YuDaiichiro

柚 大一郎と言います。リクエストがあれば、ご遠慮なく申し付け下さい。

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マガジン

  • 巌窟王

  • 自然の観察(無料版)

  • 初等科国史(無料版)

  • 大語園 別界の部

    手塚治虫や水木しげるがネタ本として利用した「大語園(巌谷小波 著)」を投稿していきます。このマガジンでは、その中の「別界の部」を取り扱います。

  • お伽水滸伝

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「説話」大百科事典 大語園 分類目録

(随時更新) ※下線付きであれば、クリックしてリンク先でお読みいただけます。 諸神の部 (未着手) 諸仏の部 (未着手) 社寺の部 (未着手) 仏陀の部 (未着手) 帝王の部 (未着手) 僧侶の部 (未着手) 神仙の部 (未着手) 功力の部 (未着手) 別界の部 (未着手) 夢想の部 (未着手) 応報の部 (未着手) 怨霊の部 怪異の部 魔性の部 (未着手) 才芸の部 (未着手) 奇跡の部 (未着手) 勇力の部 (未着手) 人事の部 (未着

    • 日本民族伝説全集 京都・大阪・奈良篇(京都)

      花の都山ざくら匂ふあたりに朝な朝な たなびきわたる春霞かな(明治天皇) 春の野山を守りたもう女神佐保姫の恵み深く、うらら かなる日、霞の精白玉姫のさまよわれるあたりを見れ ば、都も鄙もおしなべて、春は、桜の花ならぬはありま せん。 桜よりまさる花なき花なれば あだし草木はものとやはみる(紀貫之) 貴な相に代って、ながく日本の国華として賞翫されるよ うになりました。まこと、牡丹や梅の伝来的な趣味であ るのに反し、桜は日本固有の花木、われわれはまた先天 的にこの花を愛する国民性

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      • 日本民族伝説全集 北陸篇(石川)

        加賀様の隠し道慶応開拓前の卯辰山と観音院 加賀の餌さし役の、江戸から金沢への通り路は、武蔵 十日向から、信濃国望月、麻績、池田、大町、飯盛から、 針の木峠を越えて越中国室堂に出る、そこからタンサイ 坂を経て、湯川、庄、福光、小股の道から加賀国二股に、 それから小袋、金沢に達するということで、この道が、 武蔵から加賀への早道ということで、一ぺんは通る路と、 宮原翁(『加賀の餌さし』筆者)の語った道は、もしや、 加賀様の隠し路というものではなかったか。 餌さしは、この道から金沢

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        • 日本民族伝説全集 北陸篇(福井)

          嫁威し谷肉附の而細呂木の御山(吉崎山)で、蓮如上人が、他力信心の教 えを説かれだしてからやがて三年、わかり易い言葉でお 導きくださるありがたさに、近在から参衆の老若ひきも さらず、名号称えにお参りする中に、十楽村与三次の寡 婦でお清というものがおりました。お清は、ちょうど その頃、夫ばかりか、二人の子供まで、次つぎに病にお かされ先立てたので、世を夢なみ、先立つ者の菩提をと むらい、せめて、未来は、こうした苦しみのない浄土に参 り、ともに楽しみを受けようものと、亡夫の命日を

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        「説話」大百科事典 大語園 分類目録

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        記事

          日々の科学 竹内時男

          日光のスペクトル(色帯) 硝子のプリズムに日光を当てると、こんなに綺麗な色彩が見えます。 実に光の不可思議は宇宙の不可思議です。光を研究することは、エ ネルギーを、進んでは宇宙の創生を説き明かすことで、更に人類の 文化を築いて行くことです。 エネルギーの科学人間の知識の及ぶかぎりの範囲では、どんな事柄で も、原因なくして起るものではありません。いかに小 さな出来事でも、それをひき起す原なしに起ることは ないのです。 大昔の未開人は、結果は原因を暗に示すものである と考へ

