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【体験談】二人目不妊?と思ったときに行ったこと

はじめに

あなたは、「二人目不妊」という言葉をご存知でしょうか?

一人目を自然に妊娠・出産後、二人目の妊娠を希望しているのにも関わらず、半年以上妊娠できない状態を二人目不妊と呼びます。
過去に妊娠や出産経験はあるものの、それ以降妊娠できない状態を「続発性不妊」とも呼びます。
二人目不妊の特徴としては、
・一人目は自然妊娠している
・不妊の基本的な検査をしても異常が見当たらない
といったことが挙げられます。

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二人目不妊になってしまう原因と対策とは?

このように一人目は無事妊娠・出産ができても、思うように二人目の妊娠がなかなかできない。というような状況をいいます。

私は現在、息子(長男:小2)と娘(3歳)がいます。
もともと、本当は3歳差程度で二人目ができたらなぁ。と漠然と思っていたのですが、全くそうなるはずもなく…。年の差は開いていくばかり。
私の方は、婦人科などで検査はしていましたが、なかなか夫が検査に行けずモヤモヤした時期もありました。

その後、一度妊娠するも流産を経験しさらに落ち込んでいた時期も。
今回は、マインド部分をメインとして行った内容にはなりますが少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。


〈このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です〉


1)水子供養とお祓いへ

これは単純に心の整理になります。私は二人目の妊活中、一度流産を経験しており当時は心の整理ができませんでした。しばらく涙腺が脆く、看護師として子どもも看ていたのでさらに心が締め付けられるような想いを感じながら仕事をしていたんですね。
あまりにも辛すぎて、霊視療法のような類のものに騙されそうになったほど。。

なので、体調が落ち着いた頃合いをみて水子供養とお祓いをしに行きました。
当時の子が流れてしまったからこそ今の娘と出会っていますが、流れた子がもし成長していたらどんな子に育ったのかなぁとたまに想像することがあります。


2)心身をゆっくり休ませる

しばらくは、つい無意識で自分を責めてしまったり涙が止まらなくなったりすることがありました。仕方ない出来事とはいえ、心と身体にはストレスで負荷が常にかかった状態です。このような状態ではそもそもメンタル的に厳しいです。

そのため、私はしばらく心身を休ませることにしました。
休みの日はずっと眠ったり、ゴロゴロしたり。元々インドアなところもあるので、あえて人の集まる場所には行かずゆっくりと自宅で過ごすことを心がけました。
二人目を…という無意識のプレッシャーもあったのかもしれません。

そのためプレッシャーは気負わないように気をつけて、まずはゆっくり休むことを心がけました。


3)妊活以前に、体調の基本を整える

妊活中だから整える。というわけではなく、そもそも「自分自身の健康のためにも体調を整える」という考えかたにシフトしました。妊活ベースで考えての行動だと、無理をしてしまう部分や「〜しなければならない」という思いに縛られてしまうこともあるからです。
あくまで基本的な、体調管理を基本として自分が「休む」「整える」ベースで考えることにしました。疲れたからしっかり休養をとる。気分転換にお出かけしてマインドを調整する。というような考えかたです。このような基本も、普段はついつい自己犠牲をしてしまいがちでした。自分のことを大事にする。見失いがちな部分をあらためて見つめ直すきっかけになりました。


4)夫婦でも今後のことを話しあった

「理想は二人…」と夫婦で思って始めた妊活。私たち夫婦の場合は、ゆるく始めた妊活ではありますが約一年程度は経過していました。そして流産という結果。
私も精神的に落ち込んでいましたが、想像以上に夫のメンタルが落ちていました。
一人目の時には多少のトラブルはありましたが比較的順調に出産できたので、このような結果になると思っていなかったのでしょう。
私が落ち込みたかったのに、私以上に落ち込んでいる様子を見て「このまま妊活の継続はできないな」と思いました。なので、お互いに今後の家族計画について話し合いを行ったんですね。

その結果、できたら二人目は欲しいけどそこまで必死にもなれない。自然の流れに任せて、できなくてもそれで仕方ないとする。不妊治療まではやらない。という話し合いの結果になりました。夫は私よりそういうのに敏感な部分があり、流産をきっかけに色々としんどくなったそうです。その様子は本人の様子を見て、私自身も感じていました。なので「それはそれで仕方ないし、まぁいいか」というような気持ちにもなりました。私自身、当時は仕事の状況も多忙でストレスフルな状態だったので妊活がうまくいくとも思えなかったんですね。最悪二人目が出来なくても、息子を愛せればいい。と思いをシフトするようにしました。
元々、親がいなくなった場合のことも考えて「二人がいい」と思っていたこともあり、息子一人の場合には今後の未来計画を考えていくことも視野に入れることにしました。


5)その6か月後、あっさり妊娠

その後、以前よりさらにゆるめの妊活を再開しましたが、それも「そろそろやめようか」という話をされました。夫はそれから、ゆる活すらもプレッシャーになっていたようです。なので、私もそれを了承しました。なので夫のメンタル的にも、本格的に二人目は諦めよう。と決め始めていて、気分転換に二人目のために考えていたお金も使い始めた矢先…あっさり妊娠しました。
二人目あるあるなのかも知れませんが、二人目の妊活に対する考えかたを改めた頃にすんなり妊娠し、流産することもなく出産まで行うことができました。
その子が今、3歳の娘になります。


妊活を振り返って

二人目の妊活を始めて、約2年(大まかに言って)の妊娠でした。期間でいうと短い期間ですし、本格的な不妊治療も行っていません。妊活を始めて二人目を授かることができました。しかし、この先が見えない状態が続いていたら正直頑張れなかったのではないかと思います。夫婦で話し合いを持ちながら、たまたま授かるタイミングまで頑張れただけだとも思います。
妊活はとてもデリケートな問題で、お互いの心と身体も深く関わってきます。でも、だからこそ夫婦でしっかりと話し合いの場を持ちつつ協力して行うことが必要だと感じました。
私の経験はあくまで個人的な内容ではありますが、少しでも同じ悩みで悩んでいる方の参考になれば幸いです。



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