「仕事が遅い人」が早い人になるために必要なこと

皆さんは、仕事が早い方でしょうか。それとも遅い方でしょうか。今回はどうしても仕事に時間がかかってしまう人が素早く仕事をこなせるようになるポイントをご紹介ます。

なぜ仕事が遅いのか

仕事が遅い人がやりがちなことは、完成するまで一切に誰にも意見をもらわずに自力で突っ走る傾向があります。締め切りまで徹夜し、資料を揃え、これで完璧だと自信を持って提出するわけですが、期限ギリギリに資料を提出したのでは遅すぎます。

せっかく期限通りに提出したのに仕事が遅い人だと思われてしまいます。もちろん、新聞社やニュースなど鮮度が重要なものがギリギリまでの戦いとなりますが、今回は一般企業のお仕事とお考えください。

仕事が遅い人の問題点

さて、この問題点はどこにあるのでしょうか。

1.着手段階で大枠を作って方向性の確認をしていない
2.提出がギリギリで修正の時間がない

仕事が遅い人の特徴は事前に方向性の確認をせずに期限ギリギリの提出をするということです。最初に方向性を確認しないと、上司との考えにズレが生じます。いくら期限を守っても方向性の違う資料を出されても使い道がありません。

そうならないためにポイントは2つあります。

a.仕事をふられたらまずはその内容の大枠を作り、上司に確認しフィードバックをもらう。b.80%程度の完成で期限前にいったん提出する。の2つです。

仕事が早い人になるために

大枠を作って方向性の確認をする

仕事をふられたらまずはその内容の大枠を作り、上司に確認しフィードバックをもらうことで、仕事の方向性を確認することができます。

完成後に「できました!」と提出しても仕事の方向性がずれていたら、修正や最悪の場合やり直しが発生します。こうのようなミスマッチになる可能性を減らすためにも、大枠を作り、まずは上司に確認するようにしましょう。

80%程度の完成で期限前にいったん提出する

80%程度の完成で期限前にいったん提出するというのも大切です。人は完璧なもの、100%の完成度のものを作ろうと努力してしまいます。もちろん悪いことではないのですが、仕事を早く進めるなら、80%程度で期限よりも早く提出するようにしましょう。

期限ギリギリになって、中途半端なものを出すよりもマシです。期限より早く提出することで、フィードバックからの修正時間も確保でき、高品質な物が出来上がります。

「完成ですが意見をください」と見せれば上司進捗状況を確認でき安心できます。

方向性を意識して仕事を進める

たった2つのことを意識するだけで、仕事のスピードは劇的に早くなります。まずは大枠を作り、フィードバックをもらうように心がけてください。そして、80%程度の完成で一度提出してみましょう。80%程度なら修正も可能です。「これで完璧!」と思って出した資料を修正させられるよりもダメージが少なくてすみますし、仕事が早くなります。



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