ぼくがあなたの代わりに「たすけて」と叫びます

「死にたい」と相談を受けた大学生と
関わり続けてはや4か月。

電話で話をしている最中
僕が外から車の中に物を搬入していると
ネズミが出現。

「やべ!!!」とか
「うわ、これ車の中でネズミ
出てきたらどうしよう」とか
騒いでいたら、彼女の口から

「そんなわからない先のこと考えて
不安になったって仕方ないじゃん(笑)」

と。

「お前がそれを言うか!!!(笑)」
と2人して笑いました。

未来のことを考えると
不安しか出てこなかった彼女の口から
そんな言葉が出てくるなんて。


すごーーーーーーーく嬉しかった。


まだまだ課題はいっぱいある。
大きい壁も小さい壁もたくさんある。

壁を壊すのか
飛び越えていくのか
避けて通るのか
いったん立ち止まって考えるのか
それとも違う道を行くのか

いろんな道がある。

その壁がどんなものなのか
彼女がどういう状況にあるのか
によって対応は変わるけど

でも一つだけ言えるのは
彼女はもう一人じゃない。

彼女もそれを実感している。

彼女が自立するために。
彼女が自分から「たすけて」と
周りに声をかけていけるように。

僕にはもう見えている。
「あの時ほんと毎日死にたくてつらかったんだよね」
と彼女が冗談で笑って話している未来が。

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僕も昔はひとりだった。

いや、ひとりだと思っていた。
でも違った。

知らないうちに
たくさんの人が僕に
想いを寄せてくれていた。

知らないところで
僕が幸せに生きるために
たくさんの人が支えてくれていた。

生きるのが苦しかった時
「たすけて」と声をあげると
たくさんの人が
手を差し伸べてくれた。

僕はもう自分で「たすけて」と言える。

でも言えない人も大勢いる。

だから僕は
声にできない誰かの「たすけて」を
代わりに叫んで歩く。

だからあなたは
無理して叫ばなくていい。

僕はあなたの心の声に耳を澄ます。

だから僕に発信してほしい。
形はなんでもいい。

相談しに来なくていい。
「たすけて」を言わなくていい。

ただミズタマリに来て
金魚を見たり
お茶したり
隣のおばあちゃんとお話したり
ご飯を食べたり
初めてのアコーディオンを触ってみたり
置いてある本を読んだり
ただボーっとしたり。

そんなことだけでいい。

僕はあなたの心の声に耳を澄ます。

ミズタマリに来れなかったら
LINE、DMください。

僕はいつでも待ってます。

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