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          日々の科学 竹内時男

          少年科学者 竹内時男

          私たちは本を読んだり、字を書いたり、歌を歌つたりするほかに、まだ〴〵沢山の ことをしらなければなりません。道を歩いてゐても、また遊んでゐるときでも、私た ちはいろ〳〵のことを発見いたします。そして本を読むのとおなじやうに、いろいろ な珍らしいことや、面白いことを学ぶものです。けれど、私たちは見たり、聞いた することを、みんな一つにして覚えてゐたのでは何の役にもたちません。こゝで整理 して順序よく覚えてゐることが何より必要なことゝ思ひます。どんなにいろ〳〵のこ とを沢山にしつて

          少年科学者 竹内時男

          日本民族伝説全集 北陸篇(新潟)

          国上寺の酒顛童子西蒲原に有名な信濃川分水岐路のあたりから、西川に そうて上れば、左五千石、地蔵堂町、右島上村大字箋ガ 島、興野、砂子塚とつづく。むかし、信濃川が、国上村 を流れて、西川、島崎川の瀬が、岐れなかった時分には、 砂子塚にも、酒顛童子の産湯川が流れていて、揃毛の藪 を七巻半めぐっていたそうです。その頃、その川に棲ん でいた色黒の叔父魚には、頭に異様な瘤があり、懐孕の 婦人がこれを喰うと、産るるところの児かならず大悪の 盗賊となり、もし女児なれば、邪淫にしてかならず

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          日本民族伝説全集 北陸篇(新潟)

          日本民族伝説全集 北陸篇(富山)

          膳椀貸しの繩池能美郡簑谷村簑谷山の絶頂に、東西四五町、南北七八 町ばかりの池があります。池の水、藍のように、あおあお とたたえております。池の名を、繩池といって、毎年七 月十五日の夜には、この池の主の神蛇が、美しい女体の 姿に現じて、一夜、池の上で遊楽するというので、この 日一日だけの登山を禁じておりました。 いつの頃でしたか、この里の土民、豊作の祝事があっ し、村長はじめ、古い友など饗応しなければならない順 番に当りましたが、家が貧しくて、宴会用の器がありま せん。ある日

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          日本民族伝説全集 北陸篇(富山)

          シャーロック・ホームズ 江戸川乱歩 訳

          【随時更新】 リンク先で続きを読むことができます。 妖犬バスカヴィル家の伝説  或朝、朝、私達――シャーロック・ホームズと私――がベーカー街の彼の部屋でストーヴを囲み乍ら対座してゐる時、呼鈴がはげしく鳴つて、来客のあるのを告げた。  這入つて来た客は、鷲鼻の非常に背の高い、金縁眼鏡の奥に鏡く光る眼を持つた男であつた。 「失礼ですが、あなたがシャーロック・ホームズさんですね。そしてこの方は?――」 「いや、こちらは私の友人ウオトスン君です。ところであなたは?」 「い

          シャーロック・ホームズ 江戸川乱歩 訳

          初等科国史 二 橿原の宮居

           日向御三代ののちは、神武天皇の御代であります。雲間にそびえる高千穗の峯から、御惠みの風が吹きおろして、筑紫の民草は、よくなつきました。ただ、遠くはなれた東の方には、まだまだ、御惠みを知らないわるものがゐて、勢を張り、人々を苦しめてゐました。天皇は、「東の方には、靑山をめぐらした、國を治めるのによい土地があるといふ。都をうつしてわるものをしづめ、大神の御心を國中にひろめよう。」と仰せられ、皇兄五瀬命たちといろいろ御相談の上、陸海の精兵を引きつれて、勇ましく日向をおたちになりま

          初等科国史 二 橿原の宮居

          東洋口碑大全 巌谷 小波

          (随時更新) ※下線付きのタイトルは、クリックしてリンク先で読むことができます。 第一章 諸篇神篇 水蛭子 諸神降誕 火の神 涙の神 八雷神 尿の川 千引の岩神 日月神の誕生 保食神 日神月神 牛馬五穀の始 髯神の泣声 素盞嗚命の昇天 天の眞名井 天津罪 天之窟戶 千座置戶 御年神 出雲の祖神 木俣神 味鉏高彥根命 少彥名命 御室山 出石の乙女 献國 力競べ 杵築の宮 貴布禰の神 日の神 猿田彥 主福神 白山明

