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今回はこの著書から。自己啓発よりな小説。運とは何かをストーリーを通して伝えている。

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僕自身いわゆる「運」に助けられてきたことが多いように感じる。

サッカー人生を振り返っても、運が手繰り寄せた奇跡のゴールや、運が積み重なり契約が出来たチーム。それは運を手繰り寄せるために努力や準備を怠らなかった結果のように感じている。

この著書ではその努力や準備を「ポイント」と表現している​

例えば「運が良い」「運が悪い」と表現することがあるかもしれない

僕の今シーズンがまさにそうで、海外でチームと契約する時にそのような表現をしていた。予期せぬチームから突然オファーをもらい契約したら「運が良かった」と感じた。また、チームと契約したのにコロナでプレーできなくチームの契約解除した時には「運が悪かった」と感じたと思う。

だがここでは運に良い悪いはそもそも無いと話している

皆同じように運が良かった出来事、悪かった出来事が今までにあるはず。もちろん、努力や準備をしないものには運は訪れない。

だが、同じように努力していても、良いことが起こるやつがいたり、反対に悪いことが起きるやつもいる。

上記でも話したが運とは「ポイント」

運は良い悪いで表現するのではなく「使う」「ためる」と表現する。運がたまったら使うことができる。個人差があるのは運を細かく「使う」や多くためて大きく「使う」などの違いがあるだけ 
頑張って報われないときは運が貯まっている。努力してすぐ結果が出たり、何か良いことが起こる人は、貯めた運を小出ししているだけで、他の人より運が良いわけではない。同じだけ努力をしたのに結果が出ない人は、その分、運を貯めている。後でもっと良いことが起こるはず 著書から要約

僕は無駄な努力などないと信じている。この本を読んで再度多くの気づきをもらった

努力して報われないなと感じたことは沢山ある。高校の時、当時のアホな僕が出来る努力を全力でしたが試合に出れなかったこと。大学のときもチームの誰よりも努力したと思っているが、最後の大会では1秒も試合には出れなかった。

だが、その経験は積み重なって僕は今もサッカーを続けている

僕は経験からずっと知っていたんだと思う。サッカーなんて上手くいかないことがほとんどだ。ずっと悔しいし、辛いことも多い。

でも、こんなに楽しくて努力し続けれるのはいつか報われ瞬間が来ることを知っているから。僕はポイントを貯め込むタイプなだけかもしれない。ただそれだけ。どんな逆境や辛いことがあっても、努力し続け、「運」を最大限に活かす準備を常にする。

川畑悠吾
1994年生まれ(26歳)/東京都出身/海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

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