ゆう(静かな温泉旅)
程よい温泉と、癖になる静けさの温泉と
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程よい温泉と、癖になる静けさの温泉と

ゆう(静かな温泉旅)

これまで自分が繰り返し足を運んできた温泉について、読み物風にまとめてみたテキストを、これから少しずつ公開していこうと考えています。

1つ目は、長野県は上田市の「鹿教湯温泉」「霊泉寺温泉」について書いてみました。

よろしければ、お付き合いください。

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まずはじめに

上田市は、長野県内で3番目に人口の多い都市です。

1番目に人口が多いのは、県庁所在地の長野市。

観光客目線では善光寺や戸隠神社などが有名で、スノーモンキーで知られる湯田中渋温泉郷の玄関口でもあります。

2番目は松本市。

国宝の松本城と城下町の古い町並みだったり、北アルプスや上高地などの山々があります。

その次が上田市ですが、個人的にはここ上田市に訪れている回数が一番多かったりします・・・何故でしょうか。

まず、上田のある東信地方は首都圏から近くて、首都圏在住の自分にとって行きやすい距離感だ、というのがあります。

東京駅から上田駅まで、北陸新幹線で約1時間半。

また、上田の町の適度な規模が大きすぎず、小さすぎずで、旅行で訪れていると、何となく落ち着くんですよね。

自分がひとり旅をするので、賑やかすぎる町は、あまり好きになれず。

そして最後に、自分の好みの温泉が多いこと。

ゆっくり浸かっていられる温度の温泉だったり、比較的静かな温泉地だったり。

上田の居酒屋でひとり飲んでいて、カウンターでお隣にいた地元の方に、どうして上田に観光に来るの? と聞かれたことがあります。

その時も「いい温泉が多いからですかねぇ・・・」と答えたのを覚えており。

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では、上田市にはどんな温泉があるのでしょう?

まず有名なのは「信州の鎌倉」こと、別所温泉。

上田駅からローカル電車にのんびり乗って30分ほど、終点で降りると、古くからのお寺が多く残る温泉街があります。

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そして、別所温泉から少し西に行った山の中に静かに広がる、鹿教湯温泉。

程よいにぎわい、大きさ、お湯の温度。「程よい」の揃う温泉地。

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鹿教湯温泉の少し手前には、霊泉寺温泉という温泉もあります。

こちらはとてもひっそりしていて、秘湯の雰囲気。

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また、上田市外になりますが、上田市のお隣、青木村には田沢温泉、沓掛温泉。

千曲川に沿って少し下った先の千曲市には、戸倉上山田温泉があります。

それらの温泉に何度か泊まってきましたが、今回は、その中でも最も多く訪れている鹿教湯温泉・霊泉寺温泉のことを書いていこうというわけです。

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鹿教湯温泉へ

鹿教湯温泉、という温泉の名前を知ったのは、まだ自分が大学生だった頃のこと。

大学で国内旅行に関する授業を取っていて、そのテキストに出てきた、鹿教湯という文字・・・しかおしえゆ?

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大きな教室の遠くの教壇で先生が「かけゆおんせん、と読みます。」と読み上げ、その名前を知った次第。

