カロリー0を改めて考えてみないかい?
注)商品に対して悪口は言わない宣言に基づきnoteを書いております。
本日は、「考えてみよう、あまいあまーい カロリー0」のこと。
腸内細菌に関する記事を書いています。
気になる・身の回りにある腸内細菌と関係しそうなことを発信しています。
人工甘味料 = 悪 ではない!?
人工甘味料はちょっとの量で砂糖の何百倍(200とか400倍)甘く感じる。
そういうものです。
今だと、アスパルテームやスクラロースが多いとおもいます。
これは有名な写真、凄いインパクトだ!
あまい(うまい)コーラを作るために、これまで砂糖だとたくさん使わないと「うまいコーラ」にはならなかった。
しかし、人工甘味料を使うことで "ちょっとの量" で済むようになったんだ。
ちょっとだけ計算してみるよ
同じ量、例えば1グラムの砂糖と甘味料は同じカロリーだと言われている。
だけど、400倍甘さを感じるわけなので、ドリンクに入れる量は1/400さ!
つまりカロリーも1/400だぜ!👍
カロリーゼロの表示テクニックはいろいろなところで暴かれていますのでここでは触れません。
💪タウリン1,000mg💪の逆を考えるとわかりやすいかな?
一旦まとめますと…
✅ 人工甘味料にカロリーはある
✅ 使う量が砂糖より超少ない
✅ 見かけ上 0 になっているだけ
カロリーについては管理栄養士の方のnoteが参考になるとおもいます。
「カロリーの数字なんて適当です」に全く同意でした。
実に清々しい😆
【本題】 人工甘味料が悪者になっていないか?
「人工」と「天然」の論争はもはや宗教のようになっているので、
理解した上で、お好きなものを口にしたら良いと思うんです。
しかし、「アンチ人工甘味料」に拍車をかけたかもしれない、論文がありました Nature volume 514, pages181–186(2014)
2014年、随分前のように感じる2021年ですね。
3種の人工甘味料(サッカリン、スクラロースおよびアスパルテーム)の実験を行いました。
結果、人工甘味料が腸内環境(腸内細菌)を変化させ、耐糖能異常(砂糖を飲むと血糖値が上がりますが、それを上がりすぎないように抑える機能が人間にはあります。その機能の異常)が起こった。
有料記事の内容なので詳しくはかけないのですが、おそらく認識の間違いが起こっています。
記憶が確かなら耐糖能異常が起こったのは「サッカリン」だけだったと思います。
人工甘味料をひとくくりにしてdisるのは🙅でしょ。
でも、サッカリンが入った商品は見かけることはなくなりましたね。
必死で安全性を確認しなきゃならなかった
上記のNatureは世の中に対して「良い問」をしました。
おかげさまでメーカーは必死に調査し、「大丈夫だ!」というデータを集めました。
(なんか、大丈夫そうだな、アスパルテーム、うん)
(スクラロースは、体に入ってからの代謝経路が示されていないなぁ。ちょっと微妙かも…)
大丈夫だよ!というエビデンスを集めるのは、
使用しているメーカーや原料メーカーの使命です。
もっと研究や調査をしよう!
その他の研究でも…
2020年でもまだまだ出ます、甘味料(ステビア)と腸内細菌の論文。
その一部 Molecules 2020, 25(22), 5480;
そう、まだまだわからないことばかりです!
だって自分のカラダのことだよ
鵜呑みにして、行動を起こし
体を悪くしたときに「◯◯が言ってた」と人のせいにすること。
それは違うよね。
そして、まだわからないことばかりなのに、
わかっていない人に対して行動を薦めるのは良くないんじゃないかな。
ご自身の体験から、ご自身のことを、ご自身の言葉で語るのが良いとおもいます。あなたの体験・行動による反応が、すべての人において同じ現象が発生するとは思わないでいただきたい。
まとめ
メーカー:安全性に対するデータは取り続け、終わりはない
消費者:自分のカラダのことなので、「自己責任」は意識しよう
アドバイザー:ねじまがった表現をせず、そしてインパクト欲に負けず、誤解の無いように、自分の言葉を伝えて欲しい
一応、全方向にムチを打ち付ける形にして終わりたいと思います。
コカ・コーラ Zero 派の ゆうゆう でした。
長いのに、最後まで目を通していただきありがとうございました。
スキやコメント、フォローいただけると次また書こうと意欲が湧きます。
よろしくお願いしマス!
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