コロナウイルスでリーグが中断して感じること
僕は今季から香港リーグのクラブに移籍して、1月に渡航しました。その時くらいからコロナウイルスが流行り初め、リーグ中断しています。
初めの1か月くらいは、練習もほぼできない状況。政府関係のグランド、公共施設が制限されているためです。2月後半あたりから、自チームの練習も安定して行われ、現在は別チームにも練習参加しているため、平日はほぼ毎日サッカーしています。
ただ、未だリーグ再開の目処が立っていない、元々5月中旬にリーグ終了予定なので、このまま打ち切る可能性も出てる。
そうなると僕は半期、チームに所属しているだけで試合はしていないことになる。
世界でもコロナウイルスが流行り初め、各国でリーグ延期、無観客試合などの対策がとられている中で、サッカー選手として感じることがたくさんある。
・サッカー選手は試合出てなんぼ
・観客、ファンを喜ばすもの
僕はどちらもできていない。サッカーは好きだが、練習しているだけの状態。リーグの発表を待つだけ、日本にも帰国が難しくなっている。
モチベーションも上げることは難しいと感じてしまっている。
これは僕(プロサッカー選手)だけではなく、世界的に職を失ってしまった人や、給与が入らなくなってしまった人もたくさんいる。
辛い状況だと思います。
ですが、みんなの幸せとは何ですか??
■幸せはどこにあるのか
「幸せを求める」など言うこと、思うことがあるかもしれないが、いつも幸せは身近にあると思う。自分の希望や夢、目標が叶った時「幸せ」を感じるのか?
それも「幸せ」だと思うけど、その幸せは一時のものではないのか。またしばらくしたら新しい希望や夢、目標が出てくるはず。人間はないものねだりなので、欲しいものを手に入れたとしても、すぐに新しい欲が出てきます。その連続
勿論、その都度希望、夢、目標を達成したり、欲しいものを手に入れば良いですが、人生そんな簡単ではないです。
なので「幸せ」の基準を希望、夢、目標にしない
僕はプロサッカー選手に憧れ、夢でした。そのプロサッカー選手になれたときの興奮、喜びは一生忘れないと思う。僕はそれを「幸せ」と感じていました。
ですがプロサッカー選手になり4チーム目、色んな経験をして今の現状(プロサッカー選手)が当たり前と感じるようになり、結果やステップアップを追い求めている。
毎日みえないプレッシャーに追い込まれている感覚さえある。
昔憧れていたプロサッカー選手になったのに、あの時の「幸せ」を感じれていないのではないかと…
結果を幸せの基準にしてしまっている自分がいるからコロナウイルスで試合ができていないという結果に対して「不幸せ」と感じてしまうかも…
■幸せの基準を結果にしない
幸せの基準を
・今の環境
・自分の周りにいてくれる人
・家族、友達
・身の回りの物、道具
これらに感謝することが大切。当たり前ですが、人は日々忘れていく生き物、もう一度思い出してほしいです。
現在の自分の身体は生かされてること、正常に稼働していることに感謝する。もし、病気になったり、悩みが出てきても、それは今までの食生活、身体のバランス、自分と上手く向き合えていなかったと気づくこと、そして成長できることにも感謝する。
一見、ネガティブなことも考え方1つで楽になり「幸せ」を感じれます
コロナウイルスで苦しい人は沢山います。僕もその一人かもしれません。ですが今こうして生きている。全てに感謝して、また成長してピッチに立てるよう良い準備をします
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