かけゆおんせん。

授業の中身はあいにく記憶に残らなかったものの、頭の片隅にはこの固有名詞が残っていたようです。

やがて大学を卒業して会社員になり。

もともとひとり旅好きだったのですが、ひとりで温泉宿に泊まる良さを知ったのは、社会人になって何年目かの夏のこと。

いくつかの温泉にひとりで泊まり、そうだ、あの鹿教湯温泉へも行ってみようと思い立ったのです。

夏が終わり、とある年の10月の3連休。

新宿のバスターミナルから松本行きの高速バスに乗りました。

電車やバスで鹿教湯温泉へ行くメインルートは、北陸新幹線の上田駅から路線バス、というものです。
当時はそれを知らず、この時は松本から鹿教湯温泉を目指したのでした。

ただ、鹿教湯温泉へは上田からも松本からも行けるというのは、メリットだと思います。

新宿を出た高速バスはすぐに首都高速道路に入り、そのまま中央自動車道へと入っていきます。

首都高速道路はカーブも多く道もゴツゴツしているので、バスもよく揺れるのですが、中央自動車道に入ると揺れがなくなり。

それで、ああ中央自動車道に入ったな、と分かったりするものです。

やがて道路が渋滞し始めました。

3連休ということで、首都圏から山梨県・長野県方面へ向かう車も多いのです。

しばしの間、渋滞とのお付き合いが続き。

渋滞をようやく抜けたものの、大きな遅れは取り戻せず。

バスは2時間ほどの遅れで松本インターを降りたのでした。

松本インターから、バスを乗り換える予定の松本バスターミナルまではあと少しのところです。

遅れを見込んで、次に乗る鹿教湯温泉行きのバスの出発まで、時間に余裕を持たせていました。

何とか間に合えばな・・・と思っていたら、バスターミナルに着いたとき、鹿教湯温泉行きのバスはもう出た後。

高速バスの中で気持ちだけ少し焦ったりもしましたが、なすすべなく、ということでした。

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次の鹿教湯温泉行きのバスは2時間ほど後なので、松本市街を少し観光しました。

やはり松本と言えば国宝の松本城。

この日はちょうど「そば祭り」がやっていて、松本城の公園はかなり混雑していました。

人でごった返す松本城を遠目に眺めてからバスターミナルへと戻り、次の鹿教湯温泉行きのバスに乗ります。

こちらはとても空いていました。

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昼下がりに鹿教湯温泉に着くはずが、夕方の少し前にチェックイン。

案内されたお部屋には、既に布団が敷いてありました。

早い時間帯からチェックインできるプランだったのですが、遅れてしまってもったいなかったな、と、まだそんなことばかり考えてしまう。

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部屋に荷物を置いて、それでもまずは温泉へ。

お風呂場はちょうど誰もいないタイミングで、無色透明のお湯は熱すぎず。

遠くには他の旅館と、その向こうに山が見えます。

連休なのに静かなお風呂の時間。ここで少し落ち着きました。

お風呂の後、まだ明るいうちに、少し散歩をしてみました。

鹿教湯、という名前の由来は、鹿が温泉に入っていたのを猟師が発見した、というのが由来なのだそうです。

ということで、鹿が教えてくれたお湯。それにちなんで、温泉街のあちこちに鹿さんがいる。

本物の鹿さんは山奥にいるようで会えなかったものの、街灯にも、マンホールにも、橋にも。

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温泉街は、山を背にして大きな病院がどしんと構えていて、その周辺に、和菓子屋さん、喫茶店、酒屋さん、そば屋さん等々、お店が集まっています。

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そんなお店を背に歩いていくと、飲泉所がありました。コップが置かれていて、温泉を飲めるようになっています。

飲んでみるとほんのり暖かく、かすかな塩気。

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階段を下りていくと川があり、屋根のある橋がかかっています。

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橋を渡って反対側に出て、階段を上っていくと、文殊堂。

築300年ほどという、古い建物です。

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ここでお参りをして、脇に続く細い道を歩いていき、また別な橋を渡って温泉街へと戻ってきました。

見上げると「静かに御通行ください」の標識が。

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散策する道の多い温泉街です。

後日、晴れた日の平日に再訪したときには、病院の患者さんがスタッフの方と散歩をしていました。

そうしてふらり、宿へと戻ります。

夕食はお部屋で。山間ですが、この地域ならではの鯉料理や信州サーモンが出てきたり。

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お酒もちょっといただきました。

地元上田やその近隣の地酒や、そば焼酎、お隣の東御市(とうみし)の地ビール等々。

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そんな食事を終えて、窓の外、夜の鹿教湯温泉は静か。

お風呂にまた入り、いつもより早く眠ったのでした。

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翌朝、チェックアウトして朝のコーヒーを飲んでから、松本行きのバスに乗ります。

バスは温泉街を抜け、山の間に入っていきます。

高い橋を渡って、三才山(みさやま)トンネルを抜け、急な坂を下っていき、松本平へ戻ってきました。

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3か月後、寒くなってから鹿教湯温泉に再訪しています。

今度は上田から入りました。

温泉街に早く着いて、そば屋さんでくるみそばをいただき、チェックイン。

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鹿教湯温泉のある東信地方は山の中なのでそれなりに寒いのですが、雪はさほど多く降らないところで、冬でもあちこち散策することもできました。

夜になり、暗くなってから温泉街に出てみると、氷灯篭がきれいに並んでいました。

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それ以降も、1~2年に1度のペースで鹿教湯温泉へは足を運んでいます。

