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目標とゴール

この本を読んで思い出したことをシェアします

先日、ヨガを長く指導している方と話して「ヨガをしていると本来のゴールを見失ってしまう事がある」と話していた。目標が先行してしまい、本当はどうなりたかったのかが曖昧になってしまう。


僕は以前のブログでヨガを通して「幸せ」「豊かさ」を感じてもらう、思い出してもらうきっかけを作りたいと話した。多くのお客様は「ダイエット」「運動不足解消」「姿勢改善」「リハビリ」を目的で来られる。だがそれは、人生において絶対手にしたいゴールではない。

勿論、「ダイエット」や「姿勢改善」などを否定したいのではなく、素晴らしい目標だと思う。だが一番大切な事は「その目標の先に何を望んでいるか」

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ダイエットの先に何を望むか。例えば、痩せて綺麗になって好きな人を振り向かせること。自分に自信を持つため。他人に「すごいね」と評価を得るため。健康でい続けたいから。などなどが考えられる。

ではそこにはどんな感情があり、ダイエット成功の先にどんな自分を望むか。


綺麗になり、付き合うことが出来て、結婚。ダイエットの先には幸せな暮らし、安定が欲しかったり、愛されたいという感情があるかも。
他人の「すごいね」からは認めてもらいたい、承認欲求が隠れていて、そこが自分の幸せに繋がることが多いかも。
健康でいれば、好きな事を存分に楽しめる。美味しいご飯も食べれるし、好きな時に好きなとこへ行ける。もしかしたら孫が見れるかも…僕はもしかして家族や仲間との時間を大切にしているかも…


上記のように目標の先に何を望んでいるか、本当に叶えたいゴールを確認し、そこに寄り添うことがヨガを指導する立場には重要な事だと思う。

そのゴールを見失うと、目標を達成したら終了。ここではダイエットが成功したらヨガを実践する目的が無くなってしまう。気づけばリバウンドしてさらに体重が増え以前よりネガティブな自分になっているかも。うつや慢性的な精神病、不健康になり体調を崩す。色んなリスクが潜んでいる。

だからこそ「ダイエット」をゴールにしない。初めにも伝えたが、その目標はとても素晴らしいもの、その先に望むことがヨガが効果的では?と提案し共に寄り添い歩むこと。それが本来の「幸せ」「豊かさ」繋がると思う

【川畑悠吾】現在ヨガ講師
1994年生まれ(26歳)/東京都出身/元海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

【Notoを書く理由】
僕自身が学んだ事や経験をより自分のものにするためのツールとしてnoteを使って発信。僕を含めたすべての人が元気になったり、幸せになれば嬉しいです。

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