見出し画像

好きなことをして、生きた証を残したい【闇のフェスティバル】

「好きなことをして生きていきたい」そう語る人はとても多くなりましたよね。だけど、それだけで生活していくには、まだまだ難しい世の中。
今回はYoutuberとして活動している「闇のフェスティバル」のお二人に話を聞きにいきました。

好きなことをして生きていく勇気、あなたにはありますか?

闇のフェスティバルとは?

元々はyoutuberよっつの個人チャンネルとして開設。その後、奈良いとまんの2人YouTuberコンビとなる。
人間の「闇」のような部分を表したコント的な動画や企画はとても斬新で人気沸騰中。

出会いは偶然の偶然

ーー2人が出会って、一緒にやることになったきっかけは?

奈良:きっかけは普通に都内のBARで。

よっつ:後ろでめっちゃ事務所の名前言ってるから(笑)俺もVAZなんですよねって(笑)

奈良:本当にたまたま(笑)
その後、よっつのチャンネルとコラボして、仲良くなってごはん行って、家行って宅飲みして、熱い話してて…

ーー熱い話ですか?どんな?

よっつ:なんでやってんすか?とか、どうなりたいんすか?みたいな話をしてて。
そしたら、編集教えて欲しいみたいなこと言われて。
俺からしたら、なんかすごいグイグイ来る感じだったから、教えても損はないかなぁ、って。
でも、編集って、1日とか2日で教えられるものじゃないから…
その場でパッってでてきたのが「じゃあ、一緒に住みます?」って言って。

奈良:どこの馬の骨か知らん奴をさ、家連れてって、一緒に住んで教えるって、ちょっと感動した。

よっつ:出会って、一緒に住もうって言ったのも、一緒にやろうって言ったのも、直感でしたね。

直感で一緒に住む?ん?これが今の若者の普通なのか?そう疑う程に軽い口調で話していく彼ら。だが、そんな軽い口調とは裏腹に内に秘めた熱い想いが個々に明かされていく…。

辿り着いたのが、YouTuberだった

ーーYouTuberになったきっかけは?

よっつ:僕は元々は先輩に誘われて、3年前とかにyoutubeはじめて。
最初はビデオカメラもなくて、iphoneで撮ったやつを適当に上げて、みたいな感じだったんですよ。でも、いろいろやっていく中で、単純に映像を創るのって楽しいなって思うようになっていて。
元々芸人がやっていることとか、おもしろいこと好きだったから、どっちも組み合わせたものができるって、めっちゃおもしろいなって!
だったら、お金になるように動いていったら幸せな人生送れそうだなって。
やっぱりどうしても、仕事の時間が一番長いから、それを自分の好きなことに当てるっていうのがしたいなって、すごい思って。

そんなことを思ったのは大学2年生の時だったという。スーパー大学生かよ!と心の中でツッコミを入れつつも、軽い口調なのにこんなにもしっかりしてるのは、やっぱりとてつもない数の経験やチャレンジをしてきたんだろうなぁ…。と、そんなことが彼の話から感じられた。

よっつ:いとまんと会った時に「好きなことを仕事にしたい」って言ってたところが俺的にすごい共感できたんすよ。ただ口で言ってるんじゃなくて、サラリーマン辞めてとかって本気だと思うし、熱く話してる時の感じとかいいなぁ、って思って(笑)

奈良くんは、大学卒業後にサラリーマンとして数年働き、脱サラ。その後にアイドルとして芸能活動を始めた。そして、アイドル、俳優、読モなど、幅広く活動を行っていた。

ーーいろんな活動をしてきたと思いますが、奈良くんのYoutuberになったきっかけは?

奈良:最初はDMでスカウトされて。元々Youtubeは興味あって、漠然とだけどやりたいって思って。
で、事務所に話を聞きに行ったら、まさかの社員にスカウトされました(笑)

ーーそれはどういうことですか?(笑)

奈良:VAZ所属でもいいけど、君はうちの人事部に合ってると思う、って言われて(笑)

よっつ:急に社員に勧誘されるっていうね(笑)

奈良:えーー?!ってなって(笑)
最初はちょっと迷ったけど、でもやっぱりまだプレイヤーで居たいって気持ちが大きくて。
だから、きっぱりプレイヤーとして、グループで頑張らせてください!って言って、保留ではなくて、社員雇用の件はナシでって。

ーー確かに、こんな状況下であれば、人は安定や安泰の道を選びがちですよね。お二人はそのあたりはどう思われますか?

