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『シュリーマン旅行記』読んだ感想。

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こちらの本を読みました。

シュリーマンというのは、

18世紀のドイツ出身の考古学者です。

15ヶ国語を喋れたらしく、

幼い頃に聞いた神話はほんとにあったと

信じて、貿易で財を成して

遺跡発掘に取り組み、

見事にトロイア遺跡を見つけた

なかなかの強者です。

その方がなんと、

遺跡発掘の前に

清国と日本を訪れており、

その際の旅行記があるのです。

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※こちらの本もおススメです!

明治に変わる3年前に、

横浜、江戸、八王子を訪れて

います。

1ヶ月ほどの滞在ではありましたが、

当時の江戸周辺をイメージできて

しまうような、あまりにも

衝撃的な一冊でした。

・家具という概念、実際に家には存在しない

・大衆浴場は全て混浴

・寺に娼婦の絵が飾ってある

・完全な支配制度

・貿易においての大名の強欲さ

など、知らなかった事実がいっぱい。

けれども、ほんのり当時の街並みを

イメージできるので、

めちゃくちゃ楽しかった。

旅行気分になれた。

そんな気持ちになれました。

超貴重な一冊には

間違いないと思います。

最高でした!!

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