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一年前の今日のこと。

一年前のちょうど今頃、「Dears brain」というウェディング事業をされている会社の15周年のお祝いに歌いに行かせてもらいました。

Dewとして歌うのはこれが本当に久々でした。
今思うとこれが活動再開の一つのきっかけになったようにも思います。

この日歌わせてもらってからしばらくしたある日、悠から

「今年Carol Nightせえへん?」

とメールをもらって、今に至ります。

私はお母さんになってから、朝の満員電車に乗ることなんて皆無だったし、仕事で新幹線に乗ることも、一人で街を歩くことも、本当に全てが久しぶりの経験でした。

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それまでは育児、育児、子供が最優先!
とただただそれだけを考えていました。
というか、そうでなくちゃいけない!!って思ってたところも
大いにあったんだろうなぁと思います。禁欲的な感じで。

でも、この日歌いに行ったことで、本当に喜んでくださったDears brainのみなさんの笑顔をみながら、純粋に嬉しかったし、歌を通して役に立てたことが幸せでした。

帰りに、自分が歌ったことでいただいたお金で、ささやかなおみやげを買う、そんな小さなことも、子育てだけしているとできなかったことで、あぁ、こういうこともたまには子どもたちにしてあげたいなって単純に思いました。

とはいえ子どもたちもまだ小さいし、Dewを再開するには私もそれなりの覚悟が必要で、私はあれもこれも手を出すと全部中途半端になるのもわかっているから、責任取れないよなぁ、まだ先の話かなぁ、と思っていたけれど、

あれ、もしかしたらそんなに気負わなくてもいいのかもしれない、と少しずつ思い始めました。

昔のようにがむしゃらに音楽だけを見つめて走ることはもう難しいけれど、でも、今の自分なりの付き合い方でDewもやっていってもいいのかな、と。

昔と歌い回しも、歌い方も、ちょっと変わった悠の歌を聴きながら、
私はそこに新しい未来を見ていました。

そして、今のままでは描けない未来に飛び込んでみるのも、
楽しそうって。
怖いけど、ワクワクする感じ。

一年経って、あの時飛び込んでよかったなって思います。
そのあとのCarol Nightでは前日に子どもたちがインフルエンザになってしまって、看てくれる人が見つからずにもう公演をキャンセルしようかとも
思ったんですが、悠に考え直すよう諭されました。

お母さんである私、妻としての私。Dewのピアノ&ボーカルとしての私。
不器用な私にはいろんな役割があることが時に複雑すぎて煩わしく思えたりすることも正直あるんですが、でも、いろんな私をその時々でうまく出したり引っ込めたりしてバランス取りながら、やっていくのも楽しいなって思い始めています。

一年前のその時のブログ。

こうやってまた再開できたことも嬉しいし、こういうタイミングでお声がけくださったDears brainのみなさんもありがとうございました。
そして今年は16周年目ですね、おめでとうございます!

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私たちも、次は20周年目指して頑張ろう!

春奈

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