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#96. 【書店訪問記】TUG BOOKS(香川県小豆郡土庄町)

2022年8月に瀬戸内海の小豆島で開店した、おしゃれで小さな本屋さん、TUG BOOKS


高松からなら高速艇で約35分。
岡山からならフェリーで約70分。
小豆島の土庄港に降り立ちます。

こちらの船に乗って、いざ小豆島へ!
小豆島の土庄港へ到着!

さすがオリーブの島、小豆島。
島へ降り立つとオリーブの木がたくさん植えられています。
風に揺れる葉が、涼しげです。

TUG BOOKSへは土庄港から歩いて30分ほどです。


汗ばむ陽気の島散歩。

町の指定文化財になっている富丘八幡神社の桟敷。壮大な景色です。

ここを右に曲がって少し歩くと、TUG BOOKSは見えてきます。


築60年ほどの民家をリノベーションした本屋さんです。

店主の田山さんはお若くとても爽やかな方で、気持ちよくお話を聴いてもらえます。
小豆島に本屋さんを開くことになった経緯などを聞かせてくださいました。

素敵なストーリーです。


木を基調とした落ち着く店内。
大きな窓から見える島の景色が印象的です。


店内にはカウンターとテーブル席があり、ドリンクメニューも用意されています。

アイスコーヒーを飲みながら、購入した書籍『夏葉社日記』を読みました。

TUG BOOKSでは、いわゆる一般的な「まちの本屋さん」では手に入らないであろう本が多く、選書が素敵です。

話題の新刊もありますが、専門書や人文書、リトルプレスやZINE(自主制作本)などの取り扱いが多くあります。

小豆島という離島でこのような選書の本屋さんがあることは、一般的な書店で手に入らない本をカバーできる存在としてとても意味のあることだと思います。

島民の憩いの場として、コーヒーを片手に語り合う人々。
一般的な書店がカバーできない書籍を求めに来る人々。

離島の個人書店の存在意義を感じられます。


ちなみに、お店から徒歩1分でこの景色に出逢えます。

お店で購入した本を、穏やかな瀬戸内海を見ながら読むなんていう体験もできますよ!
(まだ残暑が厳しいので、もう少し遅い時期がいいですね。汗)


書店情報
TUG BOOKS
香川県小豆郡土庄町淵崎甲1926

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