるべきトピックは本当にたくさんあるけど、「こうしておけば絶対に大丈夫!」な選択肢なんてない。その都度、ふたりであれこれ話し合いながら決めていくことが必要不可欠ですよね。

こちらのイベント、そんな私に刺さりまくり&金言ありまくりな内容だったので、トークの熱量をそのまま感じていただけるよう書き起こしてみました。ぜひご覧ください!

■ゲストスピーカー紹介

ゲストは、パートナーとの仲良しっぷりを発信しているSNSが人気のお三方!

1人目:あつた ゆかさん(@yuka_atsuta

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株式会社すきだよCEO。「誰もが好きな人とずっと幸せでいられる社会をつくる」をビジョンに、『スキ活サロン』 『のろけBAR』を運営。最近では結婚前にパートナーと価値観を確認できる『ふたり会議』をリリース。夫とふたり暮らし。

2人目:松田 佳大さん(@yosshi007

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CRAZY inc. 法人向けイベントプロデューサー。古い慣習にとらわれたイベントのアップデートに取り組む。過去には3年間で約100組のフルオーダーメイドウェディングを手掛けた。妻と娘、生まれたばかりの息子との4人家族。

3人目:はせ おやさいさん(@hase0831

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会社員兼ブロガー。はてなブログ『インターネットの備忘録』を運営するほか、WEBメディア『サイボウズ式』などで働き方、女性の生き方、チームワークをテーマにしたコラムを多数寄稿。13歳年下の夫と娘との3人家族。

■「話し合い」だけではなく、相手を信頼して「任せる」という選択肢もある

まずは、「ゲストのみなさんは普段どういうふうに話し合ってますか?」という話題に。

あつた:私たち夫婦はめっちゃ議論好き。結婚のときも、「そもそも法律婚にするか?」から話し合いました。インテリア決めや、家事のやり方など1つひとつ、お互いの考えとメリット・デメリットをとにかくすり合わせして決めます。それが楽しいんですよね。

松田:うちは、話し合いよりも「任せ合い」が多いですね。子どもを一番見てるのは奥さんだから、育児については僕の意見も言うけど、最終的な決断は相手に任せる。そのかわり新居選びは僕の方がめっちゃこだわってたんで、僕だけ見に行って決めました。

「決めたらコミット」で、お互いが決めたことにあとからグダグダ言わないように気を付けています。

はせ:我が家は、話し合うときと、任せるときと半々くらい。つねに話し合いで解決しようとするとお互い疲れてしまうこともある。だから、こだわりのないトピックは相手に任せちゃいますね。

ただ、任せるときは投げやりに映らないよう、「どうでもいいからじゃなくて、信頼してるから任せたいんだよ」と伝えます


■話し合いのコツは、「“わかり合えない”前提に立つこと」「許し合うこと」

「話し合い」そして「任せ合い」のお話も。でも、お互いにこだわりがあって、意見がぶつかることもありますよね。そんなとき、どうしたらいいんでしょう……?

はせ:パートナーとはいえ他人だから、「わかり合えなくて当然」と理解することから始める

話し合いのゴールを「わかり合うこと」にしてしまうと、どっちかの価値観に合わせたり、相手を説得することに固執したりと、しんどくなりがちです。お互いの違いを認めてから、「こんなに違う私たちが仲良くやっていくためにはどうしようか?」と考えるようにしてますね。

あつた:私と夫はもともと性格が正反対。お互いのことを『おおざっぱ王国の民』『神経質な国の住人』と呼んで、違う国から来た前提で暮らしてます

以前、面倒くさくてシンクにお皿を溜めっぱなしにしていたのを夫から注意されたんですけど、この前提に立つと、指摘も「おおざっぱ王国の民はお皿を何時間も洗わない文化なの?」と、ちょっとユーモアある感じになる。生きてきた文化や環境が違うから、考え方も違って当たり前だと思うと、相手個人の非として責めずに済むんですよね。

