「人に正しいことをいうときは、少し控えめに言うといい」 祖父が口癖のように言った言葉である。ここでいう「正しいこと」とは、正論を指す。題にある「反発」とは、「正論に対するもの」と限定したうえでの話である。 最近、私や私の周囲には沢山の変化がある。その変化には、心躍るものから重苦しいものまで、多様な色があるのだが、私はそれらの変化に接するたびに、ひたすらに心の深層を覗くように心掛けている。そうすれば大体(あくまでも大体)の原理は想像が(あくまでも想像だが)つくものである。
「転轍機」 最近、やけに頭から離れない単語がある。 「少年犯罪」「未成年」「善悪」「ポイント」「出会い」「選択」 これらの単語が、何故か頭から離れずにいる。 私が文字フェチであることは、恐らく間違いのないことだが、こんなことになったのは初めてだ。MIU404のおかげか、さて・・・。どうなっているのか。 しばらく思考を巡らせていると、ポイントという言葉に共通点を見出した。ポイントとは、鉄道の世界では「転轍機」を意味する言葉だ。 転轍機はその名の通り、今いる線路から