初訪問から10年以上が経ち、程よい温泉街はあまり変わっていないものの、ところどころ新しいお店や建物ができていたり。

近年では夜の居酒屋さんもできたので、夕食の後にもう少し飲みたいな、というときの選択肢が増えました。

あるときは上田市の信州ワインを片手に、なめ茸をつまんでみたり。

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また、同じく何年か前のこと、コンビニエンスストアもできました。

場所的には温泉街の外れなので、夜に歩いて行くのはちょっと大変かもしれませんが。

時代が流れていく中で、基本的なところは変わらないまま、少しずつ新しいものが入ってくる、それくらいが程よいのかもしれません。

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霊泉寺温泉

初めて鹿教湯温泉に行った翌年、また上田市近辺の温泉に泊まりに行きました。

予約したのは、鹿教湯温泉の少し東側にある「霊泉寺温泉」。

霊泉寺温泉を知ったきっかけは、温泉好きの方のウェブサイトを見て。

霊泉寺温泉にある共同浴場の鄙びた感じがいい、というのを書いている人が多かったのです。

温泉旅を始めた初期の頃は、暇さえあれば、ネット上の温泉の情報ばっかり見ていたので・・・。

この当時(2007年ごろ)、霊泉寺温泉に宿泊した体験談はあまりネット上にはありませんでした。

それでも、ひとりで泊まれる宿もある、との情報をネットで見つけ、電話で予約してみました。

今でこそ、霊泉寺温泉のいくつかの宿はネットから予約できるものの、当時はネットで予約できない宿ばかりだったのです。

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晴れた夏の終わり、このときは2泊3日の旅にしました。

霊泉寺温泉は2泊目で、前の日は、お隣の青木村にある田沢温泉にあるレトロな宿に1泊しました。

チェックアウトしてバスに乗り、上田市に戻ります。

この日は地元のローカル線「上田電鉄」に乗り、「丸子駅」という駅からバスに乗り換えて、霊泉寺温泉を目指す、という計画。

ところが何を間違えていたのか「丸子駅」という名前の電車の駅はなかったのです。

一方で、丸子駅前、というバス停はあり。

後で知ったのですが、昭和40年代まで、上田駅から「丸子駅」までの鉄道が走っていたそうです。

その「丸子駅」の跡地に「丸子駅前」というバス停が今も残っている、というわけで。

もちろん21世紀になった今では、電車で「丸子駅」へは行けません。

間が悪く、上田電鉄の駅に着いてから「丸子駅」がない、ということに気づきました。

ちょっと慌てて携帯電話で調べたところ、途中にある「下之郷」という駅から、霊泉寺温泉方面に行くバスに乗れるようです。

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下之郷駅で降りて、バス停の時刻表を見ると、バスは1日2本のみで、次のバスは3時間後という・・・。

ただ、脇に他のバスが止まっているのを見つけました。

行き先を見ると、どうやらそのバスは例の「丸子駅」方面に行くバスでした。思い付きで乗ってしまいます。

さて本当に着けるのかどうか、ちょっと不安になりつつも、バスは工場などがあるエリアを通り、丸子へと。

窓から見える丸子の町はお店も多く、なかなか大きな町のよう。

丸子町はいわゆる「平成の大合併」で上田市と合併して、現在は上田市になっています。

鹿教湯温泉や霊泉寺温泉も以前は丸子町で、丸子温泉郷、とも呼ばれています。

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さて着いた「丸子駅」。

「駅前」にはバスのロータリーがあり、大きなスーパーがあります。

駅らしいたたずまいが残っていると言えば、まあそうかもな・・・と。

次のバスの時間を見ると、2時間半後になるようです。

さてどうしようかな、と思っていると、すぐそばにタクシーの営業所を見つけました。

霊泉寺温泉まで行きたい旨を伝えて、乗せてもらうことに。

女性の運転手さんの運転で、霊泉寺温泉についての話を聞きつつ向かいます。

「霊泉寺温泉はいいお湯って評判ですよ、何もない、本当に秘湯、という感じの場所です」

「何か食べ物とかお酒とか買いました? 温泉にお店はないですよ」

タクシーはバスより早いスピードで走ります、メーターも上がっていき、もちろんバスの運賃とは比較にならない金額に。

着くころには運賃はいくらになるんだろうと怖くなり、国道沿いにある霊泉寺温泉の入口でタクシーを降ろしてもらいました。

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ここは「宮沢」という名前のバス停で、バス停には「霊泉寺入口」とも書かれています。