          東洋口碑大全 巌谷 小波

          「説話」大百科事典 大語園 諸神の部 目次

          (随時更新) ※下線があるタイトルは、クリックしてリンク先で読むことができます。 001 赤神と黒神 002 赤留比売命 003 秋葉の火神 004 阿文根の火神 005 漕阿明神 006 浅井比咩命 007 味鉏高彦根命 008 梓弓の橋 009 熱田は貴妃 010 熱田の賓客 011 安師比売神 012 穴八幡 013 粟島の神 014 淡路 015 天津罪 016 天之窟戸 017 天忍人命 018 天香山命 019 天富命 02

          「説話」大百科事典 大語園 諸神の部 目次

          「説話」大百科事典 大語園 怨霊の部 目次

          (随時更新) ※下線付きのタイトルは、クリックしてリンク先で読むことができます。 001 愛欲の燐火 002 悪願の女房 003 悪源太の霊 004 悪霊 005 安宅丸の亡魂 006 網焼き 007 綾鼓 008 幽鬼の援助 009 幽鬼の騙り 010 幽鬼の叫び 011 幽霊の片袖 012 幽霊の力 013 幽霊の子 014 幽霊爺 015 幽霊の祟 016 幽霊の団子買 017 幽霊寺 018 幽霊仏 019 幽霊問答 020 碇

          「説話」大百科事典 大語園 怨霊の部 目次

          「説話」大百科事典 大語園 雑の部 目次

          001 阿那律跋提 002 安禄山の誕生 003 遊女の涙壺 004 越智の始 005 洪水と人間 006 隠形の薬 007 女の生胆 008 海水の鹹味 009 孝行星 010 幸菊丸 011 片子の杓子 012 羯皷催花 013 上方言葉 014 雷と電 015 祈雨の石牛 016 奇怪な降雨術 017 帰処無き魂 018 吉備津の釜鳴 019 行供の中止 020 京の辻風 021 清盛と高野 022 金亀宝塔 023 口から白

          「説話」大百科事典 大語園 雑の部 目次

          「説話」大百科事典 大語園 引用書目一覧 【随時更新】

          あノ部 阿波の狸の話 天草伝説纂集 赤穂の史跡 阿弥陀寺縁起 蘆分船 吾妻むかし物語 秋篠寺縁起 天野政徳随筆 阿育塔記 愛染堂縁起 阿漕物語 晏子春秋 桜陰腐談 会津旧事雑考 阿州奇事雑話 東鑑 粟の落穂 赤染記 安国堂縁起 秋夜長物語 安楽寺縁起 安養寺縁起 雨錦 阿波伝説物語 いノ部 伊豆伝説集 因伯昔話 因果物語 逸話集 筱舎漫筆 因伯珍談 石見物語 伊勢参宮名所図会 犬著聞集 一話一語 異苑

          「説話」大百科事典 大語園 引用書目一覧 【随時更新】

          小泉丹 著 ラマルク動物哲学・ダーウィン種の起源

          動物哲学 001 一 序及び緒論 ラマルクは、この部分に相当に多くの頁数をあてて、本書の主想及び取扱っている問題の概要を説き、内容全般に亘って要旨を述べている。また進化に関する自説、即ちラマルクの法則と呼ばれるものを、序のうちに纏まった形で出している。 最も完全なものから最も不完全なるのに至るまでの動物の順列(セリー)を降るにつれて、動物の体制構造に現らわれている特殊な逓降(デグラダシオン)に当面しては、かくも確実で顕著な事実であり、立証されている事実が、何によって起っ

          小泉丹 著 ラマルク動物哲学・ダーウィン種の起源