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210427、サクラサク。

土曜は暖かくなるって予報だったのに冷え込んだ。日曜は朝雨、昼晴れたり曇ったり、夕方みぞれという寒さ。月曜も一桁気温。桜には温度が必要だ。

本日火曜日、我が家の桜がようやく開花しました、と言っても一部ですが。切り株から育った若木なので桜吹雪なんぞは期待できませぬが、それでも嬉しい。梅が咲くのはもう少しあとかな。

4月25日朝の雨。気温4℃。

4月25日17時半過ぎ。みぞれ降ってるよ!早く帰んなさい!


桜は日本で暮らす人々にとって春の象徴、めでたい席に欠かせない存在。桜の求心力はとてつもないもので、ついつい引き寄せられてしまう。

受験の合格報告に「サクラ サク」と電報で報告するほど、祝いの意味合いが強い花なのだ。

「桜が咲いた=春が来た」

今は外出するなと言わんばかりなので、人の入られないお山に登って桜を撮影。後日アップ予定。長靴ジャージ帽子マスク粉塵防止メガネの完全防備(2軒隣が解体工事の為)。

夢中になると寝食忘れる性格、加えて抜歯後の歯茎にご飯がはまって痛いので食事がしんどくて一日1食。身体によくないのはわかっていても鳥観察と散歩時の花観察に夢中なのです。

4月の撮影枚数、27日時点で3663枚、おかしい。ヒヨドリに名前を付けたのが原因。名前付けると愛情が沸いてしまうんですよね。一日で100枚以上撮ってる日もあって、スズメより多くなってしまった。5月下旬にはお山に帰ってしまうのに。


26日月曜は、父が老健(老人介護保険施設)にお引越し。20日に見学した際、「今ちょうど空いてますよ」、「病院と調整してみます」からはじまり、2日後、木曜には引っ越しが決まった。なんともせわしない。老健は冬場利用率が上がるらしい。入浴の際、風呂からあがれないことがあるからだ。

これからは施設暮らし、入院していた病院に通い、健康状態を見てもらう。急な容体変化があれば提携病院に搬送されることもある。老健にいられるのは3か月から最長6か月。再び入所できるのは3か月先。その間在宅、デイサービス、ショートステイなど活用しながらリハビリを続けることになる。日常生活に支障のない程度(母と私の希望を含む)まで歩行機能、食事、滑舌機能の回復などに努めてもらう。

母の希望は自力でトイレに行けて、食事ができて、身づくりができて、多少目を離しても大丈夫なこと。本人頑張っているそう、といっても、動画で撮影されたリハビリの様子を見せたもらっただけなので詳細はわからない。歩行は左足に力が入らないそうだが、食事はおかゆから柔らかめのご飯に変わったので改善しているようだ。


毎朝かかってくる電話は母のモーニングコールとなり、朝に弱い母は言わなきゃいけないことをしょっちゅう忘れる。たまたま母がいない時に私が電話に出ても「ママ、は~」というばかりで母への依存度は高い。母が倒れないか心配だ。
私は鳥好きの父にスズメの写真2~3枚を印刷して、病院に行くたびスタッフさんに渡してもらうようお願いした(コロナ対策で面会できないので月一くらい)。鳥好きはケアマネさんも「鳥好きって言ってました!」と知っているくらい好きなのだ。鳥観察は私にできる父への”季節の移り変わり”を知らせる役目となったようだ。

鳥観察は父の楽しみのひとつなのだ。ただし、スズメは好きだけどヒヨドリはそうでもなかったりする。

鳥愛: 父>>>私>>>>>>>>母(鳥の羽?アレルギー)


病院は着るもの以外ほぼ用意(コロナ対策)してくれてたので楽だったが、今回は違う。汚れた服はクリーンング外注のため戻って来るのに時間がかかり、多目に着替えがいる。洗濯する服を入れておくゴミ袋に衣装箱(サイズもこの程度と指示がある)、ホームセンターで買えると言われたので、母と悩んで近いサイズを買った(メモしたサイズでなければいけないと思っていた)。
着替えなど用意するものも多く、買い出しついでに見ては悩む。父は好みが激しい。パジャマ3着は母と私で見て、白とグレイに目星を付けておいて、週末でもさっと買えるように10%引きのクーポンが来たところで買った。


