最高のインプットを求めて、私は今日も靴を履く。
今年もこたつにみかんが幸せなこの季節がやってきましたね ⛄️
こんにちは、ほりたゆうです。
機会をいただきまして、久しぶりにnoteを書いております ✍🏻
私は現在大学4年生で、来年度からはIT系事業会社でデザイナーとしてお仕事をする予定です。
私がどんなデザイナー就活をしたのかについては、こちらのnoteにまとまっているので、よければご覧くださいね。
私は比較的、デザイナー向けのイベントによく足を伸ばします。
今回のnoteでは、そんな私が就活中から就活を終えた現在まで、デザイン系のイベントに積極的に参加している理由や、それによって得られたことについてお話したいと思います。
頑張るしかなかった就活期
最初はとにかく、がむしゃらでした。
就活といわれても、何をどうやればいいのか分からない、ならとにかくできることは全部やるか。そんな脳筋で私のデザイナー就活は始まりました。
「デザイン」の単語さえ入っていれば手当たり次第インターンシップに応募しましたし、何かの役に立つかもしれないからとビジネスコンテストに出場したりもしました。
そんな中で、とあるデザイナー向けのイベントを紹介してもらいました。「Designship 2022 Extra Stage」です。
チケットページにはこんな言葉が書かれており、若干、いやかなり気後れした記憶があります…。笑
しかし、何事も経験です。就活生なんかが参加したら場違い感が出るのでは、、、という不安を抱えつつも、勇気を振り絞って参加を申し込みました。
そこで聞くお話のほとんどは、駆け出しデザイナーの私には正直難しかったです。そりゃそうでしょう。
というか、就活生向けでないイベントにわざわざ行かなくても良いのでは?と思った方もいるんじゃないでしょうか?
ただ、私が実際にイベントに参加して感じたのは、同じ企業の同じデザイナーさんでも、就活生向けに紡ぐ言葉と、同じ業界人に対して紡ぐ言葉で、同じだったり、はたまた全く違ったりするんですね。これが面白い。
「あ、あの人は私たち向けにかなり噛み砕いて喋ってくれていたんだ」と気付かされたり、「この人は自分のデザインに対する向き合い方を学生にも包み隠さず話してくれていたんだな」と感じたり…。自分たちのために用意された場だけに足を運ぶのでは見えない世界があるものです。
就活が終わり、見え方に変化が
季節が巡り、就活が終わった後も、変わらず私はイベントに参加し続けていました。
すると、参加したイベントの回数が増えていくうちに、イベントに対する姿勢や見え方も変わってきたのです。
特に変化したのは、セッションの聞き方です。
これまでは必死に話をメモするようにしていました。せっかくすごい人の話を聞くんだから、なんとしてでも学びにしなきゃ!という義務感のようなものがあったからです。
しかし次第にメモするのをやめ、”聴く”ことにフォーカスをあてるようになりました。その人が何を感じたのか、そしてそれを聴いて自分は何を感じるのか。そこに脳みそを割いたほうが有意義だと感じるようになったのです。
また、これまでのイベントへの参加や就活を通してデザイン業界に知り合いが増えたこともあり、顔なじみと会える場所、という役割も果たしてくれるようになりました。
受け手から、作り手へ。
そんなこんなでイベントの熱に浮かされた私は、次第にイベントの作り手側になりたい、と思うようになりました。
そして、お世話になっている先輩デザイナーさんからの紹介で、Designshipの運営スタッフにジョインさせていただくことになりました。
いざ始まってみると学生のスタッフは私だけでビビりまくっていましたが、周りの優しい先輩方にサポートいただきながら、約半年間にわたる準備を進めていきました。
そして今年の9月末、私が焦がれたあの「場」を、自らの手で世に送り届けることができました。
未熟者な私でしたが、学生向けコンテンツの企画や参加型コンテンツの実装など、様々な仕事を任せていただいて本当に成長できた半年間でした。
人ありてデザインあり
デザインの知見を得るため。すごい人の話を直接聞くため。デザイナーの知り合いを増やすため。
デザインのイベントに参加するのには、様々な理由があると思います。
ただ、色々なイベントで色々な人と関わるうちに、私にとってイベントというのは、人間と関われることこそが最大の価値なのでは?と考えるようになりました。
ちょうど去年の今頃、社会人デザイナーのみなさんが「久しぶりにこういったオフラインのイベントができて嬉しい」と口にするのを度々耳にしました。
たしかにオフラインのほうが顔見えて楽しいよな〜程度で聞いていましたが、本質はもっと別のところにあったのだと思います。
デザイナーとしての業務自体は、人と会わなくてもこなせるものかもしれません。でもやっぱり、デザインにとって人の存在はなくてはならないものです。
そんなデザインを生業とするデザイナー同士が直接、熱や、想いや、言葉をぶつけ合うことができる場というのは、これ以上無くリアルで、生々しい、最高のインプットになるのではないしょうか。
おわりに
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
これを読んで、ちょっとイベントに行ってみようかな、と思っていただけたらとても嬉しいです。
どんなイベントがあるのか分からない!という方はぜひ、こちらを参考にしてみてください 😉
イベントに何を求め、何を持ち帰るかは、みなさん次第です!
どこかのイベントで、みなさんとお会いできることを楽しみにしています 👋