自分の人生と向き合ったことがありますか?
どうも。作業療法士のユウエイです。
今回は〝人生〟という壮大なテーマについて考えていきたいと思います。
壮大なテーマでありますが、これは人への直接的な支援やカウンセリングなど、対面で人の価値観と向き合うようなお仕事をしている人への向けての人との向き合い方に関連する、僕なりの考え方を共有させていただければと思います。
僕はこのnoteを通して作業療法理論の
川モデル(The Kawa Model)
というものをご紹介しました。
この川モデルですが、
支援を必要とする対象者(クライアント)と一緒に
人生を❝川❞に比喩してという描く
あるいは、対象者(クライアント)の代わりに作業療法士が描くこと
により、対象者の人生観や、人生の中で感じる困り感や生きづらさを川に例えて整理していき、作業療法介入の方略を見つけていくというものです。
これがかなり、日本人の文化的側面、文化的価値観が反映されやすい、日本人のような集産主義の文化に適した作業療法理論といわれています。
概要を話し出すとまた長くなるので、詳しくは別のnote読んでいただければと思います。
詳しくはコチラから。
さて、この作業療法理論を使う使わないに限らずの話をしていきますが。
僕は普段、発達障がいの子どもの療育・支援に携わっています。
そして、それは発達障がいの子どもさんと親御さんの人生の大事な時間に携わっていることを意味します。
これは作業療法士として子どもの支援に携わる以外の場面でも共通して言えることだと思うんですね。
“人”を相手にしたサービスを提供する全ての人に対して共通して、誰かの人生の大事な時間に向き合って仕事・サービスを提供しているものと思います。
そこで思うのが、
自分の人生と向き合ったことがない人が他人の人生と向き合えるのか?
という疑問です。
自分の人生についてよくわかっていない人が、他人の人生の相談に乗ったり、アドバイスをしたりするということができるのか?と思うのです。
なんだか、根性論っぽく聞こえる話かもしれませんが。笑
実際のところ、そんな話をしている僕はどうなんだ?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
僕自身も、自分の人生と向き合うため、
上記で話した作業療法理論の“川モデル”を使って自分の人生という川を描いてみて、自分の人生の中の生きづらさを表現してみました。
今回、その自分の人生の川の絵はお見せできませんが、実際に川を描いてみることで、
自分の嫌なところ、向き合いたくない出来事、自分のやりたいこと、そういうものが見えてきます。そして、自分の嫌な部分、向き合いたくない出来事と向き合うことはかなりのエネルギーを使います。
誰かの人生と向き合ってサービスを提供するという場面は、同じようにかなりのエネルギーを使うということが、実際にやったことのある方であればなんとなくわかると思います。
それだけエネルギーを使うお仕事をされている方であれば、尚更お客さん(顧客)のことを考えてサービスを提供するのであれば
お客さん(顧客)がサービスを利用して、お客さん自身が自分の人生と向き合うときにエネルギーをかなり使うことを想定して、サービスを提供できるようにすることをオススメしたいと思います。
今回はザックリでありましたが、以上になります!
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