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別の場所へ(2015.11.5)

人はみな違う人生を歩んできた
個別の人間だ。
十把一絡げに同じものだと見做すから
些細な違いが大きなものだと勘違いしてしまう。

十把一絡げの枠に合わなければ
"ドロップアウト"とレッテルを貼る。

群れについていけなければダメなのかい?
息苦しさを感じながら、
メンタル削りながら、
その群れに紛れていないといけないのかい?

断じてそんなことはない。
その群れに居たくない人は
別の場所を探せばよいだけだ。
こぼれ落ちるのではない。
平行移動するだけだ。

大人が、
自分の通ってきたシ枠組みこそが
唯一の正解と思いこむのは傲慢だ。
間違いの始まりだ。

働き方をはじめ、世の中のシステムが
地殻変動を起こし始めているのを
感じている人は多い。

ならば
従来のシステムに馴染めない若者がいるのは
至極真っ当なことではないか。

人間が枠組みに無理やり合わせようとするなんて
本末転倒も甚だしいよ。

自分に嘘をつけず、
別の場所を探す若者を応援したい。

大きな群れにいる事を自慢する奴は
勝手にさせておけばよい。
んなこと知ったこっちゃないんだよ。

(2015)

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