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仕事は楽しいかね?から学ぶ「Withコロナ時代の生き方」

大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人のマックスの問いかけに、動揺してしまった35歳の”私”。日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私に、老人は一晩だけの講義を開始する

「仕事は楽しいかね?」では、試すことの素晴らしさについて語られている。いつもと同じことを繰り返していれば、10回中10回失敗してしまうことがあると思う。だがもし、何かを試してみて、変化を起こすことができれば、10回中9回の失敗になる可能性が出てきます。

「いったい何を試せばいいのだろう?」

「明日は今日と違う自分になる」、「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」、「成功とは、右に倣えをしないこと」……。成功したい。でもどうすればいいのかわからない。そんな私たちのもどかしさを、マックスは次から次へと実話を例にあげて、きれいに取り払ってくれる。試みること。何度も〝コインを投げる〟こと。コカ・コーラもリーバイスのジーンズも、単なる偶然の産物ではない。ちょっとしたチャンスに気づいて、ものにできるかどうか。問題はそこなのだ、と。もちろん、成功は努力のたまものでもある。ある事柄が〝完璧に〟できるようになったら、次は〝完璧以上の素晴らしさ〟を目指す、というくだりは、印象的だったというより脱帽という思いである。「完璧とは、ダメになる過程の第一段階」。これこそ、私たちが肝に銘じておくべき名文句ではないだろうか。引き込まれるようにページをめくりながら、私はかの有名なエジソンの言葉を思い出さずにいられなかった。  ──天才とは、一パーセントのひらめきと九九パーセントの努力である 「本書引用」

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他人の成功を見た時どう感じるか…

運が良かったよね。いいよなー。頭がいいから。僕にはできない…

陰にある努力を知ろうとせず、勝手に評価し、成功した部分に目を向けて羨み、嫉妬する。このような妬みや僻みなどのネガティブ思考をも本書に登場する老人マックスは否定する

「人は皆華やかな成功と隣り合わせに生きている」

コロナウイルスによって失たものが多いかもしれない。それをピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかで未来は絶対に変わる。

チャレンジし、試行錯誤を繰り返す。当たり前だが行動したものにしか変化はない。

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川畑悠吾
1994年生まれ(25歳)/東京都出身/海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

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