ここから霊泉寺温泉までは、細い道を歩いて2キロほど。

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初訪問のときは知らずに歩いたのですが、宿泊する宿に電話をかければ、国道わきまでお迎えに来てくださいます。

宿に送迎依頼をする専用の電話機まで置いてあり。

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田んぼの脇、小川に沿ってゆるい坂を登っていきます。

時折車とすれ違う。なかなか狭い道。

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20分くらい歩き、この先本当に温泉なんてあるんかいなと少し不安になりつつ進んでいくと、老人ホームがあり、その先にお寺が見えてきました。

ここが「霊泉寺」。

平安時代の終わり頃、平家の武士が見つけた温泉で、彼がこの地に霊泉寺というお寺を建てた、というのが、霊泉寺温泉の由来だと言います。

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その奥に、数件の古びた旅館と共同浴場がありました。

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予約していた宿は奥の方にあり、玄関に入ります。

おっしゃっていただければ迎えに行きましたのに、と言われ、階段を上って2階のお部屋へ案内されました。

こじんまりした4畳半に和室。すでに布団が敷いてあります。

お風呂は階段を上って3階。

平日の宿泊だったからでしょうか、お客さんは他にいなかったようです。

少しぬるめの温泉、貸切状態でじっくり入れました。

部屋に戻ります。

霊泉寺温泉に来て思ったのは、音がしないな、ということ。ひっそりとしています。

後日のこと、帰ってきてから少し経つと、この静けさの中にまた身を置きたくなって、また霊泉寺温泉に泊まりに行く・・・

そんなことが何度かありました。

2度目以降、霊泉寺温泉に泊まったのはそれぞれ別の季節でした。

季節が変わっても年が過ぎても、霊泉寺温泉が静かなことには変わりなく。

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さて、宿のお部屋から時折聞こえてくる音と言えば、お隣にある共同浴場から、誰かがお湯を流す、ざっぱーん、とか、洗面器が置かれる、からん、とか。

他にすることもないので、宿を出てその共同浴場に行ってみました。

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地元の人がくつろぐ共同浴場。

洗面器はありますが、シャンプーやせっけんはありません。皆さん自宅から持ってくるのでしょう。

じっくりかけ湯をして、入らせていただきました。宿のお湯よりは少し温度が高めでした。

お風呂上りにまた散歩して、チェックインの前に通り過ぎた「霊泉寺」を見てみます。

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ひっそりしていて、誰かいるのだろうか、とも思うのですが、庭はきれいで、きっと大切に保たれているのだろうな、と。

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旅館がある建物の裏手にある小川に沿って歩いていきます。

タクシーの運転手さんが言った通りで、お店が見当たりません。

おそらく酒屋さんだったと思われる建物、看板が残っているもと診療所、放置された廃車や、人が住んでいなさそうな家などが並んでいました。

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後で宿の方に聞いたのですが、鹿教湯温泉に大きな病院ができて、人の賑わいは鹿教湯温泉に移ったそうです。

以前はそれなりに賑わっていたようですね。

さて、宿に戻ってきました。

夕食まではまだ時間があるので、宿の玄関わきで新聞を読んでいると、宿の方が、こちらもどうぞ、と、本棚を教えてくださいました。

何冊か手に取って、部屋に戻ってパラパラ本をめくっているうちに、夕食の時間になります。

お部屋にお膳で運ばれてきました。

山菜の類が多めの素朴な和食ですが、秋になるとマツタケが出てきたりします。

このあたりの山ではよく取れるのだそうで。

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春にはふきのとうの天ぷらが出てきたことも。

食事をいただいてまたひと風呂。他にすることもないのです。

まあ、初めて霊泉寺温泉に訪れたのは2007年のこと、当時の自分はスマホも持っていませんでした。

今だったら、スマホをいじったりしながら時間をつぶすのかな・・・

スマホのない時代の静かな夜はそうして更けていきます。

さて、翌朝。

静けさの中で、くしゃくしゃの頭と浴衣を適当に整えてから部屋を出て、朝風呂をひとり楽しんできました。

部屋に戻ると宿の方が来られて、お茶の急須とポットとを交換してくださいます。

電気ポットではないので、昨日のお湯はぬるくなっているわけです。

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やがて、下の方からみそ汁の匂いと、炊き立てのご飯の匂い。お腹が空いてきました。