よっつ:俺の場合は安定したりとか、毎日が同じになると病むんすよ!なんか!

奈良:あー俺もサラリーマン時、そうやったかも。

よっつ:毎日ちょっとずつ刺激がないとまじで死ぬ(笑)マグロかなって思うくらい。

奈良:確かに脳が枯渇してくよね。

よっつ:普通に学生時代も毎日同じ時間に起きて、毎日同じルーティーンで過ごすっていうのができなくて。

奈良:うそやん。それはしよう(笑)

よっつ:だから、学校も決まった時間に行かなかったし、毎日ちょっとずつ変化がないと無理っていうのがあって。
だから安定は怖い!安定しちゃうと怖い、と思っちゃう。なんか、その先に何もない感じがしちゃって、とにかく怖い。

奈良:でも俺もそれは一緒かな。サラリーマンやってて、もう定年まで一生このままなんかなって。

よっつ:毎日、大体一緒の行動パターンね。

奈良:俺は営業だったから、いろんな人と出会えるし、充実はしてたんやけど、営業ノルマやっと達成した!やったー!ってなったら、また来月ノルマがある、みたいな。一生このままなんかなって。

ーー二人の突き抜ける原動力は?

「やりたいことをやり続ける」ということは、一見とても簡単で楽しているようにも見るが、実は真逆である。
好きなことを仕事にしたり、やり続けることは、相当な覚悟がなければできない。周りから卑下されることもきっと多いだろう。
果たして、2人はどんな原動力が潜んでいるのだろうか。

脱サラ後のどん底の経験(奈良いとまん)

奈良:俺、ショックだったのが、脱サラした時、四国に転勤した状態だったからそっから東京やってん。無職だったから、家借りれなくて…。家族も保証人になってくれなくて。
お姉ちゃんに「家族の反対を押し切って、(芸能を)やろうとしている奴を応援できると思うか?遊んで暮らしたいだけやろ?あんたが今後どうなるか想像付くから」みたいな感じで言われちゃって…。めっちゃショックやった…。

奈良くんは、大学時代に某大手事務所への所属が決まっていたそう。だけど、家族間でのことなどがあり、長男として、就職する道を選んだ。
その後、芸能の道をやっぱりやりたい!と思い、脱サラ。上京して、芸能活動を開始したそう。

奈良:しかも、上京する時、おかんも一緒におってん。その時、おかん病気やったんやけど、どれだけお願いしても親族が保証人になってくれなくて。だから東京で全然物件が見つからなくて、普通に路頭に迷ってん。
家族が保証人になってくれないって、エグない?
あの時はめっちゃ辛かった。

だからいつかYoutuberとか自分がホンマになりたいことで大成して、見返したいっていうのが結構原動力になってる。

一番応援して欲しい家族が味方になってくれない、こんなに悲しいことはない。
家族の気持ちももちろんわかる。でも、人生はその人に与えられた時間なのだから、それでいいんじゃないの!
周りに後ろ指刺されようと、結果さえ出せば誰も何も言わなくなるんだから。こういう子がいてくれるから、自分も夢を叶えようと思った!という人は必ず出てくる。そうやって、人間はいつの日か自分のステージにたどり着くものなんじゃないのかな?なんて、ふと考えさせられてしまった。

クラスメイトとして、ずっと誰かを笑わせていたい(よっつ)

ーーよっつくんの原動力は?

よっつ:俺は誰かに元気をあげるとか、笑わせてあげるとか、めちゃくちゃ好きな方で。人を笑わせるのがとにかく好きで。
チヤホヤされるよりも、おもしろい!って言われた方が嬉しいんですよ。
今までは、ひとクラスとか、ひと学年とか制限があったのが、笑いを全国に範囲を広げられるって、俺的には生きがいで。
だから、Youtubeも一人でも見てくれる人がいたらやりがいがあるんですよ。俺としては、中学高校とかで笑わせていた対象が単純に変わっただけで。

ーー芸人になろうとは思わなかったんですか?

