vは楽な仕事か

VTuberは楽な仕事?【働き方ゼミ】

おいでなんし~
バーチャル花魁の由宇霧でございます~。

普段はバーチャルYouTuberとして性の話をしているのですが、
本日は『仕事』についてお話をしてゆきます。

バーチャルYouTuberとは
バーチャル世界から動画などの発信をするYouTuberのこと。
完全に、バーチャル世界にのみ存在する方もいれば
アバター的にバーチャルな肉体を活用して情報発信を行う方もいるがそれぞれ肩書による明確な区別は行っていないのが現状。
VTuberと呼ぶこともある。今回の記事はセルフプロデュースでバーチャルタレント活動をしている方についての話です。

今日はみなさんに
ひとつ質問をしてから話を進めたいと思います。

バーチャルYouTuberという仕事は楽だと思いますか???


どう感じるかはそれぞれが知っている活動形態にもよりますし、個人の価値観なので正解はありません。

当事者であるわっちは今どう感じているかというと

めちゃくちゃパワーを使うな

という感想です。

先日精神科の病院へ行ってきました。
スキャンダルや引退など刺激の強い話はこの先出てこないので安心して読み進めてください。
これから書くことはほとんどリアルタイムでファンに共有してきた日常のことです。

9月末に、製作費をまかなっていた投げ銭機能付きアプリがサービス終了をし、
それまで積み重ねてきたコンテンツを一新するという出来事がありました。
専門家の先生とのコラボ動画や描きおろしイラストの製作費、由宇霧自身がこの活動に専念するための生活費など、
ほとんどをそこでまかなっていたため、新しいプラットフォームでどう活動していくか悩んだり不安に思う日々が続いていました。
プラットフォームがなくなってからは製作費の確保が難しくなり、
実際に継続が不可能になった取り組みもあります(マシュマロの管理など)

次第に、大好きだったご飯が数口で満腹になってしまい食べたいものが思うように食べられない日が増えてきました。
身体が重くなったり、今までできていたはずの事ができない。
おかしいな、何が原因かなと自分で考えて分析して不安の種が明確になってからは少し食欲も回復して
またなんとなく、元通りに近い生活をおくれるようになってきました。

『自己判断でほおっておくのは良くない
専門家にちゃんと見てもらって
専門家の判断にしたがおう。
なにもなかったら何もなかったで安心できるし』

これはわっちが、リスナーさんにいつも言っていることです。
『生理痛も自己判断で鎮痛剤を飲んでやり過ごすのではなく、婦人科でみてもらわないと重大な病気が潜んでる可能性があって危険!』
『御子息(ちん〇ん)のかゆみ、気になったら泌尿器科で見てもらわないと、性病だったら危険!』
これは、自分の心にもあてはまるぞと感じました

こういうことは今後もあるかもしれないし
本当に壊れてしまってからでは今の自分の仕事を説明する事すら苦行になってしまうと思ったので、のんびりと自分に合いそうな病院探しをしました。
※精神科は当日いきなり受診できるところは少ないです!一週間ぐらい待たないといけない事が多い。

予約の電話をかけて、対応がとても良かった病院にしました。
インターネットである程度しらべて、電話した一発目でビビビッと優しさを
感じられたので、迷わず予約しました!
(これは婦人科や泌尿器科など受診する際もぜひやってみてください)

病院レポを始めると長くなるので結論を先にかきますが、
本当に行って良かったです!

先生に言われてとても腑に落ちた表現がありました。

今のあなたのお仕事は起きている間ずっとコックピットに座っているのと同じ状況ですね。


これだ!!!!!!

これです!!!!!!!

