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「ビジネスと社会貢献の二刀流」「声を出せる場所づくり」…?

セールスフォース日本法人の一大販促イベント"World Tour"に、筆者もプレス枠でオンライン参加してきました。1日目の11月29日、小出伸一会長は特別セッションで、「当社はビジネスと社会貢献の二刀流」と宣言。また人事責任者の酒寄久美子氏は、日本企業のリーダーとともに、女性活躍を中心としたダイバーシティ推進を語るセッションで、「声を出せる場所づくりが大切」と発言。

かたや同社は11月9日に数百人削減が報じられ、さらに2000人削減計画も報じられました。社員らの心中はどのようなものだったでしょうか。

同社の対象製品を活用している事業者には、障害者支援の事業を営んでいる人々もいます。そういう人々が、障害者差別で裁判になった、その内容とはこうだった、もっと言うとこの先、障害者雇用率が維持できなくなり厚労省に社名公表された、などと聞いたら、どのように感じるでしょうか。

筆者がリンクトインやnoteで出してる一連の調査報道について見ていただいている方にも、対象製品を使っている方が少なくない数います。イベント会場にいた人々も同様です。見えていないだけでいます。

対象製品でスキルを身に付けて、キャリアの機会を得た人々がいるのも知っています。表立って口にすれば、どういうことになるでしょうか。

それらを考えると、なおさら問題の早期解決を願うばかりです。

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