松田:自分のことばかり考えていると、相手の違いが許せなくなっちゃう。お互いを許し合うことって大事だと思います。それには、相手がなにを考えているのか、どういう状況にいるのか、を想像してみること。妻が子供の面倒を見てくれているから、僕はこうやって仕事を頑張れるワケで。相手がしてくれてることを意識すると、感謝の気持ちが湧きますよね。

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■意見の対立ではなく、「よりよい関係性を築くこと」をゴールにする

ぶっちゃけ、実際の結婚生活では1つの答えを出さなきゃいけない場面もある。「結論の出し方」についての具体的なコツもお話しいただきました。

あつた:AかBかで対立するんじゃなくて、本来の目的を考えて、新しいC案を出すこともできると思うんですよね。

うちは結婚指輪をどうするかめっちゃ揉めたんですよ。私はいらないけど、夫は“虫よけ”の意味で私に着けてほしかったみたいで。「私めっちゃ『夫が好き』って毎日ツイートしてるから、これ以上の虫よけなくない?」って反論しました(笑)。

そのかわりに「ずっと一緒に長生きしよう」という意味を込めて、健康管理ができるアップルウォッチをお揃いで買いました。これって対立するだけじゃ生まれなかったC案だと思うんです。

松田:答えを1つにまとめようとするから揉めるんですよね。「どっちを選ぶか?」がゴールであってはいけない。

はせ:さらに言うと、相手の行動が理解できないとき、本心や理由を聞いてみるべきだと思います。

うちは、昨年末にこれは離婚かもってくらいの派手なケンカをして夫が家出したことがあったんです。そのとき、私は「もっと言いたいことがあったのに、なんで逃げるの?」と怒りが増してしまったんですけど、夫にあとから聞くと「感情が高ぶって、ひどいこと言って傷つけたくないから、一旦その場を離れようと思った」と。

その本心を聞いて、仲良くいたいという根本があるからこそのお互いの行動だったことがわかったんです。それからは意見がぶつかっても、私はそのとき言いたいことをメモにまとめて、お互いが冷静になってから話し合うように方向転換しました。

■お互いがよいコンディションで話し合えるのが理想

コミュニケーションの観点だけでなく、「お互いのコンディションも大事」というお話に。

あつた:感情が高ぶっていると、お互いの要望をぶつけてしまいがちですよね。でも、本来は二人が仲良くいたいから一緒にいるわけで。「じゃあ、お互いが一番いいコンディションで話し合えるにはどうするか?」を考えるのって大事だなと思います。

松田:ケンカしたときの行動って、男女の違いが出ますよね。男性は一旦冷静になりたいっていうの、わかります。でも、お互いが自分のやりたいようにやっててもなんの解決にもならない。

例えば、相手からちょっと離れたいって思ったとき、「ちゃんと話し合いたいから、一旦外に出てもいい?」って、自分本位ではなく相手目線で伝えられるとよいですよね。

あつた:主語が“相手目線”なの、大事! 俺はこうしたい、だとケンカのときはイラッとするけど、「2人でちゃんと話し合いたいから」と言ってくれたら、気持ちよく送り出せます。

余裕ないときに、いい状態で話し合えない。ふたりが心地よく話し合いができる状況や時間帯を見つけられるとベストですね。

はせ:「あなたのことを言い負かしたいからじゃなくて、あなたが好きで、よりいい夫婦になりたいから」と目的を伝えて、しっかり目を見て話し合うこと。そうすれば、お互いにとってよい話し合いができると思います。

※当日の様子をグラレコでUPしてくれた方も!

■おわりに

今回のイベントは、約40名もの方がイベントに参加。中には夫婦そろって参加されていた方も! パートナーシップの注目度って高まってるんだな、と嬉しくなりました。(イベントのアンケート結果も、「満足度100%、とても満足80%超え」になったそう。納得!)

どんなに近くにいても、パートナーだって他人。「どうしてわかってくれないんだろう……」と悲観するのではなく、「ふたりの関係をよくしていくために、どうしようか?」という視点を持って、話し合いをしていきたいな。

スピーカーのみなさん、ありがとうございました!

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