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弓道が語源なんですか?【図星(ずぼし)】

日常何気なく使っている言葉。
意外と弓道からの語源が多々あるのをごぞんじでしたか?

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今回はこの言葉です。(注:諸説あります)

🔶【図星】とは

『図星』は、
人の指摘などがまさにそのとおりであること
人の思惑などが想像していたとおりであること
という意味です。
語源は“矢を射る的の中心にある黒い点”から来ています。
矢を射るときにこの「図星」を狙うことから
狙いどころ”、“急所”といった意味になり、
指摘や思惑などが当たる意味でも
『図星』という言葉が使われるようになったそうです。
類語として『痛いところをつく』『正鵠(せいこく)を得る』などがある。

『図星』と聞くと、
「隠し事をズバリ言い当てられでドッキリ!」
というような、罪悪感・背徳感をイメージしませんか??

中らずと雖も遠からず(この語源については次回の語源記事にします)ではありますが、この記事を読んだ後には『図星』のイメージが変わるかもしれませんね。

🔶ピンと来ないのには理由があった

弓道教本の第一巻射法編 P187には、
小的(近的)には霞的と星的とがあり、現在一般に霞的が用いられ、星的は練習用に使用されている。

というようなフレーズがあります。

大学生や実業団の方々は使うようですが、
一般では「星的」はそのせいなのかどうかはよくわかりませんが
あまり使用する機会はないです。

そこに「ピンと来ない」理由がありました。

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