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発達障害の子が自然とありがとうと言えないのはなぜ?|「言わされてる」感

おはようございます。今日から4月ですね。

ぬぐい去れない「言わされてる」感


よく発達障害児(者)で「ありがとう」って言わされてる感があるので言いたくない(言わない)という話を聞きます。

我が家の発達障害児10歳も「言わされてるみたいでいやだ」と言います。私は障害が分かった時点で「ありがとう」「ごめんなさい」は言えるようにしようと思いました。

だって、今後、ヘルパーさんを含め、人のお世話になる機会はとても多い人生になるだろうと思うんです。その時に「ありがとう」「ごめんなさい」と言えるのと言えないのでは生きづらさが違うだろうと思います。

やはり感謝はされたい支援者の本音

私は老人介護・障害者介護のどちらの支援者さんの取材もしていますが
幸せそうと感じるエピソードを聞けるのは、圧倒的に老人介護の支援者さんたちからなんです。

「仕事だけどありがとうって言われると嬉しい」というのが支援者さんの本音で、産まれついて障害のある人よりも、健常者として生活してきた年数が長いご老人の方がよく口にするらしいのですね。

障害特性とは分かるけど「当たり前」って思われるのはつらい

発達障害の場合、コミュニケーションが苦手だという特性だと理解しつつも
「やっぱりありがとうって言われたら嬉しい」というのが支援者さんの本音。

私は支援者ではない。ただの障害児の母。だけど母親だって「育児は当たり前にするけどやってくれて当たり前と思われるのは、つらい」と思います。
それは誰だって同じだと思うんですよ。
私はコンビニの店員も某家電量販店の営業もしたことがありますが、接客業でも「ありがとう」って言われるとすごく嬉しかったです。

想像力不足からか?

息子の話に戻すと私には「ありがとう」と言うけれど、他の人には言わないんですね。

私の場合、完全テレワークなので、息子は私が仕事をしている背中を見ています。記事の単価は分かりやすいらしく「ママが3本記事を書いたからこの〇〇が買える」と言うとイメージがしやすいようだ。

なので、「ありがとう」「ごめんなさい」が自然に出るには想像力を補う必要があるのでは?と思いました。

この数か月「このヘルパーさんはこんな仕事の合間に息子君を送ってくれている」というと「自分の送迎をしているだけではない」と分かるらしく「ありがたいね」という言葉が出るようになったのです。

新会社では「言わされている感のないありがとう」を言えるような事業を!

そこで想像力不足を補うために、色々な職業(特にヘルパーさんや両親)の人の一日イメージ動画を作る事業をしたいと考えています。

イメージはファンキーモンキーベイビーズのこんなPV

色々な事業をやっていきたいと考えています♪

こんなサービスや事業が欲しい!という方、アイディアをくださるとありがたいです。

では、今日はお休みの方もそうでない方も、ほどほぼ頑張っていきましょう!

田口ゆう



フリーランスなので応援してもらえるとありがたいです!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!