見出し画像

忙しいことは良いことなのか

おかげさまで今年春先から初夏までの、手の打ちようがなくてどうしようっ!という状態から8月以降バタバタお仕事が舞い込んで逆に年初来の予定が結構片隅に追いやられる状態に一転して気が付けば年末です。

8月以降で事業性の売買契約3件と賃貸1件、住居系の売買を10件。まあ業務の一部受託なので全部を自分でやるわけではないから報酬は多くはないけれど、取扱い金額は結構なものになって「やった感」はあります。

お仕事を入れてくれる仲間には感謝するしかないです。
前の職場がある日を境に「君たち今日から完全歩合の契約社員かやめるかです」となってから8年間。皆さんのおかげで何とか生きていられます。

世の中はCOVID19の影響というか、国のリーダーたちの迷走で訳の分かんないカオスみたいな状況になっているなか、とりあえず明日のごはんと寝るところの心配をしないでいられるのはありがたいことです。

ヨーロッパの感染拡大と日本の感染拡大の違いは、あちらは「国はは個人の自由を侵害してはならない」ことの認識の差にあるような気がしていて、そのことが、今自分の忙しさの裏側にはあるような気もするので、とてもじゃないがこれでいいのだシェーとはなってないんだよな。

日本では自粛警察なんて言葉も出たくらい、国民皆自ら行動抑制に走って第一波は乗り切った感じだが、ヨーロッパでは個人主義的にカラスの勝手でしょと感染拡大したら国がお願いだからおとなしくしてっ!カネは出す。で何とか収めた感じ。

そのあと国のリーダーの受け止めが全く違っていて、日本では調子こいて言えば金はそう出さずに自粛して経過してくれるのでとにかくGOTO。感染症対策は検査もしないので一人ひとり勝手に気を付けてくれや、で今爆発中。

ヨーロッパでは国はカネも準備したけどみんな我慢できずに感染爆発。国はもっと金だすしもうお願いでは無理だとわかってるけどじっとしてくれよ、お願い。

うまく表現できないけど、日本では国が感染広げていて、ヨーロッパは一人ひとり国民が広げている。そんな印象。

どっちにしろ財政出動がすごくて、過剰流動性の予想から株や不動産などの資産関係は忙しいことになってる。

その反面、当面の食い扶持についても希望が持てなかったり、現実的に資金繰りつかずに万歳して済増せばいいのに全部しょって苦しむ人がいる。
そして感染症の恐怖に直接対峙しながら国からは「暖かい励まし」程度しか得られず激務をこなしているエッセンシャルワーカーに人がいる。

いま大出血してヤバイ状態なのに出血止めずに何やってるんだろうと思う。
感染症だからいずれは人間が勝つんだよたぶん。
そうなったときに今血が出てないところが将来の自分の利益ばかり考えていていいのだろうか。
今日本の国のリーダーたちは出血止めることではなくその先しか見えていないのだろが、その先があると思っていることが間違っているかもしれないのだ。

たぶんそうして人間は何度も何度も権力の落ち着く人を選びなおしてきたしこれからもそうなのかもしれん。
自分はまだようやく今年を乗り切れそうだという状態で力もカネもなく何もできないでいるけれど、何とかかさぶたの役くらいは果たせたらいいなと思う。

死んだ目をして高価なステーキを大人数ではしごする宰相はよほどのバカななのか、果たして遠いところが見える優れモノなのか。
間もなくわかるんだろうという予感だけはあるのですが。

2020/12/16



相続・借地・底地・住宅ローン ご相談承ります。 初回相談無料です。