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20代のころの話

昨日ナポリの男たちの生放送の「20代のうちにやっておいた方がいいこと」というトークテーマを聴いていて、自分の20代のころを何となく振り返っていました。

こんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

わたしは1988年生まれの30歳です。
山口大学を出て、社会に出たと思ったら挫折して作家を目指しはじめて、同人活動を開始して、ライターとして働き出して、「ドミトリーで夕食を」を電撃大賞に投稿したというのが20代のハイライトです。

小説は10代のころから書いていたので文章に日々を捧げる生活は変わらずでしたが、まわりに創作人がめちゃくちゃ増えたのが20代でした。文章を書く人はもちろん、絵描きや漫画家、演劇人、音楽家など、大学の友人やインターネットの仲間たちは過半数がクリエイターです。

noteのエッセイでも再三言っているのですが、村谷由香里という人間自体はズバ抜けた面白さや才能に欠けます。どちらかというと凡庸で、周囲の愉快な人々があってはじめて光ることができる惑星タイプの人間です。太陽にはなれない。

アリオトの冊子が完全にそれを体現しているし、ツイッターの「#由香里さんが死んでいる」も良い例だと思います。
小説もそうです。
周囲の誰かのために書いたものや、誰かをモデルに書いたものがあまりに多く、わたしはひとりでものづくりができないことに、たびたび気づかされます。自分が凡才であることが唐突に悲しくなることもありますが、まあわたしはこれで良いかとも思います。

20代のうちにやっておけば良かったことは山ほどあるんですが(勉強したり本読んだりね)、アウトプットに関してまるで後悔がないのは、縁に恵まれていたからだろうと思います。
村谷由香里は周囲があってこそ成り立つコンテンツだな〜と20代振り返って改めて実感しました。ありがたいお話です。30代もたくさん友達ができたらいいなと思います。

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