朝食もお部屋でいただきます。お米は自家製とのことでした。

朝から完食してお腹いっぱいになり、またお風呂に入ってから、チェックアウト。

せっかく近くに来たので、鹿教湯温泉に立ち寄ってみました。

秘湯と言える霊泉寺温泉に泊まってきた後で訪れた鹿教湯温泉は、都会のようだ、とは言わないまでも、大きな町に感じられました。

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その後

鹿教湯温泉は、自分にとっては「程よく良い温泉」で、その後も何度か泊まりに行っています。ひとりだけではなく、家族と泊まったことも。

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鹿教湯温泉には10年以上通っていますが、再訪したとき、温泉街の中に小さな変化を見つけられることがあります。

建て替えられた建物や、新しいお店など。

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でも、温泉街の雰囲気など、基本的なところはあまり変わっていないようです。

旅行者のわがままですが、ガラッと変わるのも、時が止まったかのような感じも寂しい。

なので鹿教湯温泉は、変わるスピードが「程よく」ていいなと思ったり。

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一方の霊泉寺温泉は、お店もなく、それこそ時が止まったような静かなところ。

ですが、一度出かけて、その静けさにまた会いたくなり、これまた繰り返し止まっています。

クセになる、とでもいうのでしょうか。

秘湯好きな方にはおすすめだと思いますし、ひとり旅に向いていると思います。

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霊泉寺温泉に家族で泊まったことはないのですが、家族旅行の途中に日帰り入浴をしたことがあります。

その時、いわゆる行楽シーズンに行ったのですが、それを感じさせない、いつもの静かな霊泉寺温泉でした。

お風呂も貸切状態、家族で楽しむことができたくらいです。

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これまで、鹿教湯温泉と霊泉寺温泉には合計10回以上泊まってきました。

2泊3日にして、鹿教湯温泉と霊泉寺温泉とに1泊ずつしたことも。お互いの距離は6キロほどで、そこまで遠くはありません。
(その時は歩きましたが、歩くには遠いです)

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鹿教湯温泉もしくは霊泉寺温泉に1泊、近隣の温泉にもう1泊、という2泊3日の温泉旅も何度かしたことがあります。

このテキストで書いたように、青木村の温泉に泊まった翌日に霊泉寺温泉に泊まったりとか。

あるいは、戸倉上山田温泉や別所温泉と一緒に、とか。

比較的狭い地域の中を2泊、というのは、行程にゆとりが出るのと、違う宿に1泊ずつできるので、これまたおすすめ。

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さて最後になりますが、このテキストを書いたのは2019年の秋のこと。

台風19号が上田市を襲い、千曲川が氾濫するなどして大きな被害が出たところです。

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鹿教湯温泉・霊泉寺温泉も、台風の直後は停電や道路の陥没などの被害が出ましたが、さいわい、これを書いている時点では完全に復旧した模様です。

もしかしたら、鹿教湯温泉・霊泉寺温泉を訪れるお客さんも減ってしまったかもしれません。

早く元に戻ることを祈りつつ、自分も次の訪問機会をうかがっています。

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Information

鹿教湯温泉:

JR北陸新幹線「上田」駅から千曲バス鹿教湯線に乗り「鹿教湯温泉」バス停下車。

東京駅からは、約3時間ほどの旅です。

山を挟んで反対側、JR線「松本」駅からも、少ないながらも路線バスが出ています。

名古屋・大阪方面からであれば、松本経由が便利そうです。

旅館の数は大小さまざま、20軒ほど。

霊泉寺温泉:

JR北陸新幹線「上田」駅から千曲バス鹿教湯線に乗り「宮沢(霊泉寺入口)」バス停下車。

宿泊の方は、バス停から宿まで送迎があります。

東京駅からは、鹿教湯温泉と同じく、約3時間ほど。

旅館の数は4件。(2019年現在)

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ゆう(静かな温泉旅)

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。 今後も静かな温泉旅をしつつ、noteを書いていければと思います。 サポートいただけたら嬉しいです。 (いただいたお気持ちは、旅先で使わせていただきます)

ゆう(静かな温泉旅)
ひとりふらり、主に北関東・甲信越にある温泉宿に泊まり、静かに過ごすのが好きです。 そんな静かな温泉旅について、これまでブログ( https://www.onsen-oh-yu.com )に綴ってきましたが、ここnoteでも、似てるようで似てない視線で書いてみようと思います。