SNSや数字を気にかけたり
企画を考えたり
配信をしたり
動画を作っているときに使う神経は
自分や他人の命を預かる乗り物を運転している時の神経と似ています。

我々VTuberの仕事というのは
応援してくれる人の想い、大げさに聞こえるかもしれないけど
リスナーの人生や命を預かる仕事だと感じています。
企業に所属しているのであれば会社の看板、命も背負っています。

VTuberとして発言している時だけでなく、
なにか活動の事を考えているときはほぼずっと同じ神経を使っています。
起きている間、一日15時間以上活動の事を考えていたら、
15時間バスや飛行機運転しっぱなしとかなり近い状態のはずなのです。

これは、ファンがストレスだとか活動が辛いとかそういうことではなく
単純に動いた分だけ疲れるのはあたりまえの事だと思うのです。
身体を動かす人が、筋肉痛になったり体に疲れを感じるのとまったく同じで、
心を動かす人の心が疲れるっていうのは自然なはずなんです。
これを放置すると自律神経が乱れて、身体にも支障が出てくるようになります。

身体を使ったあとはゆっくり眠ったり、マッサージに行ったり美味しいものを食べてケアをしたり、
怪我や痛みを感じた時病院にいくのと同じように、
心を使ったあとは空を見上げたり、仕事と全く関係ない好きな事をしたり
調子が悪いなと思った時精神科に行く選択肢がもっと自然になっても良いと思いました。
そして、時間の区切りが明確にない仕事なのでもっと自分で切り替えをしていくのも大切と感じました。
これはVTuberに限らず、どんな仕事のひとでも心をつかったら心のケアはぜひしてほしいです

バスや電車の運転手さんは休むのも仕事です。
休まなければ事故を起こしてしまうから。
労働基準法では、少なくとも毎週1回または4週間を通じて4回以上の休日を与える義務があります。
そうしないと、健康的な最低限の暮らしができないからそう決まっているはずなんです。
VTuberもきっと一緒。
タレントという仕事は、どこからどこまでが仕事なのか判断するのがとても難しいですが、
ことセルフプロデュースをしているVTuberに関しては心を動かしている間は業務と考えて良いと思います。

なまけてるだとか、努力が足りないとか
思わなくて大丈夫です。
努力はやみくもにしても成果には結び付きません。
考える時間を決めて、きちんと分析をして挑んだほうが良い。

そうやって、今あらためて自分にも言い聞かせてる所です(笑)
わかってはいたつもりだし、本当にやばいときはツイッターランドを閉園してみたりしてきましたが、この活動が大好きだからつい一日中考えてしまう。
でも、疲れたらいいアイディアもパフォーマンスも生まれないんだから
よりよいものを社会に発信していくためにも、事故らないためにも
頑張って休みます。一緒に休みましょう。
そして、もっと軽率に精神科も利用してみましょう。
保健適応なら初診で2300円ぐらいでした。
保険証がないという方はまず保険証を持てるように手続きしたり、社会保障があるアルバイトをするなどして生活の基盤を確保するところからはじめないと、夢や希望だけではお仕事はできません。
医療機関には守秘義務がありますから、健康管理の為に必要な情報は安心して話すことができます。
守秘義務のない友達にあれこれ話す方がよっぽどリスクだし、そんな重大な守秘を押し付けられたら友達だって大変です。
VTuberを本気でお仕事にしていく方はぜひこの辺も一度考えてみてください!

この世界、いきなりバズる人を
間近でみることも多いですから焦る気持ちはわかります。
でも、焦ったって結果はでないし、売れてなくても人間性が否定されてるわけではありません。
価値のないひとなんていません。
あなたは十分すばらしいです。
数字で自分自身をはかって落ち込まないで。
仕事の成果と人間性は全く別物だから。

まずは、自分の心の健康を一番大切にして
このバーチャル世界で長く共に生きましょう!

※すいません、良い事っぽいこと言ったあとにアレなんですけど、わっちの記事にスキを押すと、わっちの性癖に刺さるものがランダムで表示されますw笑って帰ってwww

↓製作費が足りず、新しいコラボ動画やお着替えができない状況です!活動継続のためにFANBOXを開設しています!YouTubeでは出来ない話満載の限定ラジオが聴けます!月額500円からですー!


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