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発達障害と診断された経験から子育てを考える〜ママセラピスト会④〜

皆さん、こんにちは!!
急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
STの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♫

子育てが始まると自分の時間や勉強の時間が持てずに、負担のように感じてしまっていました。ですが、実は子育てこそが臨床におけるキャリアップに繋がると、今は体感しています。

脳外臨床研究会で開催された、ママセラピスト会の学びを共有させてください。
大学校メンバーが自身の経験を共有し、みんなで子育てについてディスカッションをしました!
子育ても臨床も良い変化を起こせます!

《はじめに》

自分の子供が発達障害と診断されたら、どう受け止めますか?

今回共有してくれたメンバーは、診断された時引っ越して間もなかったし、人見知りなどは個性だと捉えていたけど、違うことにショックを受けました。
子供が、傷ついたり、苦しんでいたことに気づけなかったことや、遺伝性の話もあり落ち込んでしまい、過去や現在にしか目を向けられませんでした。

夫は、今できなくても、将来できるようになるから、子供の力を信じてあげればいいと未来のことを見ていました。

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《みんなと同じじゃないとダメなの??》

このことを相談した人からキュウリの規格外での例え話をしてもらえました。

キュウリがお店に並ぶものは、大きさ、長さ、太さや色など揃ったものを売り出していますよね。

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規格外の曲がったりしているきゅうりは美味しくないのでしょうか??
同じ土や条件で育てているものだったら、味はそこまで変わらないし、人によっては歪な自然のありのままの方が美味しいと感じる方もいらっしゃいます。

見た目は違うけど、味は変わらないっていうのは、発達障害の捉え方と同じではないのでしょうか?

みんなと一緒というのは難しいかもしれないけど、優しさとかユーモアとか、発達障害じゃない子も、発達障害の子も、変わらず可愛い部分は同じではないかと思えるようになって、悲しむ必要がないのではないかと思うようになりました。

一般における「発達障害」とは、その子を定型と思われる子と比較しつけた用語です。本人は自分が発達しているとか、発達に障害があるとかは感じていないので、遅れを取り戻そうとか次の段階に行こうとか比べることはしません。
その子の環境の中で素直に生きているのです!!

キュウリもそのまま放っておいたら、味はどんどん落ちてくるし、手をかけていく必要があります。
子供との関わりも手や目をかける必要があります。
子育てに困りごとはつきもの。
子供との関わりをどうしていますか??
どんなことに困って、どんな風に乗り越えてきたかを共有しました!!

《親が成すべきことと、子供が成すべきこと》


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全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️