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006| 立ち話でない1on1の価値。

上司の立場であるあなたは、会社で1on1 ミーティングはしていますか?

あるいは面談をしているでしょうか。


近年、1on1ミーティングを導入している企業が増えてきているとよく記事等で見かけますよね。

1対1の面談と何が違うのでしょうか。

面談は、上司が業務の進捗確認をしたり、
それに対して評価をしたり… 
会話はやや一方的で上司が言いたいこと、
伝えたいことを話され、
自分が言いたいことはほとんど話せずに
言われたことに反応するだけ…
みたいなものが多いのではないでしょうか。

もしそうでないとしたら、面談のクオリティが高く、部下との関係性も良好かもしれません。

私の場合、部下とは日頃からよく話をしており、部下が帰るために立ち上がったときにいろんな話をしてくれることが多々あります。

また飲みに行ったときに、自分の考え方や意見を語ってくれる時もあります。

お互いコミュニケーションが取れているとは思っており、部下は
「わざわざ面談しなくてもいつもしゃべってますよね」
というくらいです。

私自身も、普段から話しているからどんな風に仕事をしていきたいと思っているのか、どう考えているのか、などは知っているので、その都度アドバイスをしています。


ただ。

ここで改めて重要だと感じることは、

思いや考えを理解していても、実際それが行動に落とし込まれ、部下自身が自信につながるような前進を経験させてあげれているか、

ということです。

いわゆる「成功体験」です。


改めて時間を設定し、個室で1on1ミーティング兼コーチングセッションをしました。

あんなに普段から話をしているし、考えも聞いているけれど、全く違う展開になったのです。

着座して、傾聴に徹し、話を掘り下げていくと
今までに聞いたこともない課題が飛び出してきました。

私の心のなかでは
「え??そこまで考えていたの?そんなことを考えていたの?」

正直驚きと、一方で思考力の高さに嬉しさを覚えました。

きちんと向き合って話を聴く時間をとることで、本人にしては改めて言うのも気恥ずかしいけれど今は言ってもいいんだ、
そんな心の解放感が生まれたのかもしれません。

最後にはただ話を聴くだけでなく、要所要所にコーチングスキルを活かして質問をし、自然と直近でできそうな目標とTo Doが本人により設定されました。

これらはもちろん、互いの信頼関係が構築されているというのが前提条件だとは思います。

ただ、間違いなく手ごたえを感じたのは、

改めて1on1の時間をその部下のために持ち、

そして一緒にその時間で考えや思いを共有してあげることの価値。


それらを通して得たものは

彼らの真剣な眼差しと決意を感じる頷きです。


立ち話はどこまでいっても立ち話。

実は、ずーっと私の課題だった部下との1on1の時間は

立ち話なんかよりもずーーーっとよかった!

なんだか私もワクワクしてきました😊

これが本当に成功体験に繋がっていくよう、私も学び直して1on1に臨みます。

最初が肝心ですもんね。

1週間後にまた話すことになり、これからが楽しみです✨


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