母が病院と施設に交渉して介護タクシーでなく、自家用車で桜を見せてあげたいというお願いが叶った。母と私はよく通る道が異なるので、ここの桜は咲いている、咲いていない、二分咲きなど情報交換してルートを決めた。転院の日は快晴、さすがの晴れ男。満開ではないが父に桜を見せる目的は達成。場所によっては三分咲き程度だったけど、病室以外の景色を見るのは11月15日以来。喜んでくれたかなぁと思う。

注:私は同席していません。

今度の施設は玄関の3扉を利用したガラス越し会話10分程度が予約可能。
スズメの写真でも印刷して持っていこうかね。


食事療法とリハビリ、この5か月?で67㎏あった体重が13㎏も減った。背も縮んだ。さすがに痩せすぎなので、足腰の骨が弱らないか気になる。毎食牛乳とか、ヨーグルトとか、高栄養ドリンクでもつけてもらいたいと打診しようと思う。高血圧とはいえ、高齢者向きの食事は摂取カロリーが少ないようだ。父いわく、「周りは年寄りばっかりだ」。気は若くてもね、あなたも片足突っ込んでますよ。高校生の頃の体重じゃないかしら?
父は肉至上主義、洋食大好き、外食ならばカツカレー、ラーチャー(ラーメンとチャーハンのセット)、マックのセット(ポテトは塩の効いた細切りが好み)。出張先では自分の食べたいものだけ腹いっぱい食べる。母の出した野菜サラダやおひたしを食べない、もしくは塩ソース醤油をだばだばかける。いつ脳梗塞になってもおかしくなかった。

引っ越した日の父の電話「お昼はパン」(嚥下障害のリハビリのため、ずっとお粥か柔らかめのご飯だった)。パン好きの父にとって、この上なくうれしいことだったろう。差し入れは原則禁止だが、「何か食べたいものある?」と尋ねたら「カレーパン」と答えた。うん、無理。状態がよくなって在宅に移れた際、一口位ならいいかもしれないけどね。残りを食べる人間がおらんのだよ。一口カレーパン…サモサならつくれるけど、本人の希望と異なるなぁ。むむむ

19時近くになって「2回程髭剃りがない」と電話が来た。新居だから物入れに慣れていないのか、引っ越しの際使ったボストンバッグにはないようだ。病院に忘れてきた可能性もなきにしもあらず。スタッフさんが「一時預かります」と言ったものの中にふくまれているのでは?ということで気にしないでゆっくり眠れと言い聞かせておさまった。

母も私もいっぱいいっぱい。

28日には専門の方がどのくらいリハビリ頑張れば家で暮らせるか、必要であればここに手すりを、などの調査をしにくる。病院でもその話があって、生活部の写真撮影を頼むかもしれないと話が上がったが、撮影することはなかった。リハビリの成果が目標より上がらなかったのかもしれない。それでも、施設の方が本人が自力で車から降りて車椅子に移る動作を見て、予想していたより「リハビリの成果が出ている」と言ってくださった。在宅生活に向けて新たな一歩を踏んだ。


桜が見頃になるGWはずーっと雨模様。29日が晴れるらしいが、祭日には出かけない。GWなんてものはそもそも存在していない。毎年この時期は暖かくなるので大掃除日和。冬ものを片付けて春夏の服を出すのが主。ついでに読まなくなった本やいらなくなったものを売りに出す。値段がつかなかったら友人に譲る。

私の期間限定ヒヨドリ熱愛を冷ますにもっちょうどよい。

でもねぇ、朝っぱらから「キィィィウィィィウィィィウィィィウィィィ」と鳴かれては起きて窓を開けてごはん置かないわけにいかないのだ。天然の目覚まし時計は日の出と共に動いている(スズメも同様)。ヒヨドリはあと1か月もすればお山に帰る。別れがつらくならないように徐々に熱を冷ましていこう。

ヒヨドリの鳴き声が聞けます。嫌いな人にはけたたましい騒音。決してかわいい鳴き声ではありませんが、「ぴぃゅぴぃゅぴぃゅぴぃゅ」「ぴぃろろろろ」など甘えた声も発します。観察し続けてわかってきたことです。


210427 YUHUA O.

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