よっつ:芸人とか、サラリーマンじゃない生き方とか、そういう選択肢を考えたのがそもそも大学生の時だったんですよ。それまでは何も考えてなくて、遊びほうけてただけで。
芸人になることが夢だったというよりは、どれだけ人を笑わせることができるか、それをどれだけ仕事にできるか。それってわざわざ芸人って道を選ばなくてもできるやんって思って。

クラスとかにいる時は、みんな「コイツはおもしろいことをやってくれる奴」って思ってくれてるからすぐ笑ってくれるんですけど、Youtubeとかだと本人のキャラがわからないから笑ってくれない、っていうのがあって。
初対面の奴を笑わせられたら、どんな気分なんだろう!っていうのを考えまくってますね。
客観的に自分を見た時におもろなっ…!って思って、なんか悔しいなって(笑)

人を笑かすのが快感でYoutubeをやってたけど、今は「元気出た」とかいう声をもらったら嬉しい。俺はそれを原動力にもっと発信して、そしたらみんながもっと喜んでくれてっていう。そういう繰り返しをできたら、みんなが幸せじゃんって思う。

奈良:クラスの人を笑かしたい延長線上がそれだもんね。

よっつ:延長線上なのもあるけど、クラスメイトみたいな感覚でいてくれた方が変なギャップとかもないし。
部屋が汚いとか、だらしないとか、そういうダメなところもクラスメイトだったらおもしろいし、どうでもいいじゃん?(笑)

奈良:愛せるよね(笑)

リスナーさんにとって、同じクラスのクラスメイトのアホでやんちゃな2人という存在で俺たちは在りたい、その感覚で居て欲しいと彼らは語っていた。
特別遠い存在ではなくて、愛を与え合えるような関係で居たい。アイドルみたいに夢を抱く相手ではなくて、だらしないところやダメなところも受け入れて笑ってしまう、それがクラスメイトの関係。
そんなことを話している二人の目には何だかどこか不安と寂しさも垣間見えた。でもさ、これが人間じゃないの。

死ぬまでに生きた証を残したい

ーー今後の闇のフェスティバルの展望は?

よっつ:俺たちは今後もずっとおもしろいと思うものをやってくんじゃないっすか。

奈良:たとえ世間的にバカにされたりとしても、歴史に名を刻むようなことをしないと意味がないっていうか。死んだ後に無になるなんて嫌やん?

よっつ:死ぬまでには、何か残してから死にたいよね。

奈良:日本で一番アホな奴とか、日本で一番やらかした奴とかさ。なんでもいいから、教科書に載るレベルの世に残すことをしないと生きた意味ないかな、みたいなことは思っている。
だからこそ、10年後は好きなことで生きていたい。

ーーよっつくんは?

よっつ:元々、いとまんとは爪痕残してから死にたい、みたいな話はよくしてて。まじでバカげた話だから、周りにはそんなに話さないけど。
でも、同じような考え持った奴って、いるもんだなーって。

奈良:大体アホって、思われるからな。

よっつ:でも、たまたまそういうの共感してくれて。

奈良:今のYoutubeで有名になった人って、結局芸能事務所が発掘できなかった人やん。それってホンマにすごくない?
寧ろ、事務所のプッシュアップなしで登ったって、それがまじでめっちゃかっこいいなって。

よっつ:それはあるね。

Youtubeに夢があるのは、誰にでも可能性があるところ。だからこそ、Youtubeというプラットフォームがこんなにも愛され、こんなにも夢を抱かれるんだと思う。

とにかくおもしろいから続けていこうぜ!そんな二人の姿や、人間臭さ、内に秘めた野望、まるごと素敵じゃないの!
軽々とした口調は最初から全然変わらずと、心のマグマ部分をしっかりと言葉にして伝えてくれた闇のフェスティバルのお二人。
今後の活動や活躍も本当に楽しみですね!

愛せる人間味MAX♡闇のフェスティバル

ーー奈良いとまん(左)
アイドル、俳優、読モなどの様々な経験を経てYoutuberに転身。
VAZ所属の元最高パスメンバー。

ーーよっつ(右)
VAZ所属わんけーチップスで活動後、闇のフェスティバルとして個人チャンネルを開設。
後に奈良いとまんとコンビで活動を行っていく。

きっとこの二人は、愛を与えすぎちゃう子たちなんだなぁ…。そんなことをインタビュー中、ひしひしと感じた。だけど、お互いがお互いを補い合って生きていて、それが未完成で、とても人間らしくて、何だかとてつもなく愛せちゃう若者二人だった。

人気が出るかどうか、売れるかはどうかは確かにわからない。だけど、きっとこの二人は誰かの心の支えになって、それに本人たちも励まされて、その繰り返しでとても愛されるYoutuberになっていくだろうなぁ、とそう思った。


闇のフェスティバルの最新情報&チャンネルはこちらから♡

◆チャンネル登録はこちらから▼▼

◆闇フェス・イベント情報

◆奈良いとまん AmebaTV「恋するサイテー男総選挙」に好評出演中!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?