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31歳。等身大の自分と向き合う一年に。

みなさん、素敵な誕生日メッセージを頂きましてありがとうございます。いただいたメッセージには追ってしっかりお返しさせていただきます。

今日はベンチャーキャピタリストの山田優大というではなく、山田優大1個人として、短いですが、お世話になった方々への感謝と、この1年の振り返り、そしてこれからの1年に向けた想いを綴りたいと思います。日記として残しておけたら位で書きます。

投資先への感謝を一番伝えたい

キャピタリストとしてではなくと言いながら、でも今の僕個人の大半を占めているのは「仕事」です。でもきっと起業家の皆さんならそうだよねと理解してくださるはず。

仕事で多くの方々と関わらせていただいていますが、その中で今誰よりも一番感謝を伝えたいのは、投資先の皆さん。この間少し投資先をまとめたスライドがあったので下記添付しておきます。

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業界としては投資家が起業家を選ぶということがフューチャーされがちですが、起業家が投資家を選ぶこともこれまた同じ。僕がこうして仕事に誇りを持ち挑戦し続けていられるのも、何も実績のない僕を信じて投資を受けてくれた皆さんのおかげです。本当に苦しい局面を数々乗り越えてきましたが、その度にあきらめず、戦い続ける姿を見ると、僕自身もやれることを精一杯やりたいという気持ちになりますし、いつも勇気をいただいています、ありがとう。

そして、僕がキャピタリストになるきっかけをいただいた、インキュベイトファンドの皆さん、特に村田さん(ゆきこさん含め)には、改めて感謝と結果でしっかり返し、信頼に応えたいという気持ちでいっぱいです。

あとは、おそらくこの投稿を見ることはないと思いますが(SNS/ネットに弱いという意味で)、仕事のことは全く分からない中でも、いつも本質的な重みのある言葉と無償の愛をもって応えてくれる両親に感謝を伝えたいです。

試練の1年

振り返ってみて、やはりこの1年は、もうとにかく大変でした。大変なことをツラツラ書いてもしょうがないので、僕が言いたいことは、そういう中で支えてくださった人たちのおかげで今の僕が生きているということ。

一つだけ、エピソードを語るとしたら、投資先1社のファイナンス。VCファイナンスは半年〜1年かけてダメ、融資もダメ、クラウドファンディングもダメ、事業は上手くいっていない(売上ゼロに近い)、残キャッシュは二桁万円(その月に300万円出費が決定)、いわゆる瀕死状態。でも、社長はあきらめなかった、だから僕もあきらめなかった。お互いに友人や頼れる方々に話をさせていただき、「絶対に成功する」と言い切り、何とか20人の方々から応援していただく形でつないだ(一般的なエンジェル投資家ではないのが人数からも分かっていただけるかと)。その後、社会的な情勢の変化からビジネスが大きく跳ねて、無事大きめのファイナンスが成立。

VCをしていると投資の「再現性」という言葉をよく聞くのですが、僕にとって唯一の再現性と思うのが、「あきらめない、誠実な起業家」に投資させていただくこと。これは次章にもつながりますが、生涯投資家を続けていくとしても、大切にしていきたいと思います。

等身大の自分と向き合う

今年は「等身大の自分と向き合う」をテーマにしたいと思います。

ちょっと意味深な言葉になってしまいましたが、言葉の通り、自分の考えや気持ちを理解し、過信/課題評価せず、病気にも真正面から向き合いながら、これからの生涯自分は何をしていきたいのか、どんな自分でいることが幸せなのか、心に問う1年にしようと思っています。

その中で一つ決めたこと、それはこの先、1人では仕事をやらないということです。仲間と何か目標に向けて励む、成し遂げる、そして喜び合う。投資先を見ていても良い意味で憧れる自分自身がいましたし、1人で色々考えるようになってみて、改めて仲間の大切さを理解することができました。なので、この気持ちは大切にしようと思っています。

最後にやはり仕事のことを。Full Commit Partners山田としては丸2年が経過し、新規投資も年内には終わります。既存投資先のファイナンスは一段落ついたタイミングですし、直近は新規投資先のソーシングへ全力を尽くし、終了後は完全に投資先支援に回り、成長へより貢献していく1年にしようと思っています。

Mission:ベンチャーキャピタルのあるべき姿を探求し、起業家と共に新しい価値を創造する

Value: 「起業家First」、「斬新に、誠実に」、「当事者であれ」

初心を忘れずに。不器用な私ですが引き続きよろしくおねがいします。

山田優大

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