BehringerのEurorack Go caseが良さげ

 ベリンガーのEurorack Goというユーロラックケース、すごくいいんじゃないか?

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 完全にTiptop AudioのMantisです本当にありがとうございます。が、機能的な面でもかなり考えられている。

 まず、でかい。140HP×2で、合計280HP。いくらでもモジュールが入れられる。元ネタがMantisなのであれば、いずれ複数台を連結できる日も遠くないのかもしれない。期待大。
 いくらでも組み込めるといったが、レールの穴はなぜか96個。ここはMantisと違う。しかも、公式の画像を見ると、穴の位置は固定されている。一瞬「なぜ?」と思いもしたが、仮に固定なのだとしたら、恐らく強度の問題であろう。なので、2hp社やErica社のモジュールをツメツメでマウントというセコい使い方はできない。というか、実質死亡である。横幅の狭いモジュールが流行っている中、吉と出るか凶と出るか。まぁ、こんなデカいサイズのケースを使う時点でそんなこと心配しなくても問題はないか。ボクはセコいから結構困る。

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 ただ、である。公式HPの説明には『スライドナット』と書かれている。スライドナットというと、自分の認識的にはまた別のものが浮かんでしまうのだが、後発であろう公式動画(上記画像)を見るに、自由にスライドできる可能性が極めて高い。そういう意味での『スライドナット』なのであれば、これはもう願ったり叶ったりである。強度? そんなもん知らん!

 ユーロラックケース事情に常に付きまとう問題、電源。聴いて驚くことなかれ。驚愕の3Aである。厳密には+ 12 V @ 3 A、-12 V @ 1 A、+5 V @ 1 A。全体として、Mantisよりも多い。+5 V @ 1 Aって、まず心配ない(笑)。以前、「ベリンガーのシンセモジュール群は消費電力が大きすぎてラックには組み込めない」と書いたが、しっかりと対策されていたようだ(というかMantis以下略)。ノイズの心配なんかも、ここ数年のベリ製品を見てる限り無縁なのではなかろうか? 文句ナシ。100点。

奥行きは40 mmと62 mm。非常に微妙。40 mmだと入らない製品が多々出てくる。メジャーどころであるDoepferが結構死亡する。以前触れたA-111-6も死亡である(50.5 mm)。横幅の狭いモジュールも(基盤が縦だから)死亡する。まぁ、最近のトレンドでもあるし、そもそも持ち運び用途なのだろう。

 見た目も問題ないんじゃないかな。個人的には持ち運ぶことはないし、部屋置きという観点から、Doepferのずんぐりむっくりした「いかにも」な感じが好きではあるのだが、まぁ実用性を考えたらこっちのほうが理にはかなっている。大した問題ではない。

 値段も安いことが予想される。が、そんなに安くもないんじゃないかとも予想する。まぁ、ボッタクリまくっていた他社のケース群と比べれば天と地の差であることは言うまでもない。
 初学者にとって、まず何よりも最初に問題となる部分が、ケースの値段である。まず、いままでのが高すぎた。ケースを買うのにモジュールいくつ分の金を支払わねばならなぬのか。モジュラーシンセに興味があったとしても、その時点であきらめてしまったという初学者が、いままで何人いたであろうか。このケ-スは、そんな者たちにとっての希望となりえる。ケースを買うのに浮いたお金でモジュールを2~3個買えば、それでもう立派なモジュラーシンセシステムの完成である。サイズに困ることも、電源に困ることもない。千里の道も一歩から。さぁ、沼の住民n(検閲済み

 結論。買いまぁす!
 おわり。

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